今年も流山の人々が「おすわさま」と呼んで愛する諏訪神社のお祭りの日がやってまいりました。
わたくしの子供の頃からバス停の前にあった市村酒店もシャッター全開。とっくのとうに専売制がなくなった「塩」と「たばこ」の琺瑯看板もウキウキしてるように見えます。たばこカウンターの上に「公衆電話」と思しき文字があって、酒も扱ってますから専売免許制があった昭和時代にはこの店が当地の人々の生活の . . . 本文を読む
諏訪神社の大祭が近づいてまいりました。
さて、キョンキョンの歌を独唱して恥ずかしい思いをしたわたくしを乗せてお粗末な舗装の諏訪道のガタガタ道を走るモノコックバスは、ようようにして柏市から流山市へと入りました。市境を示す流山市の標識は昔は横書きでもっと低い位置にありました。
カーブにある看板が水色の三栄設備工業は小学生当時もありました。看板はこれほど大きくなかったと思いますが . . . 本文を読む
1980年代アイドル全盛期に少年時代を過ごしたわれわれ世代は「右手に缶コーラ」と言われると無条件で「左手には白いサンダル」と歌いはじめる不思議な習性をもっています。夏色のと言われるとナンシーと返しますが渚のと言われるとバルコニーかシンドバッドという者、あるいはハイカラ人魚という者もいるかもしれない。まあそんな遠い遠い昔のお話です。
柏・流山間には諏訪道というさ . . . 本文を読む
ついに流山市の崙書房出版が廃業と相成りました。小林社長は胸をはって「地域の記憶を文字によって記録化してきた歴史」と述べておられます。崙書房が精力的に記録化してきた流山の書物を読むとしばしば「諏訪道」とか「すわ道」というワードと出会うことが多ございます。そして崙書房はその古道を詳らかに記録化しようと努力した形跡がうかがえます。
(『かしわの歴史 柏市史研究第 . . . 本文を読む
当月末で廃業予定の崙書房出版に流山市から感謝状が贈られたそうでまことにめでたいことでございます。野田市もなんか出せっつーの。
ところでうちの母は小中学生のころ舟木一夫のファンだったそうで「仲間たち」という日活映画のVHSテープを持っております。自転車で川間から野田市中野台にあった映画館まで行って見た映画だそうです。ちなみに亡父は石原裕次郎が好きでわたくしは静岡県沼津市の某ユニットが大好きです。
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足立区北鹿浜の小6児童が公園で小4の子供にエアガンを撃つというとんでもない事件が世をざわつかせておりますが、小6時代のわたくしは学校休みのたんびにいつもバスに乗っていてエアガンどころかエアサスもないリーフサスペンションのバスの激しい軋み音とともに過ごしておりました。風邪ひいたなどと先生に仮病申告してズル早退し小山経由野田市駅~岩井車庫間のバスを往復し、豊かに広がる美しい畑地を眺めながら平日真っ昼間 . . . 本文を読む
十連休初日だというのにわたくしの心は今日の天気のように晴れ晴れとしません。なぜならば明日は4月28日ですね。38年前の4月28日をもって東武の路線バスから車掌さんの姿が片端から消えてしまったからです。かたや東武バス初のワンマン路線として有名な豊四季団地循環線。現在は豊四季“台”団地循環となっていますが、わたくしの時代「台」は付いていませんでした。高校の同学年にこの団地から通 . . . 本文を読む
春の令月にして気淑く風和ぎ梅は鏡前の粉を披き蘭は珮後の香を薫すこの頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
あれは春の令月ではなく、小学6年生の夏休みのことでした。
夏休みが始まったばかりで7月下旬のある平日のことであったろうと思います。
いつものように「友達のとこへいく」などと適当なことを親に伝えると 自宅最寄のバス停を9時50分過ぎに出る野07野田市駅行きに乗りました。
そのバス停にはあま . . . 本文を読む
柏03の終点柏駅の一つ隣に北柏駅があります。
元は何にもない所だったそうですが私が生まれるかどうかという頃に貨物駅が出来、
昭和48年に最も面倒で厄介な貨物、すなわち「ヒト」を扱うようになったという駅です。
柏辺りで見かける千代田線の、というか常磐緩行線のと言ったほうがいいのでしょうか、
車両といえば小学生の頃なら角ばっていてあまり個性の感じられなかった5000系がまだ残存しており、
高校生頃 . . . 本文を読む
最近、自転車とバスが接触や衝突して尊い人命が失われたという心痛むニュースが多うございます。
それも交通事故の定番、老人高齢者ではなくこれから社会を担ってゆく小学生児童が犠牲になったのには何とも言葉を失う次第です。
何年か前、道交法改正で自転車も取り締まりが厳しくなって歩道を走行したり歩行者と接触すると重大な事犯だと定義されるようになったので
その時わたくしは自転車を捨てました。
これで自動車や . . . 本文を読む
いろいろと国会を騒がせ海外メディアにまで登場するほどの有名人となった某東京五輪担当大臣は千葉県柏市が選出選挙区なのだそうです。
わたくしの子供の頃は小選挙区制などありませんから柏も野田も同一の選挙区でした。
当選者は毎回のように野田市川間の染谷誠氏と同木野崎の新村勝男氏のコンビで決まっていて、
小学校への通学路途上のあちこちの電柱にはこの二人しかポスターが貼られていないので、他市の人は立候補してい . . . 本文を読む
いよいよ冬の訪れが強く感じられる今日このごろ、皆さま風邪に負けることなく元気にお過ごしのこととお慶び申し上げます。
今までこのブログではいたく古いバス路線の話をしてまいりましたが
バス路線を他人様に説明するのに路線図ほど有効なアイテムはございません。
ところが当ブログでぐだぐだご紹介している私の小学生時代の東武バス野田営業所の路線図は今日手を尽くしてもなかなか見つかりません。
平成に入ってから . . . 本文を読む
今年も京成バスのお祭りに行ってきました。
バスのイベントに鉄道で行くような不届きな振舞いをしたくないので、事前の京成バスのアクセス案内通り、
京成幕張本郷駅から幕01 ZOZOマリンスタジアム行きで会場へ向かうことにしましょう。
免許センターを通過。
二種免許は試験場でしか取得できなかったウン十年前、わたくしはここに通って大型二種免許を取得しました。6回か7回受験しての合格。嬉しかっ . . . 本文を読む
鉄道線を有していない関宿町の人々は恐らく野田のボンクラどもよりも路線バスに対する造詣が深いと思います。
わたくしが花も恥じらう高校2年生であった遥か昔、関宿町木間ヶ瀬に住まう友人がおりました。
その友人宅にはお母さんが書いたとおぼしき小さいメモ用紙にミミズみたいな罫線を引いて手書きした
バス時刻表が冷蔵庫にマグネットで貼ってありました。
木間ヶ瀬というと以前覚えている個人的思い出のありったけを当 . . . 本文を読む
かの大ヒット曲『潮来笠』で流れ者の潮来の伊太郎が故郷の恋人を偲んで利根川へそっと花を流した関宿町。 平成15年市町村合併により関宿のセ太郎ではなく野田市関宿へとその名を変え、関宿町の名は花と一緒に川の流れに消えんとしています。 ここのところ関宿町シリーズと称して関宿のバスをいろいろ思い出しているところですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。 本日は関宿のお隣春日部市でバスのイベントがあって子供 . . . 本文を読む