パラリンピックとおすぎとピーコ

この写真　何がどう違うか分かるかい？

今朝の番組を見たら　おれの大嫌いなピーコが出ていた。

ファッション何とか…と言う肩書きらしいよな。
色々な女性が出てきて　その服装について文句を言う。
出る子達は　それなりのファッションをしている　と　おれは思っている。
この馬鹿は「何よ　あんたのカッコォ～～～！」と言い　周りに居る出演者も笑うか苦笑い。
ＴＶを見ている　あんた達も笑うんだろう？
別な番組では　他の出演者が話しているのに　漫才でもやるかのようにツッコム。
ファッションで文句を言うなら　お前が毎日の様に着ている　その真っ黒な服を何とかしろよ！と言いたい。

が…今朝の小倉さんが出ている番組を　たまたま見たんだ。
おれの大嫌いなピーコが出ていた。
直ぐにチャンネルを　別な所に回そうとした。
そしたら　今までヘラヘラしていたピーコが　急に涙ながらコメントをし始めた。
何の事かと言うと「パラリンピック」が　映像で流れたんだ。
確かこんな事を言ってた。
「五体満足な人が頑張らないで　こう言う不自由な人が一生懸命頑張っている」と　涙ながら話してた。
勘違いするなよ。
おれはピーコを　嫌いだの馬鹿だの書いているけど　キャラが嫌いなだけだ。
人間の持っている優しさまで　いくら何でも　おれは否定はしないから。

「パラリンピック」では　日本の選手が大活躍している。
アルペン競技は見応えが有った。
家にも「おんちゃん」と言う　おれより年上の男が　障害を持っている。
右腕が　肘の所から無い。
それ以外は何でも無い　普通の人間だ。
自分の出来る事　出来ない事が分かっているから　掃除・洗濯・買い物は毎日やっている。
おれが料理　計算…とかだ。
「自分の出来る事」を「一生懸命やる」と言う事が　一番大事で大切な事じゃあないだろうか。
それは　健常者でも障害者でも変わりは無い。
障害者の「パラリンピック」は　どうして普通の「オリンピック」より感動するんだろう？
しかも　涙涙のオマケ付きだ（笑）

それは　体に障害を持っている上に　そうとうなハンデを背負い　過酷な練習を重ね「一生懸命頑張っている姿」を　
見るからじゃあないだろうか。
でも　よぉ～～～く考えてみろ。
違うだろう？
違う話しじゃあないか？
本来なら　おれ達健常者が　障害を持っている人達に「勇気や希望」を　与えなくちゃいけないのに。
逆だろう？
「やれば出来るんだ」と言う事も　本当ならおれ達が教えなくちゃいけないんだろう？
彼達は障害を持っているけど　別な何か素晴らしい物を持っている。

この間　近所の「ジャスコ」に行った時に　車椅子に乗った若い女性が居た。
大分前から　段差のある所で頑張っていたんだろうな。
中々入れない。
もうちょっとなんだよ。
おれは　じぃ～～～っと見つめていた…と言うよりは　見守っていたのかな？
数分経った頃に　声を掛けたんだ。
「手伝いますか？」と言ったら　その女性は顔をくしゃくしゃにさせて「ありがとう。でもここには毎日の様に来ているから」
と言われた。
「頑張って」と声を掛け　その場を去ったけど…どうも気になって後ろを見たら　頑張った甲斐があったんだろう。
ゆっくりと店内を見ていた。
おれは　おれ達は「出来る事」をやっているが　彼らは「出きる事」も「出来ない事」も　頑張ってやっているんだよな。
京都は　こう言う人達を支援する所が多いんだ。
まだまだ捨てたもんじゃあないな　日本も人間も。