宮澤賢治の里より

下根子桜時代の真実の宮澤賢治を知りたくて、賢治の周辺を彷徨う。

33 (12) 姫神山(その2)

2008年10月19日 | Weblog
 ”(12) 姫神山(その1)”の続きである。  賢治と姫神山の関係だが、『今日の賢治先生』(佐藤 司著、永代印刷)によれば、賢治が高等農林2年生(20歳)の4月2日に、同級生で山梨県に帰省中の保阪嘉内あてに葉書を出していて、その文面は  旅からの御便りありがたうございます 新らしい学期になりました 岩手県の山も茶色に静にけぶつてゐます 学校へ出たら又愉快に霧山岳だの姫神山だのへ行かうではあり . . . 本文を読む