
いまどきの剣山なら雪があるのですが、この冬も雪が無いのか?
登りやすさと、暖かく感じた剣山
寒さが無い山の様子となっています!

雪が無い剣山です!

11月21日の地元紙・とくしま新聞の記事に上記のような内容で書かれてあった記事がありました。
この、記事の中で気になったのが、農業被害の拡大と、これまで鹿の食害など関係ないよ!と言っていた
徳島市内周辺まで鹿の食害が拡大しているという現状でしょうか!
以前、徳島市内を鹿が徘徊する日が来るかもよ!と言った事がりましたが、
この資料を見る限り現実に町中を走り回る事が起きかねないのでは無いかと思えるほど
鹿などの獣害と呼ばれる動物の捕獲頭数が増えている現状・・・この問題は山間部の一部の問題と言うのでは
なく平野部にまで拡大し続けている様子が伺える訳ですが、捕獲作業が進み鹿などを最近見ないと言う人が
いますが、果たしてそうなのか・・・?山地でも群れになって走り回っている鹿をよくみます。
確かに、以前とは違った場所で目撃をすることも多くなっています。
鹿・サル・イノシシなど獣害と呼ばれる動物も一か所にはとどまらず たえず移動を繰り返して
これまで、目撃例がなかった場所での目撃がされるようになってきた!
今後は出没回数が多い場所などの把握などを行い対策をうってゆく事が重要になってくるのでは
無いかと思える記事内容でもあります。
さて、本題に入るとして11月20日・塔ノ丸において徳島森林管理署とNPO法人三嶺の自然を守る会との合同で
標高1500mにあるウラジロ・モミの保護(樹皮などの皮剥ぎ防止)を目的とした作業が行われました。
この日は、10人前後の人で、樹木の食害被害を受けないようにと樹木にネットを巻く作業を行いました。
この日は、少人数という事もあり、今年度の保護対象となる樹木の3割ほどの作業となりましたが
105本の木に保護ネットを巻く事ができました。
未だに食害被害がある剣山周辺の山地ですが、水を生む森が荒れている現状に変わりがない実情があります。
水を産む源の森林の荒廃が、今もなお進んでいます。
鬱蒼とした森林内は下草も生えない環境下にあります。そんな環境のもと表土は流され崩壊の危機に
立たされている山も少なくありません!
まして、多くの樹木が立ち枯れている現状も多くあり、山は瀕死の状態に近い状態にあります。
そのような、現状から少しでも立ち直れる環境下を行っている活動にご理解を
いただきたいと思います。
豊富な森林から生み出される水資源・・・山だけの問題と片づけず、平野部に住む方にもお考えいただきたい!
水は何処で、生まれ川となり豊富な水資源となっているのか・・・山が無くなることにより
川に流れる水量は減り夏場の渇水だけでなく1年を通して水資源の不足・・・
もしくは、枯渇した川からは水を得る事が出来なくなるかもしれません。
水を生む森の大切さを今一度お考え下さい!
11月20日・樹木を保護する作業がおこなわれました。鹿被害からの保護活動・・・地道な活動が行われています。
また、12月3日・土曜日も作業がおこなわれます。
この日も同様の樹木ネットを巻く作業が行われます。一般公募も行うとの事でしたので、水を産む森とは!
今一度、考えて見ようと言う方のご参加をお待ちしています。
地道な作業でですが、山の大切さ・水資源を生む森の大切さを、一緒に考えて見ませんか
12月3日・塔ノ丸にて樹木保護の作業が行われます
興味のある方のご参加を、お待ちしています。
http://kn8.jpn.org/mk/ ← NPO法人三嶺の自然を守る会のホーム・ページ