DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

訃報★山口小夜子さん

2007-08-20 | ドラマ・映画・演劇・アート
世界のトップモデル、山口小夜子さん死去
8月20日17時40分配信 産経新聞
パリコレクションなど世界のトップモデルとして活躍した山口小夜子(やまぐちさよこ)さんが14日午後6時ごろ、急性肺炎のため死去した。自宅は非公表。故人の遺志により、葬儀・告別式は親族のみで行った。後日「お別れの会」を行う予定だが、詳細は未定。
 横浜市生まれ。杉野ドレスメーカー女学院卒。昭和47年、パリコレクションのショーでデビュー。高田賢三や山本寛斎のショーなどで活躍し、黒髪に切れ長の目というエキゾチックな容姿で、欧州に旋風を巻き起こした。52年には米ニューズウィーク誌の「世界のトップモデル6人」に選ばれ、英メーカーが「SAYOKOマネキン」を製作販売し話題となった。
また女優として映画や演劇にも活動の場を広げていった。近年は「ウェアリスト」を自称し、ファッションとダンスパフォーマンスを融合するなど自由な表現を追求していた。


山口小夜子さんが死去 世界的モデルとして活躍(共同通信) - goo ニュース

彼女を思うと、
セルジュ・ルタンス、山口はるみのイラスト、花椿、パルコ、流行通信・・・
そういうものの入った、いつもは開かない記憶のひきだしが開きます。
私の中の70年代。

当時、カッコイイ女性はたくさんいたけれど、
『日本女性』の美しさを開化させ、ぎゅっと凝縮させたような
神秘的な、氷の中の炎のような・・・
手の届かない幻影のような・・・
とてもとても美しい、「美」そのもののような方という
印象があります。

黒いアイライン×赤いアイシャドウは
無謀にも真似したこともあるけれど(髪もおかっぱストレートにして;
私のタヌキ系な顔には、あのくっきりと切れ長な・力のある目元は
再現超不可能でありました。(大汗;;;

世界で活躍しながら、アングラな雰囲気を失わず
どこか魔女のような、地球外から来たかぐや姫のような
不思議なオーラを、まとっておられました。

寺山修司作品でもその冷たい生き人形のような妖艶さで
映画のニュアンスを深めていましたが、
前衛舞踏系のパフォーマンスを一度拝見して、
うまいとかすごい、というより、
舞台にさっと流された薄墨のような、
それでいて金襴緞子と極彩色が垣間覗くような
独特の空気に圧倒された記憶があります。

一度、青山でタクシーでニアミス。
車から降りて街に消えていく姿に見とれました。
「東京に来てよかった!」と心底思った体験でもあったり。

57歳。

懐かしくどこまでも寸分なく美しい記憶を1つ1つ改めながら
ご冥福をお祈りいたします。


参考:

上海異人娼館/チャイナ・ドール(1981年)

馬頭琴夜想曲(2007年)

馬頭琴夜想曲 予告編



Steely Dan / Aja

そういえばもうすぐ来日しますね。
・・・って調べたら、まさに来日さ中(8/18~24)だ。
奇遇です・・・。
Billboard Liveオフィシャルサイト



■神秘的な魅力で一世風靡■(資生堂)

高橋靖子の「千駄ヶ谷スタイリスト日記」

「ミネラルウオーター」 山口小夜子さん

山口小夜子「僕のコダクローム その6」/横木安良夫HomePage
コメント (22)
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なる@流★夏に聞きたいROCK BEST10

2007-08-20 | 音楽
ASIAやDEEP PURPLEの名曲のような、
高速をぶっ飛ばしてて気持ちいい系は
基本、夏向きかな、と思う単純なあっしなわけですが・・・。

David Lee Roth / California Girls


デヴィッドのエッチさ加減が最高に楽しい♪
こゆノリはデフォで大好きで~す!ジャック船長にも通じるかな、と。w
グラマラスなおねーさん達もよいっすねぇ。<そこか!
I wish they all could be California girls.

