7月27日にアップした記事です。しばらくTOPにおいでおきます。
先週の火曜日、7月21日に参加してきたヘルプマークサポーター研修会。
TwitterとInstagramでは報告していましたが、ここではちゃんとした感想を書かなくちゃ!と思っているうちにどんどん時間は過ぎていき…気がつけば当日から1週間になろうとしております(汗&恥)
4連休もあり…と言っても我が家は男性陣2人は相互に出勤だったので、連休モードはほとんど皆無…なかなかパソコンの前に座るタイミングも見つけられなくて遅くなってしまいました。
なんて、言い訳は見苦しい!と自分に喝を入れて、感想をアップしたいと思います。
こちらは私のInstagramです。ここでは本当に簡単に報告だけ致しました。
ヘルプマーク普及啓発大使、塚本明里さんの公式ブログです。当日の様子をアップしてくださっています!
ヘルプマークについてのwikiです。私の感想分だけでは心もとないのでリンク貼りました→他力本願だな~おい…。
当日配布された資料です。
ヘルプマークと明里さんのイラスト。資料よりスクショしました。
この研修会は昨年も県内の数か所で行われたのですが、その時は会場が遠く、また週2お仕事と重なってしまったため参加できませんでした。明里さんにお会いできることもあり、とても残念で…今年は地元でも開催され、しかも会場が我が家から歩いても5~10分の近さとあって、明里さんのSNSで情報を頂くと早速申し込みした次第です。
会場に入る前に、健康状態のアンケートを記入。受付で提出して検温をしてもらいます。私は家で検温してきたので、その旨を報告して受付終了。
前の方の席に着きました。
まずは、県の担当の方からのご挨拶とお話を聞きます。
①ヘルプマークについて…ヘルプマークとは「見えない障がい」への理解を求めるマークです。
②ヘルプマークサポーター制度について…障がいの特性や必要な配慮について理解し、障がい者等(ヘルプマーク所有者)に対する声かけや手助けを実施する人のことです。
③障害者差別解消法について…障がいのある人もない人も、すべての人がお互いの人格や個性を尊重しながら共に生活できる社会の実現に向け、障がいを理由とする差別を解消することを目的として制定された法律です。平成28年4月施行
④障がいの種類と特性の基礎…視覚障害、聴覚障害、肢体不自由、失語症、盲ろう、内部障がい、精神障がい、知的障がい、発達障がい、難病のそれぞれの障がいの特徴とサポートするときのポイントを学びます。
⑤県内の障がい者数の推移
⑥障がい者マークについて…よく知られる車いすマークだけでなく様々なマークの名称とその意味を学びます。https://www8.cao.go.jp/shougai/mark/mark.html
⑦ヘルプマーク普及啓発大使について…ここで塚本明里さんの紹介がありました。
ここまでで休憩タイムに。
そして、この後から、明里さんによる研修タイムです。
明里さんについて、このブログでも、こちらの記事をはじめたびたびご紹介させていただいています。
明里さんが代表を務めていらっしゃる、筋痛性脳脊髄炎の患者の会のプロフィールです。
研修の流れ。前半も同様ですが、配布資料のレジメに沿って書いています。
①塚本明里自己紹介…・プロフィール ・現在の活動 ・3つの難病 ・ヘルプマーク啓発への思い
②ヘルプマーク
ヘルプマークとは、援助や配慮を必要としながらも外見からはわからない人が身につけて、周囲の人に知らせることが出来るマーク。そのデザインの変更やマークの売買は禁止されています。
③ヘルプマークの歴史
2011年 人工関節を使用している女性東京都議会議員が発案。
2012年 東京都がヘルプマークを作成。
都営地下鉄からヘルプマークの配布や優先席へのステッカー表示等が始まる。
2017年 日本工業規格(JIS)案内用図記号に採用
④ヘルプマークの現状…・ヘルプマークの認知度 ・全国でのヘルプマークの普及率 ・県での取り組み
⑤ヘルプマークサポート…・ヘルプマークを見かけたら ・こんな時どうしますか?事例集・サポート案 ・こどもにヘルプマークサポートを教えるときの注意点
一口にサポートすると言っても、お互いに見知らぬ人同士から始まるだけに、大変デリケートではあります。
明里さんがお話されたサポート案は…。
席を譲りましょう。
そっと見守りましょう。
そっと気にかけましょう。
マークを身につけた人が困っていたら…優しく声をかけましょう。
本人が答えられる状態でない、何か言いたそうな時は…ヘルプマークの裏を見ましょう。必要な支援。配慮を実施する。
事故や災害時にマークを身につけた人が近くにいた…積極的に優しく声をかけましょう。安全に避難するための支援をしましょう。
ヘルプマークサポートを子どもに伝える時の注意点は…マークを見かけたら、見守ってあげましょう。席を譲ってあげましょう。
具合が悪かったり、困っていたら『大人の人を呼ぼう!』大人の人にヘルプマークの裏に対処法を書いたシールがあることを教えてあげよう。
子どもがトラブルや犯罪に巻き込まれないための配慮です。
⑥ヘルプマーク今後の展望
所有者にとっての利点…・助けてもらいやすくなる。
・病名や障がい名を知られたくない人も身につけやすい
・何かあった時のためのお守りになって出かけやすくなる
サポートする側の利点…絶対いい人になれます(レジメより)
課題…・知られていなければ役に立たない
・ヘルプマークを悪用する人問題
・ヘルプマークで弱者だと決めつけられたいじめ問題
『ヘルプマークを活用して、助けたり助けられたりして“お互い様の社会”をみんなで築いていきましょう!』
明里さんのお話は、優しい語り口で分かりやすく、今まで受けてきたいくつかの研修でも一番と言って良いほど楽しい時間を過ごさせていただきました。
研修終了後にはずうずうしくも、お話させていただきお写真も~。
今まで何度かテレビの中で拝見してきたのと全く変わりないチャーミングな方でした!お目にかかれて本当に良かったです。
研修を受けたことで、サポーターカードも頂きましたが、まだまだ勉強不足です。
これからも機会を見つけて学んでいかなくちゃ、と改めて思いました。
今回の研修に参加で来たことに感謝いたします!
そして、今朝の中日新聞に、こんな記事を見つけました。こちらも学びの元にしていきたいです。