コーナリングの途中で大回りし過ぎていることに気付いた時に、ブレーキを使ってラインを修正することができます。コーナリング中のブレーキの効果で説明したように、コーナリング中にフロントブレーキを使うとバイクが起き上がり、リアブレーキを「ジワッ」と使うとバイクは倒れ込み、ハンドルがさらに切れていきます。従ってリアブレーキを使ったときにはバンク角が増大し、ハンドルが切れることで、旋回半径が小さくなっていきます。
ラインB(バイクを寝かせて大きく回る)でアプローチしたときには②まで加速してきて②でブレーキをかけながらバイクを倒し、③までにブレーキングを終えます。しかし、その後、大回りになりすぎることに気が付き、④までに後ブレーキをかけるわけです。そうすると⑤⑥と修正された小さな旋回半径でパイロンを回れるようになります。
なんでこんなことを敢えて言うのかというと、多くの初級クラスの方がオフセットパイロンでパイロンに合わせようとする余りにアプローチスピードを落し過ぎる傾向があるからです。自分が考えるよりもアプローチスピードを高める練習をするのがよいのですが、その時にこのような旋回中の調整方法がわかれば、安心してスピードを高めてアプローチできるようになるというものです。
またラインC(バイクを立てて小さく回る)を練習するときに、ラインAの基本の回り方をイメージし、しかしもっとパイロンに近い位置からアプローチするようにします。そしていつもよりも強い後ろブレーキを残すともっと小さく回れるようになります。そのイメージ作りの入り口として、このようなコーナリング中にリアブレーキを使ってラインを変えるという練習が効果的です。
ラインB(バイクを寝かせて大きく回る)でアプローチしたときには②まで加速してきて②でブレーキをかけながらバイクを倒し、③までにブレーキングを終えます。しかし、その後、大回りになりすぎることに気が付き、④までに後ブレーキをかけるわけです。そうすると⑤⑥と修正された小さな旋回半径でパイロンを回れるようになります。
なんでこんなことを敢えて言うのかというと、多くの初級クラスの方がオフセットパイロンでパイロンに合わせようとする余りにアプローチスピードを落し過ぎる傾向があるからです。自分が考えるよりもアプローチスピードを高める練習をするのがよいのですが、その時にこのような旋回中の調整方法がわかれば、安心してスピードを高めてアプローチできるようになるというものです。
またラインC(バイクを立てて小さく回る)を練習するときに、ラインAの基本の回り方をイメージし、しかしもっとパイロンに近い位置からアプローチするようにします。そしていつもよりも強い後ろブレーキを残すともっと小さく回れるようになります。そのイメージ作りの入り口として、このようなコーナリング中にリアブレーキを使ってラインを変えるという練習が効果的です。
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