Van Halen /Jump


以前も画像紹介済みですが、同じくデヴィッド関係で。
この曲、以前音楽専科なMUSIC8089ブログで夏歌投票で1位を争ってましたね。
突き抜けた爽快感で納得です。
で、その時、二位だったのが、こちら。
めっちゃ競った票数だったような。

Bon Jovi/Livin' on a Prayer


いあ、このあたりのシンプルなハードロックは夏に似合いますよね。
ってけっこう1年中歌ってたり♪
やは、ボン・ジョヴィはシンプルでめっちゃ歌いやすいゆえにw
Oh,We're half way there Oh-oh,Livin' on a prayer
Take my hand and we'll make it - I swear
Livin' on a prayer♪

といいつつ、シンプルさではこの曲が一番のような♪
Kiss - Rock-n-Roll All Night


大声で歌ってるとめっちゃスカッとします。最高!
ライブ映像のかけ合い、楽しかった東京公演思い出します~。
You drive us wild, we'll drive you crazy
You keep on shoutin', you keep on shoutin'
I wanna rock and roll all nite and party every day

で、この曲を聞くとなぜか連鎖的に歌いたくなるのが
Aerosmith/Dream On



あれ?あんまり夏に関係なくなっていたような?<オイオイ
でも名曲っすね。
哀愁あるスティーブンのヴォーカルも、ジョーのギターも大好き。
Well, sing with me – sing for the year –
Sing for the laughter and sing for the tear.
Sing with me if it’s just for today –
Maybe tomorrow, the good Lord’ll take you awa-a-a-a-a-a-ay!
Dream on…

Joan Jett & the Blackhearts /I Love Rock N Roll


PVは暑苦しいっすが(オイ)、
曲的には、真夏にガンガン聞きたいかな、と。
I love rock n' roll
So put another dime in the jukebox, baby
I love rock n' roll
So come an' take your time an' dance with me

The Runaways - Cherry Bomb


ジェットつながりで、こちらも♪
ロック好き女子は、よく歌いましたね♪♪
って、どうして You Tubeの『Cherry Bomb』の映像って日本語入りのが多いんだ???
Hello daddy, hello mom
I'm your ch ch ch ch ch cherry bomb
Hello world i'm your wild girl
I'm your ch ch ch ch ch cherry bomb

Electric Light Orchestra - Twilight


古くはダイコン(ガイナックス絡み)フィルム、
記憶に新しいところでは『電車男』と
ヲタなテーマイメージもありますが(え?)、
真夏の夜空なイメージがあるかな?と。
Twilight, I only meant to stay a while
Twilight, I gave you time to steal my mind
Away from me.

Freddie Mercury/I Was Born To Love You


ノエビアなイメージが定着してますがw、爽快感では追随を許さないかと。
オリジナルバージョンでどうぞ。
・・・元気なフレディを見ると今なお胸が詰まります。
って、映像はちょい暑苦しいかも<オイ
An amazing feeling coming through
I was born to love you
With every single beat of my heart
Yes, I was born to take care of you
Every single day of my life

QUEENって・・・あんまり季節意識しないんですが(年中聞いてたからw
これなんてどうでしょう?
Queen/ The Miracle


QUEEN KIDSがかわいい!フレ役の子はんとによくポーズを勉強してますよね。
マイクの回し方とか恐れ入るのだ。
The one thing we're all waiting for
Is peace on earth - an end to war
It's a miracle we need
The miracle,
the miracle we're all waiting for today

と、ちょっと強引に QUEENで〆てみましたが
いかがでしょうか?


