京都 妙心寺 沙羅の咲く庭
~妙心寺 東林院のパンフレット「花のささやき」より~抜粋
沙羅双樹は、お釈迦さまが入定された時、いっせいに花開き、その死を悲しんだといわれ、仏教とゆかりの深い名木です。
インドと日本の沙羅双樹は種類が違いますが、「平家物語」にうたわれた沙羅双樹は日本の木がイメージされたもののようです。
朝に咲き夕には散りゆく ”一日花 " の姿が、人の世の常ならぬことをよく象徴しています。
”形あるものは必ずこわれて行く。形美しきもの永遠に保てず”
お釈迦様は「今日なすべきことを明日に延ばさず、確かにしていくことがよき一日を生きる道である」とお教えになっています。
沙羅の花は一日だけの生命を悲しんでいるのではなく、与えられた一日だけの生命を精一杯咲きつくしています。
人間の生命にはいつかは限りが来ます。
そこから「生かされている人生をどう生きるか。今日を無駄にはできない」
つまり「今は今しかない。二度とめぐり来ない今日一日を大切に、悔いなき人生を送らねば.....」という気持ち
が わいてはこないでしょうか・・・・・。
と書かれています
今年になって沙羅双樹の花がどんな花なのか初めて知りました
すでに服部緑地緑化植物園で観た沙羅の花(夏椿)と 全く同じものだった事に驚きました
沙羅の花は 全国あっちこっちのお寺でも咲いているんですね
なんと~~近所のお庭にも咲いていることを発見しました
この花の生き方 はかなさ 美しさに 魅せられました ~
服部緑地の沙羅は 昨年植えられた若木(2m)ですが
妙心寺のは 背丈が12m位のもありました
樹齢350年の沙羅双樹は2006年に枯れてしまい
その枝で作られた お念珠がかけられていました
ちょっとびっくり 衝撃でした
お抹茶をいただいた後 縁側で沙羅の花を愛でながら 僧侶様から講和を聴く事ができ
最後の数分間は姿勢を正して 禅の心に触れました
自分を見つめなおす心地よい時間でした
今回パソコン教室の仲間と一緒に行けたのが嬉しくって とても楽しかったです
皆さん物知りで 今まで知らなかった世界 ・沙羅の花 ・平家物語 ・お抹茶の作法
・おうすの形 夏バージョン など色々と勉強になりました~
お抹茶と言えば2005年「徹子の部屋」で ヨンジュンさんがお抹茶をいただく姿が
「笑っちゃうほど上品」と 徹子さんが言われたのが懐かし~い
写真が出てきたので漫画グリルで繋げてみました