夢の暮らしⅢ

ヨットで釣りに目覚めて？ヨットで釣りするなんて邪道だ！等と言われてしまったし、実際に竿を振り回すにも邪魔だし、釣りにゃ向かないので釣り船にしました。

離島では車に引かせて漁港迄運び海に浮かべて釣りをして帰りも自宅まで持ち帰り整備などが自宅で出来たので、理想的でした。

　そんなボートライフを満喫してたのに、ホームシックに襲われたので帰国？する羽目になり、悩んだ挙句ボートも車も持ち帰ることになりました。

船はトレーラーに載せて船で晴海迄そこから車で自宅まで運び車庫に収めましたが、日本国では自宅から港まで運ぶのも面倒なのですね～。

離島と同じに考えてましたが、あまかったな～。トレーラー免許迄必要？トレーラーも車検通さにゃいけんとか、あま～い夢が弾ける現実に遭遇したのです。

離島で暮らしてりゃよかったな～、っても後の祭りだよね。

夢にまで見た故郷の現実は、あまかな～い！のでした。

夢の暮らしⅡ

自家製バナナ。大きくないけど甘くて美味しかったです。が、収穫遅いと誰かに盗まれます。

島人にも悪い人は居るのです。

か、人の土地と自分の土地の区別がつかないのかも？、魚はカツオなどです猛烈な引きで船から落ちそうになりました。離島の港で上架して船底の清掃。

頼めるのかと思いきや、自分でやるんだよ！言われて全身汚しながら綺麗にしました。

理想の暮らし？。

南の離島で理想的暮らしをしました。

　船を出せば１００匹ほども釣れちゃうし、敷地内でバナナやパパイヤが実り、

何時も暖かくてTシャツに短パン、ビーチサンダルで過ごせるし、シャワーは熱いくらいの水が出るのでボイラーなど不用。

お金も掛からない暮らし、それを理想の暮らしってもんじゃないかな、思いました。

　展望の利く大きなベランダで食事する爽快感は代えがたいものでした。

夜は満天の星空を眺めながら屋上で寝る、南十字星を肉眼で観察できるなんて経験夢のごとくでした。だが、夢は覚めるのです。私達は何処に引っ越ししても平気だったのに、この理想の地で、まさかのホームシックに見舞われました。

言葉が違う、食べ物が違う、何処にも行けない閉塞感からだと思うのですが、故郷がこれほど遠く感じたことありませんでした。

帰りたい！モアイが建てられた意味、が理解できたような気がしました。

幼少期を過ごした意識の根底にある、故郷、に気が付いたのです。

故郷に帰りたい！ってね。

気兼ねなく発電機使うには。

こんな場所じゃないとね、でも他人様の敷地に入っちゃいけないからそれなり気を遣うのです。

一宿一飯しか使わない場所でも安心してP泊させてもらった恩は忘れちゃいけない？。

ゴミなど残さず綺麗にして出発します。

P泊場所が決まったらBSアンテナ調整してテレビが見られるようにします。自動アンテナもあるけど高いのでひと手間かけるくらいはね。

でも、北海道の層雲峡では高い崖に阻まれて、唯一受信不能でした。

釣れそうなのに釣れない。

は放浪途中でも釣れそうな場所を探しては竿を出しましたが、簡単に釣れるわきゃありませんでした。

四国のある場所、いかにも釣れそうな場所でしょ。

でも、ピクリともしませんでした。

　地元のオジーに聞いたら、今や都会者が良い餌持ち込んで釣ってしまうのでおれたちにゃ釣れないさね～だって。

　そりゃ磯釣りなら撒き餌から準備するのが常識？だものね。

で、猫はお刺身に在り付けませんでした。オソマツ。