積み重ねを続けて、いつか大きな夢(資格)をつかもう!!

毎日の小さな努力を積み重ね、資格(特に情報処理技術者試験)取得を目指しています!!

やっぱり難しい、、、

2022-01-29 18:48:12 | 情報処理-ネットワークスペシャリスト

昨晩は基幹システムの切替日だった。
前回の失敗(詳細はこちら)が活かされ、今回は無事に完了した。

ドキュメントを整備するのは当たり前だが、
究極の問題として「ちゃんと後世に伝わるか」という点だ。
これはのちに引き継ぐ方のスキルや経験にも大きく依存する。
ドキュメントがあれば大丈夫というのは少し違うと思っている。
物事はマニュアル通りにいかないことの方が普通であり、
イレギュラーが起こった時の対応力が重要となる。
DevOpsやコンテナ、クラウドなど簡単に様々なことを解決してくれる
サービスや考え方が生まれる一方で、SEの質を落としているのでは?
と最近疑問に思い出してきた。
苦労した経験があるからこそ問題に立ち向かうことができる。
だから「経験」というものは非常に重要だと考える。

前置きは長くなったが、今週は以下を解いてみた。

平成26年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午後Ⅰ試験

問題の趣旨は、全国展開する学習塾のネットワーク構成見直しである。
一言で「見直し」と言っているが、ちゃんと背景がある。
某学習塾でも最近はやりの動画教材を配信するための動画サーバと
情報の一元管理のためにファイルサーバを本社に設置して、
各拠点でそれを参照できるようなネットワーク構成にするということ。

ここまではイメージしやすい。
しかし、問題文やネットワーク構成図を見ると、
VRRP、OSPF、PBR、CIFS、WAN高速化装置など様々な用語が登場する。
この問題はルーティングを中心とした問題であるが、
運用も絡めた広範囲の知識と経験を求める問題であった。

この問題を解くも、50点満点中19点ぐらいしか取れない。
例えば、以下のようなことが問われる。
 ・上記の用語を深堀してなぜこのネットワーク構成にしているのか
 ・特定の機器が故障した場合はどの経路で通信が行われるか
 ・冗長化構成を組んでいる広域イーサ網の片系が利用できなくなった場合の
  動画配信用通信を優先するためにどのような運用で対応するか

プロトコルの仕様やIPヘッダフィールドの内容など細かく問われる。
本当に難しい、、、

点を線で結ぶために過去問を解くということを以前に投稿したが、
点が多すぎるのである。
しかも、その点が覚えにくいし、なにより深い。

過去問題を解きながらわからない用語や誤った設問の解答プロセスなど
一つずつクリアしていくしかない。
近道はない。努力するしかない。焦っても点数も上がらない。
今日からこの本片手に過去問題を徹底的に理解したいと思う。


 



落ち着け!自分!!
頑張る先には「合格」が待っている!

そう言い聞かせている自分がいた、、、

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インプットは大事。アウトプットはもっと大事!

2022-01-24 22:21:58 | 情報処理-ネットワークスペシャリスト

多忙を極めていたので、今日は計画休暇日だった。
せっかく休みをもらったので、自分のしたいことに専念する。

午前中は妻と久々の外出。
午後からはネットワークスペシャリスト試験に励む。
そして、娘の高校受験の合格発表日。
結果は、合格であった。
娘の本命(志望校)の受験日は2月。まずは、滑り止め成功である。
娘は中学で吹奏楽部に入部し、初心者からスタートした。
努力に努力を重ね、全国大会に出場した成功者だ。
ただ、吹奏楽一筋だったため勉強は全然、、、

でも、自分で志望校を決めて、それに向かって一生懸命努力した。
教科書と模擬テストを繰り返し、ひたすら自分の道を切り開くために努力した。
そして、本番試験に臨み合格。
立派に育った。とても嬉しかったし、尊敬する。
そしてなにより誇りに思う。
負けていられない。

一方、私は平成26年度 秋期 午後Ⅰ試験 問1を解いてみる。
全然わからない、、、

これまでインプット学習を通じて、ある程度分かった「つもり」になっている。
インプット学習として使用したのは、以下の書籍たちである。

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ネスペ教科書

十分読みこなして、ある程度基礎知識のインプットをしたつもりだ。
しかし、まったく歯が立たない。
つまり、インプットした知識で問われている問題に対する応用が利かないのである。
これでは全く駄目だ。

こうなることは分かり切っている。
だからこそ早い段階から過去問題を時間測って解くことが重要なのだ。
インプットした基礎知識という「点」を過去問題を通じて「線」に変えていく必要がある。

