我が家の墓は小平霊園

いまから、もう何年前になるのでしょうか、たぶん昭和40年ころの話なのでもう40年以上も前の話です。都が霊園の募集をしたので親父が応募しました。そしたら運よく当たり、それから延々と賃料を払いつつ誰も入らない場所を確保してきました。でも人間、歳とると自分が入る場所があるのとないのでは心構えが違うのでしょうか。もちろん先祖代々の墓もないことはなかったのかもしれませんが、本家から分かれてしまい、都会に出てきた両親にとっては自分たちが入る場所は自分で手当しなければならないような状態になっていたのでしょう。
平成15年に母が亡くなって、初めてその霊園に入りましたが、父もそこに参るとほっとするようです。
毎年、都から管理料の請求が来ますが、1年で数千円の金額なので非常に助かっています。