天災の中の９月１１日、思う事

今日は９月１１日です。
この地方では、２００年に死者１０人と言う被害を出した豪雨災害『東海豪雨』が発生した日です。
そして、その１年後…アメリカで９．１１同時多発テロ事件が発生。
テレビで見た、あの旅客機が２機もビルに突入し、大きな黒煙が上がり、そして、まるで積み木が崩れるように倒壊していったあの光景は、9.11と言う数字を見るだけで頭の中にフラッシュバックします。

テレビで見ていただけの者でさえそうなると思うと、現場にいた、近くにいた方達、ご家族や友人を喪った方達のお気持ちはどんなだったのか…悲しみとか苦しみとか憎しみとか、そんな言葉はうすっぺらいものなのではないかと、言葉足らずの自分に対して自己嫌悪になるような気持ちです。

一人前に、こんな記事を書いていても平和な時代に生まれ育って、打ち続く天災でも不思議なくらい被害が少なくて、変わらない日常を送っていられて、間違いなく平和ボケしている私です。
だから、ありきたりな言葉しか綴れないのでしょうね。

今日は東日本大震災から7年半の日でもありますね。
まだまだ完全な復興はならないまま、また新たな天災が次々と起こって、たくさんの尊い命が失われ、避難生活を余儀なくされている方達も数多くいらっしゃいます。
経済的な打撃も小さくないでしょう。

買い物などに出かけると、募金箱があちこちで設置してあります。
宛名が、大阪の地震、西日本豪雨災害、そして北海道の地震と、こんなに短期間で付け足されたり変更されています。
平成最後の年、年号が変わればいろいろな出来事が遠ざかり、記憶も薄れていきそうなのですが、決してよそ事ではない同時多発テロの悲劇も含めて、忘れないために、拙いながらここに思う事を書きました。

17年前のあの日、亡くなられた皆様のご冥福を心からお祈りします。