あっという間に1月が過ぎ去ろうとしている。
本試験は4月。時間はあるようでないもの。
焦る気持ちを抑えながら、やれることをとことん積み重ねていくしかない。

無謀にあれもこれも参考書を読み漁るのではなく、
過去問題を中心に、採点後の間違った問題に対する対策と問題文の解析を重要視したい。

〇問題文の不明点を学べば、試験問題として出題されたときに解答できるかもしれない。
〇問題文の不明点を学べば、より深く考えることができ、正答する確率が上がるかもしれない。
〇間違った問題を理解すれば、問題文の読み込みに役立つかもしれない。
〇間違った問題を理解すれば、同じ問題が出題されたときに得点が得られるかもしれない。

全て前向きに考えて、過去問題をやり続けたいと思う。
過去問題が最高の教科書なのだ。

中学受験、高校受験、大学受験、昇進試験、国家試験全て共通して言えること。
それはアウトプットで客観的に弱点を把握してインプットする。
インプットがあるからアウトプットできるようになる。
あとはどれだけアウトプットの精度を高められるかを訓練し続ける。
みんな本質は同じである。

私も負けていられない。頑張るぞ!

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解答に必要なヒントは問題文にあり!

2022-01-23 18:22:59 | 情報処理-ネットワークスペシャリスト

今週は大規模トラブルに巻き込まれた。
12時間におよぶ復旧&リカバリを経て正常に戻るものの、
予定していた仕事が1日分以上遅延する結果に、、、

遅延作業のスケジュールを巻き返すために、
さらに残業を重ねる。そんな1週間だった。

本当は金曜日、土曜日とブログ投稿しようと考えていたが、
それどころではなかったため、今日になってしまった、、、
ブログを読んでくださっている方には申し訳ない。

さて、トラブルというと、情報処理技術者試験の
午後試験では現場のよく起こるあるあるが出題される。
(特に、ITサービスマネージャやネットワークスペシャリストなどは顕著である)

例えば、以下のような感じだ。
 インシデント発生時の対応プロセスは?
 インシデント発生原因の根本ってなんだったの?
 インシデントが起きても迅速に復旧もしくは業務影響を与えない設計は?
 システムがどうしようもなくなった時に運用で何ができる?

情報処理技術者試験の問題文には、
受験者たちの解答が一意となるようにヒントがちりばめられている。
つまり、問題を解くたびに以下の判断が必要になる。
 ・一般論での解答か?
 ・問題文の条件下での解答か?

ネットワークスペシャリストも上記のルールに従っている。
平成23年度 秋期 午後Ⅰ試験 問2でメールアーカイブシステムを
構築する問題が出題されている。
その中で、メール受信後のメールに対してディジタル署名を
付与して長期保管するような仕組みにする要件がある。

ここで登場する「ディジタル署名」の目的は大きく3点。
 ①メール内容が改ざんされていないこと。
 ②送信者がなりすまされていないこと。
 ③送信者の否認を防止すること。

「メール受信後の」という問題文の条件がない場合どうなるか?

解答が上記目的の3つから1つに絞れずに様々な解答が生まれる。
例えば、
 メール送信者がその時点で確かに送ったことを保証するため
 メール内容が改ざんされていないことを確認できるようにするため
 メール送信者のなりすましを防止するため
などである。

こういう曖昧な問題を作ってしまうと、
受験者は解答に困るし、採点官は正解の判断に困る。
そもそも何でもありになってしまうのである。
(悪く言うとあー言えばこー言う的な水掛け論になってしまう)

だから、受験者の解答が一意になるようにヒントが埋め込まれている。
「メール受信後」ということは、当該メール送信時点や
アーカイブされてから時間が経過した後の話ではないということ。

つまり、上記3つの何でもあり解答例から
 メール内容が改ざんされていないことを確認したいから
という解答に絞っているのである。

問題文に無駄がないのだ。
この体験は過去問題でしか得られないものだ。
これも過去問題が大切であると考える1つの理由だ。

平成23年度 秋期 午後Ⅰ試験 問2はこれがよく学べる問題だった。
それに改めて気付かされたのは、以下の書籍だ。


 



試験区分ごとに必要となる本質的な知識に加え、
問題文の読み方というのも重要なのである。
ネットワークスペシャリストだけでなく、全区分共通だ。
1度身につけば、全ての試験区分でも活用できる。

このことを肝に銘じながら、積み重ねを続けていきたい。


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問題文ちゃんと読むってこんな大事なんだ

2022-01-17 22:12:59 | 情報処理-ネットワークスペシャリスト

昨日まで休日勤務だったので、今日は代休日だった。
昨日までの疲れも取れたので、仕切り直してネットワークスペシャリスト試験に励む。

今まで、過去問を何度も解くということを基本に学習を進めてきた。
これまで合格してきた試験区分はこれで太刀打ちできた。
しかし、ネットワークスペシャリスト試験だけは少しやり方を変えてみることにした。

