写真:「円山公園」にて。
♪ ジングッベェ~ ジングッベェ~ クリスマスゥ~ ♪
嫌になるくらい流れてるな。
しかも ジングッベェ~ぶっ飛んじゃって ♪ もぉ~いくつねぇ~るぅ~とぉ~ ♪
も 入り乱れてるし。
ガキの頃 誕生日とクリスマスが 一大イベントだった。
親父は おれ達子供が喜ぶ事を 一生懸命やってくれた。
仕事で忙しく 日頃遊んでやれないからだろうな。
が にゃにんこは見てしまった…
ムネムネどきどきして 24日は寝ないように頑張るつもりだった。
所がどすこい 夜中に起きちゃったんだな これがまた。
親父 おれ お袋と 川の字になって寝ていた。
左隣の親父が ガサゴソと怪しい雰囲気だ。
おれは 「あぁ サンタさんに連絡するんだな…」と 本気になって考えてたんだ。
「よぉ~~~し もうちょっとでサンタさんに会えるぞ!」と 頑張って起きていたけど
所詮はガキだ。
寝ちまった。
暫らく経ったような気がしたんだ。
目を開けると 親父の顔が飛び込んで来た。
勿論驚いた。
親父は「起きろ! サンタさん来てくれたぞ!!!」と でかい声を出したんだ。
枕元を見ると 欲しかったプレゼントが置いてある。
この話は 後にお袋から聞いたんだけど おれは覚えてるんだよな。
で おれはどうしたかと言うと…
玄関のドアを開けて 真っ暗闇に向かって 「サンタさぁ~~~ん ありがとぉ~~~!」
と 叫んだんだ。
後は覚えてないんだよ。
朝起きて よくよくプレゼントを見た。
ガキながら不思議だった。
何故サンタは 欲しいものが分かるんだ?
毎年毎年 小学校3年生まで 不思議がっていたんだ。
理由が分かったのは 小学4年の時だった。
誰にも聞かずとも 分かったんだ。
親父が倒れ 入院し その年のクリスマスは無かった。
12月24日に 親父の入院している病院に行った時だった。
親父は起き上がり 「ほら…これで何か買って 買ったらお父ちゃんに見せろ」と言い
千円も貰ったんだ。
家に戻り 急いでおもちゃ屋に行き 貰った千円で プラスチック製のライフル銃を買った。
次の日の25日 病院に行き 親父に見せたら ニコニコ顔だった。
26日 お袋に言われ 急いで病院に行ったのを おれは一生忘れない。
病院に行ったら 親父は危篤状態だったよ。
お袋に 何故だか病室から連れ出され 昨日の出来事を 根掘り葉掘り聞かれたんだ。
お袋は 「お父ちゃん あんたに最後のプレゼントをしたんだから」と言う様な事を言った。
それで全てが分かったんだ。
だから千円なんだ。
今でも 昔でも 千円有ればケーキは買える。
心の中で約束をした事…
絶やす訳にはいかなかった。
勿論 千円も無かった年が有った。
でも 200円とか300円は有ったから ショートケーキくらいは買えたんだ。
おれの為に買うんじゃなく 食べるんじゃなく 親父とお袋のケーキだ。
ケーキを買い テーブルに置くと 親父とお袋が隣に来てる。
それだけで おれは幸せを感じてしまうんだ。
親と子供の狂った事件が多いけど そんな家族だって ちっちゃい頃は夢だって見ただろう。
そう言う事を 忘れてしまうんだろうな。
もう直ぐやってくるクリスマス。
大人も子供も 良い夢見て欲しいよ。
♪ ジングッベェ~ ジングッベェ~ クリスマスゥ~ ♪
嫌になるくらい流れてるな。
しかも ジングッベェ~ぶっ飛んじゃって ♪ もぉ~いくつねぇ~るぅ~とぉ~ ♪
も 入り乱れてるし。
ガキの頃 誕生日とクリスマスが 一大イベントだった。
親父は おれ達子供が喜ぶ事を 一生懸命やってくれた。
仕事で忙しく 日頃遊んでやれないからだろうな。
が にゃにんこは見てしまった…
ムネムネどきどきして 24日は寝ないように頑張るつもりだった。
所がどすこい 夜中に起きちゃったんだな これがまた。
親父 おれ お袋と 川の字になって寝ていた。
左隣の親父が ガサゴソと怪しい雰囲気だ。
おれは 「あぁ サンタさんに連絡するんだな…」と 本気になって考えてたんだ。
「よぉ~~~し もうちょっとでサンタさんに会えるぞ!」と 頑張って起きていたけど
所詮はガキだ。
寝ちまった。
暫らく経ったような気がしたんだ。
目を開けると 親父の顔が飛び込んで来た。
勿論驚いた。
親父は「起きろ! サンタさん来てくれたぞ!!!」と でかい声を出したんだ。
枕元を見ると 欲しかったプレゼントが置いてある。
この話は 後にお袋から聞いたんだけど おれは覚えてるんだよな。
で おれはどうしたかと言うと…
玄関のドアを開けて 真っ暗闇に向かって 「サンタさぁ~~~ん ありがとぉ~~~!」
と 叫んだんだ。
後は覚えてないんだよ。
朝起きて よくよくプレゼントを見た。
ガキながら不思議だった。
何故サンタは 欲しいものが分かるんだ?
毎年毎年 小学校3年生まで 不思議がっていたんだ。
理由が分かったのは 小学4年の時だった。
誰にも聞かずとも 分かったんだ。
親父が倒れ 入院し その年のクリスマスは無かった。
12月24日に 親父の入院している病院に行った時だった。
親父は起き上がり 「ほら…これで何か買って 買ったらお父ちゃんに見せろ」と言い
千円も貰ったんだ。
家に戻り 急いでおもちゃ屋に行き 貰った千円で プラスチック製のライフル銃を買った。
次の日の25日 病院に行き 親父に見せたら ニコニコ顔だった。
26日 お袋に言われ 急いで病院に行ったのを おれは一生忘れない。
病院に行ったら 親父は危篤状態だったよ。
お袋に 何故だか病室から連れ出され 昨日の出来事を 根掘り葉掘り聞かれたんだ。
お袋は 「お父ちゃん あんたに最後のプレゼントをしたんだから」と言う様な事を言った。
それで全てが分かったんだ。
だから千円なんだ。
今でも 昔でも 千円有ればケーキは買える。
心の中で約束をした事…
絶やす訳にはいかなかった。
勿論 千円も無かった年が有った。
でも 200円とか300円は有ったから ショートケーキくらいは買えたんだ。
おれの為に買うんじゃなく 食べるんじゃなく 親父とお袋のケーキだ。
ケーキを買い テーブルに置くと 親父とお袋が隣に来てる。
それだけで おれは幸せを感じてしまうんだ。
親と子供の狂った事件が多いけど そんな家族だって ちっちゃい頃は夢だって見ただろう。
そう言う事を 忘れてしまうんだろうな。
もう直ぐやってくるクリスマス。
大人も子供も 良い夢見て欲しいよ。
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