しかし、私の桃源郷は’西の山’です。車で30分も走れば麓にたどり着けます。
ここが幼い頃からの死に行く人の住まいと教えられていました。丘と間違えるような低い山です。
しかし、名前も知りません。
ついに私の尊敬する先輩も四国の病院に転院したようです。今生の別れと思いすぐに駆けつけました。
娘さんやそのお友達に囲まれて幸せそうでした。かける言葉もなく早々に帰りました。
こういう場面は苦手です。私も行くという言葉をかけたかったのですが、言葉になりませんでした。
キリスト教の指導者として半生を捧げてきました。私たち夫婦は彼の家族とふれあって来ました。
少し前に奥様を先立たせて見えます。信仰の力で天国に召されたのだからとむしろ誇らしげでした。
しかし、私はつれあいを先に送るのは悲しみしかないと思っていました。私が家内と別れたと聞き
及びすぐに駆けつけてくれました。
色々お話をした後で、私も寂しいとおっしゃりました。それが私の心の支えになりました。
それを機に悲しみと向き合うことができる様になりました。
今日のパンは食パン、アンパン、チーズパンです。宅配でパンを送る日です。
お中元のケーキを精出して焼きます。
素敵な生け花や切ない詩、曲などがいっぱい~♪こちらもどうぞ