大きい回転半径のコーナーから続いて同じ回転方向の小さい回転半径のコーナーがあるときに、それを一つのコーナーとして連続的に回る方法です。
例えば、市街地のトイレの前のブロックを右回りに(南から北に向かってアプローチし東に)回り込むのはそういうセクションになります。
図の①,②,③が大きい回転半径で回り、そのままの体勢で次の③,④の小さい回転半径の旋回につなげます。
なぜ複合コーナーと呼ぶのか . . . 本文を読む
もう一つ単純な直線パイロンスラロームの話です。3本のスラロームが4本に増えるということなのですが、微妙な違いが出てきます。
4本のスラロームでも、上図に見るように、3本と同じように前後の余裕を使ってもっと間隔を広く使うような走り方が可能です。
4本が5本になると、中央の3本は前後が制約されて、完全に4.5mの間隔で走る必要が起こりますから、5本以上の場合は、入り口で間隔を変えずに初めから4.5 . . . 本文を読む
ごくごく単純な直線パイロンスラロームです。
例えば、スタートしてすぐにパイロンが3本並んでいるとか、オフセットパイロンスラロームの間に、直スラ3本立っているということを想定してみてください。
前後とも、空間は十分にあります。
こういう時、単純にパイロンに向かっていくと、パイロンの中間地点を前輪が通っていくように走らせる(A)のですが、図で書くと好ましいラインは簡単にわかります。
Bのように1本目と . . . 本文を読む
直線パイロンスラロームの続きです。
4月の上級で設けられた不等間隔のスラロームで5mの間隔2本と、そのセットの間に10m間隔1本という組合せです。それぞれのセットの中間に前輪を通すようにするラインを作ると不規則な切り返しになります。(図A)
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土曜日は久しぶりに中級に参加しました。午前中は初級設定のバリアブル、午後は直線パイロンスラローム27本+10本の設定を含む基本練習型のコースでした。
図の破線の部分がスラロームのセクションです。スラロームのラインを27本分書き込むのは大変なので破線であらわしました。あと、厳密に言うと、スタート後、1本目のパイロンから2本目の間だけ、6.75m、以降は4.5m間隔です。図では1本目を省略しています。 . . . 本文を読む
複合的なコーナーが連続するために、思い通りのラインが取れなくなったり、膨らんだり、あるいは極端にスピードが落ちてしまっている時に、一つのコーナーを「捨てて」体勢を立て直す方法があります。一つのコーナーを「速く」走ることをあきらめて、極限までスピードを落すことで、小さく回り、その結果として次のコーナーに対するコントロールを取り戻す方法です。
例えば、小さなUターンが3回以上連続するような場合、2番 . . . 本文を読む
実際には違っていたのですが、6月3日の貸切コースのレイアウトを推理していたときに、⑱のところに270度の小さなコーナーが示されていました。初級では、これは難しすぎるのではないかと書きましたが、このような270度のコーナーは中上級でもなかなかありません。同じ大きさのUターンよりも数段難しくなります。実際のレイアウトとしては、市街地コースでこんな例がありました。AとCのコーナーが270度です。
他 . . . 本文を読む
このレイアウトで、スタートしてすぐの右1から左2への切り返しや、市街地左下の左15から右16への切り返しは、「二つ目が小さくなるS字切り返しコーナー」とは逆の「二つ目が大きくなるS字切り返しコーナー」になります。
二つ目が小さくなるコーナーと異なり、スピードの調整はもっと容易になります。一つ目のコーナーは普通に小さなUターンとして回り、回り終わったところで切り返し二つ目のコーナーは倒し込んだ後、 . . . 本文を読む
6月11日の合宿でのコースで最後のコーナーとその手前のコーナー(25→26→27)は、大きいUターンから小さいUターンにつながる切り返しのS字のコースです。これは、正直難しいラインです。今までの上級でも、一、二回しか見たことがありません。調べてみたら、05年の12月10日の上級で、こてこての細かいコース設定がされた時にありました。市街地コースの左下、赤い網掛けの部分です。
この市街地とバリア . . . 本文を読む
先週末、急な連絡があって、陸の人(バイクの人)から海の人に戻りました。三浦半島の油壺から伊勢志摩五ヶ所湾のマリーナまでヨットで回航しました。約340kmの航程で所要時間は27時間です。
海面は凪で平らだったのですが、夜になって霧で視界が100mほどに落ちたり、最後には風が上がり、風速20m以上という状況にもなって、色々とハードでした。
久しぶりのナイトセーリングだったのですが、夜の海面を眺めながら . . . 本文を読む
パイロンを小さく回る自信がないために、早目にバイクを倒していこうとすることがあります。実はこれは逆効果で、パイロンの手前からバイクを倒そうとすると「自動的に」回転半径が大きくなるのです。(ゆかりさんのブログからお題拝借しましたのでトラックバックします)
小さく回りたかったら、実はコーナーの奥に突っ込んで、一気に倒す必要があります。
気持ちの中では、徐々にパイロンに近付いていけば最後に小さく回れる . . . 本文を読む
6月の合宿のコースにもありましたが、7番のコースに点線で描かれている定常円に向かうアプローチの方法についてです。私がCB900で手前のパイロン(0)を回って①の地点に向かって加速すると、ちょうど良いスピードが得られました。そこでブレーキを使うことなく、前後の体重荷重の切り替えでバイクを緩やかに倒し、定常円の旋回に乗せていくことが出来ました。
しかし人によって、あるいは車種によって、そのようなちょ . . . 本文を読む
6月11日の合宿のときのコースは、実際のところかなり難しいものでした。特に市街地の部分を考えると、上図のように、多くのコーナーが(大小の違いはあるものの)Uターンから切り返して次のUターンへとつながる複合コーナーだったからです。
つまり、バイクを立てて走らせる区間が短いので、スピードやバイクの状態を「立て直す」場所がないということになります。
図の赤点線は左コーナー、青点線円弧は右コーナーを示し . . . 本文を読む
復活した一泊二日特訓コースに参加してきました。ご一緒した皆さん。お疲れ様でした&ありがとうございました。二日目の午前中のコースレイアウトを紹介します。この日は予定されていた試乗会が雨で中止になったため、のびのびとしたコースを楽しむことが出来ました。「今日のテーマはガンガン走ること」とNイントラが言ったとおりで、このコースも一周800m。難易度で言えば中級ですが、難しめのレイアウトで、上級でも十分楽 . . . 本文を読む