中級でよく見られる市街地コースのレイアウトです。このS字を二つつないだセクションの走り方について考えてみます。
まず最初のポイントはS字の部分で直線を作ることです。③④と⑦⑧のそれぞれのコーナーの頂点を直線で結ぶラインを作り、ここで加速できるようにします。この加速ができないと④⑤および⑧⑨のコーナーに向かってブレーキングを使ったコーナリングがうまくできなくなり、大回りになってしまいます。
次に、道成りではなく、小さく回れるラインを作って回るということです。⑧から⑨⑩と回る時に⑧⑨を道成りに回ると回転半径が大きくなり、⑩で大きく膨らむことになります。⑩の部分の道幅が広い(2車線分ある)のでこの場合はそれでも良いのですが、④⑤ではそうはいきません。道幅が狭い(1車線)ので膨らむと詰まってしまって減速せざるを得なくなります。また、次のコーナーに対して距離がなくなるので、⑥に向かって加速していく距離が取れなくなります。
そこで、④から⑤に向かうコーナリングの頂点を道幅を使ってなるべく奥にとります。図の緑の線のイメージです。
⑥も同じように奥に頂点を作ります。⑥に向かって右に振ってから⑥⑦を道成りに回る人がいますが、回転半径が大きくなって具合が悪いのです。またそういう走り方をしている人は⑤も大回りになっているので、⑤で左に寄ってそこから⑥に向かって右に振ることになるので直線が作れません。
⑨はスピードを維持して大きく回るか、⑤と同じように小さく回るか、選択することができます。その先の⑪⑫を回るために有利な方法を選ぶのですが、このレイアウトの場合は、どちらでも良いように思えます。
まず最初のポイントはS字の部分で直線を作ることです。③④と⑦⑧のそれぞれのコーナーの頂点を直線で結ぶラインを作り、ここで加速できるようにします。この加速ができないと④⑤および⑧⑨のコーナーに向かってブレーキングを使ったコーナリングがうまくできなくなり、大回りになってしまいます。
次に、道成りではなく、小さく回れるラインを作って回るということです。⑧から⑨⑩と回る時に⑧⑨を道成りに回ると回転半径が大きくなり、⑩で大きく膨らむことになります。⑩の部分の道幅が広い(2車線分ある)のでこの場合はそれでも良いのですが、④⑤ではそうはいきません。道幅が狭い(1車線)ので膨らむと詰まってしまって減速せざるを得なくなります。また、次のコーナーに対して距離がなくなるので、⑥に向かって加速していく距離が取れなくなります。
そこで、④から⑤に向かうコーナリングの頂点を道幅を使ってなるべく奥にとります。図の緑の線のイメージです。
⑥も同じように奥に頂点を作ります。⑥に向かって右に振ってから⑥⑦を道成りに回る人がいますが、回転半径が大きくなって具合が悪いのです。またそういう走り方をしている人は⑤も大回りになっているので、⑤で左に寄ってそこから⑥に向かって右に振ることになるので直線が作れません。
⑨はスピードを維持して大きく回るか、⑤と同じように小さく回るか、選択することができます。その先の⑪⑫を回るために有利な方法を選ぶのですが、このレイアウトの場合は、どちらでも良いように思えます。
実は、6/3の初級でもこの市街地コースを走りました。
イントラさんは、NGCさんとYMSTさん。そう!念願の鬼軍曹イントラさんにやっと初級を担当して頂きました!
初級では、1~9を走った後、21→20→19→23→18→17→24→25→15→10→11→と走りました。
S字部分は、@sushiさんのアドバイスを思い出して、Sに惑わされないように直線を作って走りました。また、9のカーブを回って21から20に向かう箇所、及び、23から18に向かう箇所も真っ直ぐ走ったのですが、それで合っていますか?
9から21に曲がる時は、なかなか小さくクルリンと曲がれず、どうしても大きく回ってしまいました。「今度こそクルリン!」と思い、8→9の加速を残したまま9でグッとブレーキを踏み、「えいやっ!」と回ってみると、ハンドルがカツンとフルロックまで切れ込みました。上級者なら、切れ込んだところをスッとバイクを立て、21→20へ加速していくのですが、私の場合は、切れ込んだまま失速…あわや『天使のクルリン』どころか『悪魔のゴロリン』…の一歩手前で何とかアクセルを開けて脱出…というカッコ悪いライディングとなってしまいました。どうもまだバイクをスッと立てるのが苦手です。フルロックのまま失速ゴケしそうになるのは、手前でブレーキを踏みすぎなのでしょうか?
私がライン取りに手こずっていると、NGCイントラさんが手招きして私を呼び、タンデム走行をして下さいました。NGCイントラさん曰く「芝生の上を走りましょう!」。タンデムシートの私の頭の中は、「芝生の上を走るって、ドウイウコト???」と、?マークだらけ。そうすると、NGCイントラさんは、縁石ギリギリのラインを、超バイクを寝かせて走って行きました。「あわわ…。体が芝生につかえそう。芝生の上を走るって、こういうことか!」。怖かったけれど、良い体験でした。私も真似して芝生の上を走ってみたけれど、まだまだNGCイントラさんほどには寝かせられませんでした。次回こそ、芝生の上を走る!
また長くなりましたが、@sushiさんにお願いがあります。お手すきの際で結構ですので、6/3初級「1~9を走った後、21→20→19→23→18→17→24→25→15→10→11→」のレイアウト図を作って頂けませんでしょうか。そして、タイヤはどのラインを通せばよかったのか、ご教示頂きたいのですが…。
あと、9→21の箇所ように、小さくクルリンと回った後に失速せずにバイクを素早く立てるにはどうしたらよいのでしょう…???上級の皆さんは、スピードは出していないのに、失速ゴケもせず、タイヤが地面をガッチリとグリップし舐めるように走っています。どうしたらそんなことが出来るのですか???