宮澤賢治の里より

下根子桜時代の真実の宮澤賢治を知りたくて、賢治の周辺を彷徨う。

35 (13)六角牛山(その2)

2008年10月21日 | Weblog
 ”六角牛山(その1)”の続きである。  宮澤賢治は六角牛山に関してはどのような作品を残しているのだろうか。『宮沢賢治の山旅』(奥田 博著、東京新聞出版局)によれば賢治の作品に六角牛山は、ほとんど登場しない。おそらく一回だけ、次の文語詩    そこは盆地のへりにして    稲田はせばく水清く    藻を装へる馬ひきて    ひとびと木炭ととのうる    東仙人六角牛の    洞に水湧き雲湧けば . . . 本文を読む