この記事にも書いたが、この試験区分は知識量がものをいう試験ということ。
ただ過去問題を解いて自己採点をするだけではもったいないと思い、
問題文に出てくる何気ない文章の中を深堀しながら理解を深めることに挑戦している。
この気付きを与えてくれたのは、以下の書籍だ。


 


1年分の午後Ⅰ試験、午後Ⅱ試験を隅まで解説している珍しい本である。
例えば、ホテルなどのサービスで利用できるビデオオンデマンドの問題が
平成23年度 秋期 午後Ⅰ試験 で出題されている。

お客さんの迷惑にならず、営業継続できる中でビデオオンデマンドの
サービスを開始するにはどういうネットワーク構成がいいかという趣旨の問題だ。

この問題で、製品P、製品C、製品Vという製品比較が登場する。
これも意味があるのである。
電力線を使用したPLC製品、ケーブルテレビの同軸ケーブル(Coaxial)、
VDSLの頭文字なのだ。
試験問題状のホテル側の要件で最終的にはV製品が採用されるのだが、
製品選定の過程でPCL製品よりも同軸ケーブルの方が優位な理由な何かなど、
具体的なケーブル(OSI基本参照モデルの物理層)の仕様や特性が問われるのである。

この数行の中にも3つの基礎知識が求められるのである。

ネットワークスペシャリスト試験が難関で高度区分に属する理由がよく分かった。
この勉強法は時間がかかるかもしれないが、実務でも役に立つはずである。
そうこうしているうちに、4/17の本試験まで3か月となっているではないか、、、

新たな刺激をもらった1日なので、この刺激を大事にしてまた頑張っていこう。
しっかりと積み重ねを続けていきたいと思う。

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構成管理って重要だよね、、、

2022-01-16 18:25:44 | 情報処理-ネットワークスペシャリスト

木曜日から大型システムの本番切り替え作業だった。
2月下旬まであと3回の切り替え作業が残っている。

今回が最初の切り替え作業であったが、インシデントが発生した。
インシデント内容は切り替え後のシステムからミドルウェアに接続できなくなるというもの。
原因は、ミドルウェア側の設定漏れであった。

このミドルウェアは約10年前に稼働したサーバで動いている。
しかし、他のサーバからこのミドルウェアに接続する際に設定が必要ということが
ドキュメントに一切残っていなかった。

あれ?なんかどこかで見聞きしたことがあるぞ?!
平成21年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午後Ⅱ試験 問2である。

構成管理はネットワークに限らず、システムを維持運用していく上でとても重要である。
試験問題と同様のことが現場で起きているのである。
逆に言うと、現場のあるあるが試験問題になりやすいということ。
受験者にケーススタディとして学んでもらい、
いろいろなところで同じ失敗を繰り返さないで欲しいからだと思う。

システムはずっと動き続けるが、その間に維持運用する人は変わっていく。
つまり、ドキュメントにないことは認識のしようがないということである。
しかし、システムの利用者からすればそんなこと知ったことか!となる。
あたりまえだ。お客様の運用に影響を与えているのだから、、、

ドキュメントの最新化と後世が理解できる形で残すためにどうしたらよいかが
構成管理には重要なのである。

情報処理技術者試験でもネットワークスペシャリスト試験に限らず、
基本情報や応用情報、システムアーキテクト、ITサービスマネージャなど様々な
試験区分で問題として出題されている。

それだけ「構成管理」は重要であるということ。
システム開発にフォーカスが当たりがちだが、運用のことを考えずに
仕様を決めたり運用設計したりするとだいたいろくでもないシステムが生まれる。

これを改めて学んだ数日間だった。
実務は最高の教科書である。その次に、疑似体験できる過去問題が教科書になる。
これからも仕事の経験を大切にしながら、春の試験まで積み重ねを続けていきたいと思う。

というか、既に令和4年度 春期 情報処理技術者試験の申込が行われているんではないか、、、
少し出遅れたが、ネットワークスペシャリスト試験の申込も済ませた。
仕事面でも家庭面でも時間を割きながら、自分の自己啓発の時間を創出していく。
そして、当面は合格が勝ち取れるぐらいのレベルまで基礎知識を高めていきたい。

気付けば木~日まで連日の徹夜(もちろんこのご時世なのでちゃんと休んではいるが、、)だった。
本日午前中に完了し、ようやくの休みモード。
ブログ投稿もやっとできた、、、

頑張るぞ!!!

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