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〈『羅須地人協会跡地の朝』(平成28年12月8日撮影)〉
昨日と一昨日、
「日大アメフト部、安倍政権に重なって見える」(辻元清美氏、朝日新聞 2018年05月24日19時29分)
とか
「日大の対応が政府や官僚の弁明とダブる」(日刊スポーツ社会面連載「政界地獄耳」2018年5月23日)
というような声が相次いだ。たしかに私からもそう見える。立場の弱い者が勇気を奮って真実を述べているというのに、それに対して強い立場の側が嘘八百で言い逃れをしているという構図があるように見えたからだ。
しかし私には、それだけではなく、
「賢治学会理事会、日大アメフト部に重なって見える」
のである。なぜならば、
賢治に関する「真実」を、立場の弱い側にある私(鈴木守)がこの度著書によって明らかにしたのだが、これと同時期に、賢治学会代表理事名の文書(文中に鈴木守の個人名を顕わに用い、個人攻撃をしているかのような文書を)を強い側にある賢治学会が全学会員へ送付した。
からである。そこで、以下の事柄を、特に賢治学会の一般会員の皆様に対して、この際報告しておきたい。
どうやら、今回の文書の送付は、拙著『本統の賢治と本当の露』がこの4月に全国販売になったことがかなり関連しているようだ。そもそもこの送付文書中にある「募金に関する対立」は約半年前のことであり、しかもそれは既に沈静化していたものだ。それが約半年後になって突如、再びまた対立が起こることを煽るような内容の文書が学会員全員に送付されたという不自然さとそのタイミングに鑑みて、こう推測せざるを得ない。つまり、この度の拙著の出版は賢治学会代表理事等にとっては不都合なことだったのかな、と。
また、この度の賢治学会代表理事名の全会学員宛送付文書に関しては以下の事柄も附記しておきたい。
⑴ この文書送付に関して、賢治学会代表理事等から私に対しては、事前も事後も、直接的にも間接的にも一切の連絡も問い合わせもない。
⑵ 従って、私はこの文書送付についての承諾等は一切していない。
⑶ この文書は学会員全員に送付されたと判断できる。
⑷ 私は「宮沢賢治・花巻市民の会」をその後退会したが、学会の方は退会していないし、今後も学会員であり続けるつもりだ。
⑸ 私は、会報と共に送付されてきたこの文書を初めて見て、本質には触れずに手続論に終始しているなどの、その内容の浅さを知り、賢治の名を冠する組織がかくの如き文書を代表理事名でしかも全員に出したということに驚いた。
⑹ 一般会員の皆様方にとっては分かりにくい文書だと思うが、当事者の一人である私にとってはすぐその内容が読み取れたし、その意図は、非対称性を使っての私を狙い撃ちにした理不尽な個人攻撃であると受け止めた。そして、そのやり方はアンフェアだということも同様に。
⑺ ただし、下手をすると子供の喧嘩じみたことになりかねないので、私はむきになって反論することはせずに静観しようと、当初は考えていた。
⑻ ところが、この「個人攻撃」に関しては、やはりある知人もそのことを心配して、
『あの文書は問題ですよ。あれは鈴木さんに対する個人攻撃であって、代表理事が責任を取って辞任せねばならないようなやり方です。鈴木さんはこのままだとこれによって殺されますよ』
というような内容の電話をくれた。
⑼ そこで、一寸の虫の五分の魂を示そうと思って、拙ブログ「みちのくの山野草」上に於いてこの件に関する意見を発信している。
⑽ なお、『三陸支援の募金に関する意見を私は拙ブログ上で発信します』(ちなみに、その投稿のタイトル名は『三陸被災地支援募金を押し潰した賢治学会幹部』である)ということは、富山代表理事と外山副代表理事の前で、その旨を外山氏に伝えて了解を得ている(平成29年9月22日、学会総会会場にて)ことである。
⑵ 従って、私はこの文書送付についての承諾等は一切していない。
⑶ この文書は学会員全員に送付されたと判断できる。
⑷ 私は「宮沢賢治・花巻市民の会」をその後退会したが、学会の方は退会していないし、今後も学会員であり続けるつもりだ。
⑸ 私は、会報と共に送付されてきたこの文書を初めて見て、本質には触れずに手続論に終始しているなどの、その内容の浅さを知り、賢治の名を冠する組織がかくの如き文書を代表理事名でしかも全員に出したということに驚いた。
⑹ 一般会員の皆様方にとっては分かりにくい文書だと思うが、当事者の一人である私にとってはすぐその内容が読み取れたし、その意図は、非対称性を使っての私を狙い撃ちにした理不尽な個人攻撃であると受け止めた。そして、そのやり方はアンフェアだということも同様に。
⑺ ただし、下手をすると子供の喧嘩じみたことになりかねないので、私はむきになって反論することはせずに静観しようと、当初は考えていた。
⑻ ところが、この「個人攻撃」に関しては、やはりある知人もそのことを心配して、
『あの文書は問題ですよ。あれは鈴木さんに対する個人攻撃であって、代表理事が責任を取って辞任せねばならないようなやり方です。鈴木さんはこのままだとこれによって殺されますよ』
というような内容の電話をくれた。
⑼ そこで、一寸の虫の五分の魂を示そうと思って、拙ブログ「みちのくの山野草」上に於いてこの件に関する意見を発信している。
⑽ なお、『三陸支援の募金に関する意見を私は拙ブログ上で発信します』(ちなみに、その投稿のタイトル名は『三陸被災地支援募金を押し潰した賢治学会幹部』である)ということは、富山代表理事と外山副代表理事の前で、その旨を外山氏に伝えて了解を得ている(平成29年9月22日、学会総会会場にて)ことである。
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前へ
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《『本統の賢治と本当の露』の広告 》(平成30年5月1日付『岩手日報』一面下段)
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この度、『本統の賢治と本当の露』(鈴木守著、ツーワンライフ出版、定価(本体価格1,500円+税))
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を出版いたしましたのでご案内申し上げます。
本書は、「仮説検証型研究」という手法によって、「羅須地人協会時代」を中心にして、この約10年間をかけて研究し続けてきたことをまとめたものです。
現在、岩手県内や東京の書店におきまして販売されおりますのでどうぞお買い求め下さい。
あるいは、葉書か電話にて、『本統の賢治と本当の露』を入手したい旨のお申し込みを下記宛にしていただければ、まず本書を郵送いたします。到着後、その代金分として1,620円(本体価格1,500円+税120円、送料無料)分の郵便切手をお送り下さい。
〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 鈴木守
電話 0198-24-9813
なお、〈目次〉は以下のとおりです。
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