積み重ねを続けて、いつか大きな夢(資格)をつかもう!!

毎日の小さな努力を積み重ね、資格(特に情報処理技術者試験)取得を目指しています!!

なかなか点数が上がらない、、、

2022-03-13 19:19:51 | 情報処理-ネットワークスペシャリスト

気が付けばあと40日程度で令和4年度 情報処理技術者試験である。
家族サービス、仕事などいろいろとある中で間に合わせなければならない。

平成26年度、27年度、29年度の午後Ⅰ試験を1巡した。
また、平成27年度は午後Ⅱ試験も解いてみた。
ただ、いずれも良くて50%程度の得点が取れればいい方である。
現時点の私は伸び悩んでいる状況だ。

ネットワークスペシャリスト試験の問題はどれも深く問われる。
だから、基礎知識が大事といいつつも原理原則レベルをしっかりと
把握・理解しておかなければ太刀打ちできない。

私は、以下のプロセスで継続して積み重ねている。

 ①時間を測定して過去問を解く。
 ②自己採点。
 ③正解・不正解問わず、しっかりと解説を読む。
 ④直接解答に関係ない所も含め、わからない箇所をノートにまとめる。

2巡目に突入し、1巡目でやってきた上記のプロセスで
どれだけ知識が定着したかを再評価するプロセスに入った。
もちろん、満点は程遠い。

ただ、忘れてはいけないことがある。
それは、資格試験には合格基準点があること。

合格点ギリギリでも100点満点でも結果は同じなのである。
だから、まずはどのような問題でも合格点が取れるぐらいの基礎知識を
習得するところまでが第一関門だと思っている。

そこを目指すべく、過去問演習と復習を繰り返すのだ。

情報処理技術者試験の記述式区分の合格点は、以下の通り。

 午前Ⅰ試験:60点
 午前Ⅱ試験:60点
 午後Ⅰ試験:60点
 午後Ⅱ試験:60点

合格点だけ見るとそこまで高くないのである。
ただ、制限時間、問題の分量、難易度、解答数の調整などで
60点近辺に集まるようになっている。

ぶっちぎりの突破にはやはり高度な知識や応用能力ではない。
基礎知識なのだ。

残りの日数も基礎知識を中心にしっかりと学び、
積み重ねを続けていきたいと思う。

今日まで使用していた参考書はこちら。


 



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ネットワークスペシャリスト試験 午後Ⅱ試験を解いてみた!

2022-02-27 21:13:16 | 情報処理-ネットワークスペシャリスト

この週末に最後のシステム切替作業を実施した。
1月から計4回にわたりシステム切替を行ってきたが、無事終わった。
やはり、計画と準備(練習)をどれだけやったかが成功確率を上げられると思う。

これは、なにもシステム切替に限った話ではない。
私のもう一つの顔であるサッカー指導者や最近はまっているカーリングなどすべてに言える。

年明け2か月間はかなり怒涛の日々を過ごした。
ようやく落ち着き、体を休ませながら家族サービスを行いつつ、
情報処理技術者試験の準備に取り掛かった。

今回は平成27年度 ネットワークスペシャリスト試験 午後Ⅱ試験 問1を解いてみた。
解いてみた感想は以下の通り。
 ・午後Ⅰ試験に比べて時間に余裕が持てる
 ・午後Ⅱ試験の方が問題文が長く、技術や課題解決、運用など広範囲で問われる
 ・広範囲だからこそ得点が取れる問題も増える
 ・2時間ぶっ通しは論文試験とは異なる辛さがあると思ったがそうでもない
 ・段落と設問がセットになっているため最初から最後まで問題文を読む必要がない

得点は57点だった。まぁまぁである。
ただし、午後Ⅱ試験の過去問題はこの問題しか解いていないため何とも言えない。

ちなみに、この本で復習した。


 


午後Ⅰ試験はとあるテーマのかなり深いところまで問われるため、
当たり外れが大きいと感じている。
そして、なによりも異常に時間が短いと感じる。
少しでも詰まると、焦る、時間を浪費する、残りの設問の解答精度が落ちるなど
踏んだり蹴ったり状態になるのである。

午後Ⅰ試験の過去問題を繰り返し説いたことが良かったのか、
今回解いた午後Ⅱ試験も問題が比較的易しかったのかは不明である。
でも、少しずつ得点が取れるようになってきたような気がする。

これまでは本業に忙殺されながらの試験対策であった。
これから4月までは少し落ち着くため、3月にしっかりと試験対策を進めていきたい。
まだまだやらなければならないことが多々あり、準備が不足している。

与えられた時間は24時間。
そして、過去は変えられない。
もっとあーしてればよかった、こーしておけばよかったとたらればの話をしたらきりがない。

未来を変えるために、明日からまた積み重ねをしていこう。

話は変わるが、2/28は技術士第一次試験の合格発表日。
いよいよ待ちに待った合格発表。
いい結果になるといいな、、、

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負荷分散機能は奥が深い!

