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初夏のある日 東寺に行ったのはいいが 体が南門の出口に向かう。
逆らわずに 南門の左端に腰を下ろした。
目の前には柵が有り 資材置き場を兼ねた広場がある。
遠くに何やら動くものが…
おれはこれに引き寄せられたのか?
レンズを望遠にした。
???!!!
初見の親子が4人居る!
じっと見てると 何と親子がおれに気づき こっちへ向かって来た。
途中で親子は立ち止まり 母親はきちんとお座りして にゃぅ~~~と
何度もおれに言うんだ。
嬉しかった。
「家族だよ。紹介するから」と言ってる。
子猫達は ちょこたかちょこたかやって来た。
二人の茶トラの子供は おれの靴の匂いを嗅ぎ じゃれ始めた。
ちっちゃい白い子猫は 目が目ヤニだらけで 途中で止まって母親と居る。
それでも来ようとしてるのには驚いた。
まさか このちっちゃい目ヤニだらけの子猫と 茶トラの子猫と
これからおれの人生の 喜怒哀楽を共にするとは 思いもよらなかった。
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