さて、今回はコーススラロームを走る上での基本的なテクニックの一つで、「直線を作る」ということを考えてみます。
「直線を作る」というのは「直線的に走る」というのとは違います。直線的に走るということをそのまま解釈すると、次の目標(パイロン)に向かって真っ直ぐ向かっていくという風に感じるかもしれませんが、そういうことではありません。
a)第一に、コーナーからコーナーへと切り返して走るような条件の中で、真っ直ぐ走る区間を作って、そこで加速し減速するという動作をするということです。
b)第二に、市街地のようなコースレイアウトで区画から区画へと縁石の角を結ぶ直線を作るように走るということです。
c)第三に、入り組んだ区画の構成に惑わされず、真っ直ぐ進めるスペースを見つけるということです。
a)の切り返しの中で直線を作るという点ですが、上図は市街地のS字を全く直線を作らないで走っていくラインを示しています。これは絵柄としては綺麗ですが、実際にこの通りに(1速で)走るためには超高度なアクセルコントロールが必要なのです。
もっと楽に走るためには、以前に紹介したような、S字の間で直線を作るようなラインを作ることが望まれます。
この赤い矢印で示したような直線区間を作ることが大事なのです。それによって加減速を行うスペースが作れるので、その加減速を利用して、それぞれのコーナーをスッキリとコンパクトに旋回することが出来ます。
b)の直線を作るというのはこういうことです。
典型的には上の図のように、市街地のブロックコーナーを回って次のコーナーに向かう時に角から角に向かって、なるべく長い直線を作ります。長い直線を作ることによって速くコースを走るとことに加えて、しっかりとした減速を行うことで⑤⑥のコーナーを小さく回ることができます。
同じように下図のバリアブルでもより良いラインの全体像を作るために、直線をしっかり作るようにすると④⑤それぞれのコーナーを小さく回ることができてリズムを作ることができるのです。
c)の入り組んだ区画の構成に惑わされず、真っ直ぐ進めるスペースを見つけるというのは、こういうことです。
赤線はS字コーナーのようなクネッとしたところで直線を作るというものです。緑の矢印線は、市街地中央の二車線道路(幅が広い)の道幅を使って、直線を長く作ろうとするものです。青の矢印線は、交差点から別の交差点につながるスペースを上手に使って、なるべく長い直線を見出していこうというものです。市街地のコースの中でも、コースレイアウトによって、上手に走るための直線を作ることができるのです。
「直線を作る」というのは「直線的に走る」というのとは違います。直線的に走るということをそのまま解釈すると、次の目標(パイロン)に向かって真っ直ぐ向かっていくという風に感じるかもしれませんが、そういうことではありません。
a)第一に、コーナーからコーナーへと切り返して走るような条件の中で、真っ直ぐ走る区間を作って、そこで加速し減速するという動作をするということです。
b)第二に、市街地のようなコースレイアウトで区画から区画へと縁石の角を結ぶ直線を作るように走るということです。
c)第三に、入り組んだ区画の構成に惑わされず、真っ直ぐ進めるスペースを見つけるということです。
a)の切り返しの中で直線を作るという点ですが、上図は市街地のS字を全く直線を作らないで走っていくラインを示しています。これは絵柄としては綺麗ですが、実際にこの通りに(1速で)走るためには超高度なアクセルコントロールが必要なのです。
もっと楽に走るためには、以前に紹介したような、S字の間で直線を作るようなラインを作ることが望まれます。
この赤い矢印で示したような直線区間を作ることが大事なのです。それによって加減速を行うスペースが作れるので、その加減速を利用して、それぞれのコーナーをスッキリとコンパクトに旋回することが出来ます。
b)の直線を作るというのはこういうことです。
典型的には上の図のように、市街地のブロックコーナーを回って次のコーナーに向かう時に角から角に向かって、なるべく長い直線を作ります。長い直線を作ることによって速くコースを走るとことに加えて、しっかりとした減速を行うことで⑤⑥のコーナーを小さく回ることができます。
同じように下図のバリアブルでもより良いラインの全体像を作るために、直線をしっかり作るようにすると④⑤それぞれのコーナーを小さく回ることができてリズムを作ることができるのです。
c)の入り組んだ区画の構成に惑わされず、真っ直ぐ進めるスペースを見つけるというのは、こういうことです。
赤線はS字コーナーのようなクネッとしたところで直線を作るというものです。緑の矢印線は、市街地中央の二車線道路(幅が広い)の道幅を使って、直線を長く作ろうとするものです。青の矢印線は、交差点から別の交差点につながるスペースを上手に使って、なるべく長い直線を見出していこうというものです。市街地のコースの中でも、コースレイアウトによって、上手に走るための直線を作ることができるのです。
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