2022-02-20 18:55:21 | 情報処理-ネットワークスペシャリスト

北京オリンピックの女子カーリングを観戦したが、本当に素晴らしいチームだった。
ロコ・ソラーレのことを少し調べてみると誕生は8年前にさかのぼる。
平昌オリンピックで銅メダル、そして今回は銀メダル。
たった8年でここまでとは本当にすごい。
しかも、選手たちは色々な苦労がある中で集まったようで、
すごい快進撃・サクセスストーリだったと思う。
間違いなく見えないところで様々な苦労をしながら、積み重ねた結果だと思う。
そして、なにより笑顔が眩しかった。あんな人間になりたいとさえ思う。
本当に素晴らしいものを見せてもらった。ありがとう!
胸張って日本に帰国して欲しいと思う。

感動に浸りながら、私のネットワークスペシャリスト試験に向けた学習は進む。
この土日で平成27年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午後Ⅰ試験 問1と問2を解いた。

問1はシングルサインオン、問2は負荷分散機能に関するものだ。

どちらもネットワーク利用者に利便性を与えるための技術である。

その中でも負荷分散機能(以下、LB)には奥深さを感じた。
今まだは、シンプルにセッションをラウンドロビンによる振り分けや
Webサーバの負荷状況に応じた振り分けを行う機能ぐらいにしか思っていなかった。

しかし、ネットワークの世界のLBはOSI基本参照モデルのレイヤ7~レイヤ2まで
の広範囲でうまくパケットやフレームの中身をコントロールしながら振り分けが行われる。
(ちなみに、レイヤ2はフレーム、レイヤ3はパケットというらしい。)

例えば、LBに接続された2台のWebサーバというシンプルな構成の場合、
PCがLBに割り当てられた仮想IPアドレスに対して通信することで、
LBが仮想IPアドレスを振り分け先のWebサーバのIPアドレスに書き換えて転送してくれる。

しかし、LBに接続する機器が直接WebサーバではなくFWを経由する場合は、話が変わる。
上記のようなIPアドレスの書き換えができない。なぜなら、LBがIPアドレスをFWに変えると
FWはWebサーバにつなぐことが出来なくなってしまう。
(要は、FWはPCが誰と通信したいのかが分からなくなってしまうのである)

そこで登場したのがLBの透過モードである。
これは、パケット内の宛先IPアドレスはWebサーバのままとし、
宛先MACアドレスをFWのMACアドレスに書き換えるという手法だ。
(つまり、レイヤ3上はWebサーバを宛先とし、レイヤ2上でFWを宛先とする方法である)

ネットワークの勉強をすればするほど思うこと。
それは、CookieやIPヘッダ、TCPヘッダなどの各種情報を書き換えながら
通信が行われているということだ。
この細かな制御がやたらと多いと感じる。

新たなネットワーク技術が生まれると課題が発生する。
その課題を改善するために新しい技術が登場する。
こう書くと当たり前であるが、ネットワーク通信はプロトコルが決められており、
自由に好き勝手なことができない。

だからこそ、このルールの中で許可するためには、
元のヘッダ情報をデータとみなすように制御が行われる。
例えば、IPSecのようにIPヘッダを別のIPヘッダでラップしして暗号化するなどである。
ネットワークの世界では、上記のような元のパケット情報の一部を書き換えて
通信する技術が本当にたくさんある。

ネットワーク通信は目に見えないから難しく感じる。

少しずつではあるが知識が増えた気がする。
そして、いろいろなことに気付けるところまでたどり着けた。
これからも過去問題を解き、しっかりとアウトプットとインプット学習を
繰り返しながら少しずつ積み重ねていきたい。
そして、少しでもスキルが高まる努力をしていきたい。

合格発表時はロコ・ソラーレのように輝けるようになりたい。

今週は以下の書籍で学習を進めた。


 



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ネットワーク機器のスイッチは改良に改良を重ねられた良い技術

2022-02-13 18:54:17 | 情報処理-ネットワークスペシャリスト

今晩から積雪予報とのことでさっさと買い物を済ませ、
ネットワークスペシャリスト試験の積み重ねを続けた。

今日は、平成25年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午後1試験 問3を解いた。
ネットワークが複雑になってきたため、統合NW基盤として再構築するというもの。
この問題で取り上げられた技術はスイッチである。

スイッチと一言で言っても、L3スイッチやL2スイッチが存在する。
このスイッチは本当に良く改良されてきたんだなと感じた。

現在の主流は、「スイッチングハブ」。
この機器に接続している機器に対して、対象の機器にのみフレームを転送する仕組みである。
だが、昔からこのような仕組みではなかった。
昔は「リピータハブ」というものが存在した。
これは、ブロードキャストに似たような動きをする。
リピータハブに接続されている全端末にフレームを転送する。

リピータハブからスイッチングハブへの変遷だけでも、
不要なフレームをネットワークに流さないように改善されている。
だが、スイッチングハブが1台だけだと、
故障時にスイッチングハブに接続された機器は通信できなくなる。

そこで何を考えたか。
スイッチングハブを2台以上併設して冗長化を図ったのだ。
この「冗長化」による信頼性向上を図るために登場したのが
スパニングツリープロトコル(STP)である。

