テーマ : 中禅寺湖上空を山岳フライト(前編)
日時 : 2012年4月29日
使用機体 : OZONE ADDICT
提供 : Limit Break Works
昨年のGWは、河口湖上空をフライトしたので、今年もどこかの湖上をフライトしたいと考えていた。近場の湖といってまず思い浮かんだのが、中禅寺湖である。しかし、ここを飛ぼうと思って山岳フライトを試みたが、過去に2度敗退している。
飛べないと約25kgの装備を担いで下りることになるので(1000mを超える担ぎ上げと、担ぎ下ろし)、ヘトヘトのガクガクのグタグタになってしまう。なんとしても成功させたいところだ。
前日の中禅寺湖の様子。今回は湖上空をフライトし、そのまま湖畔に降ろす予定なので中禅寺湖周辺を踏査。
この浜もギリギリ使えそう・・・
当日の午前9時頃。以前2回の敗退時と比べ、非常に穏やかだ。いけるかも!!それにしても、濃いブルーな中禅寺湖が綺麗だ!期待がいやがおうにも高まる。
登りで一緒になったOさん。思わぬものが見られましたでしょうか?
テイクオフ準備。それにしても穏やか過ぎる。今日の本流は西風予報。若干斜め後ろから風が来る。ヤバイ飛べないかもと思いつつ、一時間ぐらい風を待つ。
一瞬のサーマルブローを捕らえ、テイクオフ。木々が近く、助走距離がとれないため、スムーズかつ、自分の「行ける」感覚を信じ、木々の間に躊躇なく突っ込む度胸が試される。
木々をすり抜け無事に離陸成功!!
強烈な上昇風で乱されるも、どんどん上げていく。それにしても凄い迫力だった。写真や動画では、あの迫力の半分も伝わらないところが残念である。
トップアウト!!
中禅寺湖の全景。
なかなか、見られない景色に感動!
中禅寺湖ブルー
日光レイクサイドの様子。
いよいよランディング。
まとめ : 現在は都合により5年以上前の2(C)クラスのグライダーを使用しているが、足のあるグライダーなら中禅寺湖一周も十分可能なコンディションだったと感じた。さらに、アイゼン、ストックや、食糧、水等の山装備がハーネスの収納に収まらず、本来入れてはならないリアセクションに入れたため、形状が崩れ有害抵抗となり、思い切り性能が落ちていたのが痛かった。
改善策として、パラグライダーに関していえば、軽量かつ高性能なLM4が非常に有効だろう。(欲しい!!)
山装備に関しては、アイゼンを持っていなければ山には上がれなかったし、軽装過ぎるのは危険過ぎる。しかし、収納できないからといって、リアセクションに入れるのは性能を著しく落とす。では、どこに・・・前に持つか・・・でも、どうやって?すでにレスキューパラとツリーランセットがあるし・・・。
なんてことを考えるのは非常に楽しく、これも山岳フライトの持つ魅力の一つだろう。
中禅寺湖上空を山岳フライトしてみた Lake Chuzenji Flight Part1.mpg
日時 : 2012年4月29日
使用機体 : OZONE ADDICT
提供 : Limit Break Works
昨年のGWは、河口湖上空をフライトしたので、今年もどこかの湖上をフライトしたいと考えていた。近場の湖といってまず思い浮かんだのが、中禅寺湖である。しかし、ここを飛ぼうと思って山岳フライトを試みたが、過去に2度敗退している。
飛べないと約25kgの装備を担いで下りることになるので(1000mを超える担ぎ上げと、担ぎ下ろし)、ヘトヘトのガクガクのグタグタになってしまう。なんとしても成功させたいところだ。
前日の中禅寺湖の様子。今回は湖上空をフライトし、そのまま湖畔に降ろす予定なので中禅寺湖周辺を踏査。
この浜もギリギリ使えそう・・・
当日の午前9時頃。以前2回の敗退時と比べ、非常に穏やかだ。いけるかも!!それにしても、濃いブルーな中禅寺湖が綺麗だ!期待がいやがおうにも高まる。
登りで一緒になったOさん。思わぬものが見られましたでしょうか?
テイクオフ準備。それにしても穏やか過ぎる。今日の本流は西風予報。若干斜め後ろから風が来る。ヤバイ飛べないかもと思いつつ、一時間ぐらい風を待つ。
一瞬のサーマルブローを捕らえ、テイクオフ。木々が近く、助走距離がとれないため、スムーズかつ、自分の「行ける」感覚を信じ、木々の間に躊躇なく突っ込む度胸が試される。
木々をすり抜け無事に離陸成功!!
強烈な上昇風で乱されるも、どんどん上げていく。それにしても凄い迫力だった。写真や動画では、あの迫力の半分も伝わらないところが残念である。
トップアウト!!
中禅寺湖の全景。
なかなか、見られない景色に感動!
中禅寺湖ブルー
日光レイクサイドの様子。
いよいよランディング。
まとめ : 現在は都合により5年以上前の2(C)クラスのグライダーを使用しているが、足のあるグライダーなら中禅寺湖一周も十分可能なコンディションだったと感じた。さらに、アイゼン、ストックや、食糧、水等の山装備がハーネスの収納に収まらず、本来入れてはならないリアセクションに入れたため、形状が崩れ有害抵抗となり、思い切り性能が落ちていたのが痛かった。
改善策として、パラグライダーに関していえば、軽量かつ高性能なLM4が非常に有効だろう。(欲しい!!)
山装備に関しては、アイゼンを持っていなければ山には上がれなかったし、軽装過ぎるのは危険過ぎる。しかし、収納できないからといって、リアセクションに入れるのは性能を著しく落とす。では、どこに・・・前に持つか・・・でも、どうやって?すでにレスキューパラとツリーランセットがあるし・・・。
なんてことを考えるのは非常に楽しく、これも山岳フライトの持つ魅力の一つだろう。
中禅寺湖上空を山岳フライトしてみた Lake Chuzenji Flight Part1.mpg
結構ハードなコンディションだったんだろうね。
最新Dクラスグライダーなら中禅寺湖一周もできるんだろうけれど。あのテイクオフの短さでは、そもそもツリーで終わるかも・・・。
テイクオフの時には今回みたいに、誰か山頂でナンパして見てもらっていたほうのが無難だろうね。
やっぱり山岳フライトはリスク高いだろうし。
まあ、安全第一で頑張ってね。