明日で、九州を襲った大地震から1週間になりますね。
余震もひっきりなしに続き、気が休まらない日々です。こちらでも、人が集まれば、やはり熊本を心配する会話になります。
新聞でも、こちら地方から独自ルートで支援物資を運ぶ取り組みや、市民病医院や市役所などから、支援メンバーが派遣されると言うニュースが伝えられています。
今朝、あさチャンを見ていたら今日未明に産まれた赤ちゃんと、そのお母さんがでていらっしゃいました。
地震発生の時に避難する際に転んでしまったと話していらっしゃったとのことですが、無事に産まれてきたとの事で、赤ちゃんもその泣き声を聞かせてくれていました。
熊本には、こうのとりのゆりかごを開設している慈恵病院がありますね。
昨日の報道では、赤ちゃんとお母さんのための支援物資が届けられたというニュースがあり、そう言えば…と思い当たってほっと安心しました。と同時に、その事をうっかり忘れていた自分に恥入りましたね…。
まだまだ困難な状況が続きますが、元気に産まれてきてくれた赤ちゃんたち、すくすくと育ってほしいですね。
そして、ついさっき配達された夕刊を読んでいたんですが、こちらでも熊本の様子が詳細に伝えられています。
その記事の中に、心に刻まれるコラムがありました。
南阿蘇村で学生が犠牲になったアパートの倒壊の時に、消防隊と一緒に仲間を助けようと戦った女子大生が新聞記者に語った言葉です。
読んでみて私もぜひ伝えたいと思ったので、ここに一部記載します。
『きゅっと記者の袖をつかみ、同級生を亡くした22歳の大学生がつぶやいた。「私たちのために泣いてもらうのは、すごくつらいけん」。(中略)「被害のない街の人に伝えて」。ひび割れだらけのアスファルトの上で繰り返す震え声は、地震を受けてイベントや食事会を自粛するのはやめて、お願いだから普通でいて…と言う本音。「私たちは大変。でも、そのせいで日本中の笑顔が減っていると思ったら…」。』(中日新聞 2016年4月20日付夕刊 コラム『目耳録』より)
胸につまされる言葉です。
自粛の是非について議論が起こったり、芸能界などの人たちの言動にいわれなき中傷があったり…何か違和感を覚えてしまう感じがしていたのですが、この女子大の言葉を読んで、少なくとも日本全体が沈みこんでしまっては、彼女のような思いを抱いている人達をさらに悲しませてしまう事になるのですよね。
ナーバスになりすぎるのではなく、攻撃的になるのではなく、寄り添う思いが大切なのかな…と言う事を教えてもらったような気持ちです。
余震もひっきりなしに続き、気が休まらない日々です。こちらでも、人が集まれば、やはり熊本を心配する会話になります。
新聞でも、こちら地方から独自ルートで支援物資を運ぶ取り組みや、市民病医院や市役所などから、支援メンバーが派遣されると言うニュースが伝えられています。
今朝、あさチャンを見ていたら今日未明に産まれた赤ちゃんと、そのお母さんがでていらっしゃいました。
地震発生の時に避難する際に転んでしまったと話していらっしゃったとのことですが、無事に産まれてきたとの事で、赤ちゃんもその泣き声を聞かせてくれていました。
熊本には、こうのとりのゆりかごを開設している慈恵病院がありますね。
昨日の報道では、赤ちゃんとお母さんのための支援物資が届けられたというニュースがあり、そう言えば…と思い当たってほっと安心しました。と同時に、その事をうっかり忘れていた自分に恥入りましたね…。
まだまだ困難な状況が続きますが、元気に産まれてきてくれた赤ちゃんたち、すくすくと育ってほしいですね。
そして、ついさっき配達された夕刊を読んでいたんですが、こちらでも熊本の様子が詳細に伝えられています。
その記事の中に、心に刻まれるコラムがありました。
南阿蘇村で学生が犠牲になったアパートの倒壊の時に、消防隊と一緒に仲間を助けようと戦った女子大生が新聞記者に語った言葉です。
読んでみて私もぜひ伝えたいと思ったので、ここに一部記載します。
『きゅっと記者の袖をつかみ、同級生を亡くした22歳の大学生がつぶやいた。「私たちのために泣いてもらうのは、すごくつらいけん」。(中略)「被害のない街の人に伝えて」。ひび割れだらけのアスファルトの上で繰り返す震え声は、地震を受けてイベントや食事会を自粛するのはやめて、お願いだから普通でいて…と言う本音。「私たちは大変。でも、そのせいで日本中の笑顔が減っていると思ったら…」。』(中日新聞 2016年4月20日付夕刊 コラム『目耳録』より)
胸につまされる言葉です。
自粛の是非について議論が起こったり、芸能界などの人たちの言動にいわれなき中傷があったり…何か違和感を覚えてしまう感じがしていたのですが、この女子大の言葉を読んで、少なくとも日本全体が沈みこんでしまっては、彼女のような思いを抱いている人達をさらに悲しませてしまう事になるのですよね。
ナーバスになりすぎるのではなく、攻撃的になるのではなく、寄り添う思いが大切なのかな…と言う事を教えてもらったような気持ちです。