けさ思わず耳を疑ってしまった
勘三郎さんが亡くなったニュースを聞いてだ
病床であるとは知ってたけどまさかって感じだった
今から22年前になるやろうか
自分が生まれ育った地区の芝居小屋「東座」の修復記念で
勘三郎さんが名誉館長として公演されたのだ
そのとき一家で見に行ってて凄いオーラを放たれてた
側を通られたときには自分が抱いてた2才の長男の顔をじっと見られて
微笑んで下さったのを強く覚えてる
そしてやや強引であったが兄貴が我が一家と勘三郎さん達と
いっしょに撮影してくれた
その時の写真は今もうちに額に入れて飾ってある
歳も2つしか違わず親近感もあった
歌舞伎にはあまり興味はなかったけどテレビや雑誌で出てると必ず見てた
たぶん「東座」関係者もさぞショックを受けてると思う
遠い世界に居る人ではあったけど
毎日その写真は見てて身近な感じな人だっただけに
何か信じがたい気持であるのは間違いない
どうか安らかにお休みくださいね