複数台のスイッチングハブで冗長化を行うと、
フレームが無限ループする課題が生まれた。
そこで、無限ループしないようにルートブリッジとそれ以外のブリッジに分け、
ルートブリッジから一番遠いスイッチのポートを塞ぐようにしたのである。
(これをブロッキングポートというようだ)

そうすることで、冗長化構成を取りながらフレームが無限ループを起こさない。
そして、更に改良は続く。

もし、ルートブリッジが故障した場合どうするかだ、、、
なぜか。

実はルートブリッジがBPDUというフレームを2秒間隔で発信しているが、
これが20秒以上届かない状態になるとネットワーク構成が変わったと認識して
STPがネットワーク経路を再計算しだすのである。
そして、再計算結果でネットワーク通信が自動復旧するのである。
とてもすごい仕組みであるが、弊害もあった。

それは、STPの再計算処理には以下のステップがあり、
これらがすべて終わるまで通信が行えなかったのである。
 ①ブロッキング
 ②リスニング
 ③ラーニング
 ④フォワーディング
通信再開まで50秒程度の時間を要する。これでは困る部分が出てきた。

そこで登場したのが、リンクアグリゲーションやスタック接続である。
前者はLANケーブル、後者はスイッチングハブを束ねて論理的に1つにするというもの。
この技術により、物理的にケーブルやスイッチングハブが故障しても残りで
処理が継続できるようになったのだ。
しかも、まとめて1つにすることで帯域拡大まで成し遂げた。

素晴らしい技術革命である。

ピンチをチャンスに変え続けた結果、今のスイッチ技術が存在する。
そんなことを学んだ1日だった。

本日も以下の参考書を使用して積み重ねを行った。


 


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DHCPって苦労したんだろうな、、、

2022-02-12 23:18:03 | 情報処理-ネットワークスペシャリスト

昨日までシステムの切替作業だった。
今回もおおむね問題なく切替が終わり、お客様に迷惑かけなかった。
徹夜作業だったため、昨日は泥のように眠った。

今日からまたネットワークスペシャリスト試験の学習に戻った。
本日は、平成25年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午後Ⅰ試験 問2を解いた。

この問題のメインテーマは「DHCP」だった。
このプロトコルは、コンピュータをネットワークに接続する際に、
いちいちネットワークの設定を利用者が行わなくても済むように、
DHCPサーバがネットワーク情報を設定してくれるものだ。

ただ、このプロトコルも勉強すると苦労したんだろうなという背景が見えてくる。
まず、ネットワーク通信にはいくつかの手段がある。
 ・ユニキャスト(1 対 1の通信)
 ・マルチキャスト(1 対 特定のグループの属する機器との通信)
 ・ブロードキャスト(セグメント内全台との通信)

そして、DHCPは「クライアント」と「サーバ」の関係で動作する。
DHCPクライアントがDHCPサーバに「僕にネットワーク設定情報くださいな~」と
問い合わせると、「OK!これ使ってくださいな」という返事が届く仕組みになっている。
専門的な用語で流れを書くと、

 ①DHCPDISCOVER (DHCPクライアント)
 ②DHCPOFFER (DCHPサーバ)
 ③DHCPREQUEST (DHCPクライアント)
 ④DHCPACK (DHCPサーバ)

である。

DHCPクライアントはDHCPサーバを特定することができないため、
上記に記載した通信手段の内、ブロードキャストで通信を行う。
DHCPサーバは自分宛の通信だなと認識すると、DCHPクライアントに②を
返して初めてDHCPクライアントがDHCPサーバとやり取りができる。
要は、デパートの迷子案内のように一斉に館内アナウンスをかけて、
親御さんに認識してもらうようなイメージに近い。

ただ、このブロードキャスト通信はネットワークセグメント内にしか
パケットを流せない。※隣のデパートまで迷子のお知らせを流せないというイメージ。

そこで登場するのが「DHCPリレーエージェント」である。
この機能の登場で異なるネットワークセグメントにもDCHPのやり取りができるようになる。

要は、小さく始めた自動化の仕組みをより良くしようとするために、
機能を追加して広範囲でも自動化の仕組みが成り立つようにしたのである。
ところが、機能拡張すると困ることもある。
DCHPサーバが複数存在してしまうと想定外のネットワーク情報が設定されてしまう。
これにより、ある日突然ネットワークにつながらなくなった~といった障害が生まれる。

ではどうしたか。

DHCPスヌーピング機能の登場だ。

これは、このDHCPサーバから来たメッセージだけネットワーク機器(スイッチ)を
通しますよという機能である。
つまり、こっそり導入しても誤ってネットワーク情報が設定されないように監視
する機能を追加したのである。

このDHCPというのはとても便利なプロトコルであり、非常に良く使われている。
ただ、便利な裏には苦労がたくさん詰まっているのだ。

苦労を見せつけず、いとも簡単に素晴らしい機能を提供する。
かっこいいではないか。

こんなエンジニアを目指したい。

話がそれたが、また一つ積み重ねることができた。
明日もしっかりと過去問演習でアウトプット学習を行い、間違った設問を中心に
インプット学習を進めていきたいと思う。

今日もこちらの参考書を使って学習を進めた。


 

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