★追記
コメントで頂戴したスペシャル夏メロ♪をどぞお楽しみください。

Van Halen /Panama



D.L.R.B./Yankee Rose



Bon Jovi/Get Ready



Bon Jovi/Tokyo Road



Def Leppard /Animal



Def Leppard / Action



素敵サウンドをサンクスです!
コメント (13)
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ブログについて考える★最終フェーズ/あるブロガー様からの回答

2007-08-20 | ブログについて考える
ブログについて考える ★あなたにとってブログとは? 最終フェーズ

メールにてご参加くださったブロガーがおられます。
秀逸な内容、深く幅広い視点と表現ですので
ご本人の許可を得て、記事としてアップさせていただきます。

なお、レスもこの場でさせていただきます。
いただいたメールによって引き出されたレスそのものも、
今回、私としては意味があるので。

※メール主様へ:なにか不都合、支障等ありましたらいつでもご連絡ください。

============================ 

●その1 これからブログはどうなっていくと思いますか? 

・全体

世界全体のブログ開設者の割合で日本人(日本語)ブログが
多い事が各IT分野でアナウンスされている。「日記」という
形で開設しているケースがほとんどと思われるが放置された
ブログも相当数存在すると思える。世界的にコンスタントに
稼動しているブログの割合は低く、これはSNSも同様である。
ブログは自己主張が減退(飽きる)すると勝手に放置出来る
事からこのような状態になっていると考える。
近時ではフリー動画系の別サイトからリンキングをして自分
のブログに貼るケースがあるがこれはネットにおける自由な
共同と共に他人依存で自ブログの興味を引くという他力本願
的な側面もある。
ブログは今後、ブログソース体において技術革新が無い限り
現状維持が続き多少の衰退を辿り存続していく可能性がある。

・自分

他者のサーバに寄生する事は楽ではあるが自サーバでの展開
を考えている。又、外部への配信も極力抑える事を考えてい
る。自分にとりブログは「日記」ではない。単なる脳外記憶
装置である。

●その2:再度あなたにとってブログとは?(5つまで) 

・脳外記憶装置

最近では個人的にブログによる情報収集の割合は0%になった。
よって自分にとり自分以外のブログとの交流は極めて少なく
なり、よりコアなものとなっている。逆に交流のあるブログ
とは、より密接に個人的及び業務的に接続されている。

●その3:「あなた」を代表するブログ記事を教えてください。 
     (5つまで)

特段無し(寧ろ全アーティクル)

●その4:その他、ブログについて思うことなんでも。 

衰退を始めた分野と言える。但し絶滅は無いと思える。
又、ユーザーはSNS等との競合共存をどうしていくのか興味
がある。選択肢は色々あるが技術進歩、コンテンツの発展等
によりユーザー側はより面白い興味あるアーティクルにアク
セスをしていくであろう。
ブログやSNSの様なヴァーチャルの世界とリアル世界の壁を
取り払うという思想の人間は多い。これは犯罪温床の場とも
なっている。逆にこれらから改善された良い例も多々あるの
だが(政治的糾弾・犯罪者摘発等)これにマスコミは自分達
のプライドから黙殺をしている。又、リアルな仲間が増えた
というメリットもあろう。但しその分、ストレスも増すはず
であるし、トラブルリスクの値も増すであろう。
単純にブログにおいては大きな分野が出来ていると思える。
即ち、
・単なる自日記{余程の意思が無いと飽きて衰退する傾向}
・仲良し的な集合体{飽きて衰退する傾向、又はSNSに移行}
・自己宣伝(俳優・ミュージシャン等)
{一部の者を除き停滞壊滅}
・企業販促{映画・音楽等は継続、一般企業は衰退}
・アダルト系{餌釣り:存続する可能性は極めて高い}
・他
である。

ブログにおける存続性はユーザーの気持ち如何に因る。
しかしPCを所持しない者、携帯TELでブログに参加しない者
も世の中には多数居る。その人間達はしっかりと生きている。
様はブログとは他者の考えや思考、記憶にどれだけ入り込め
る能力があるか、又、他者の下心をどれだけ回避し良質なる
考えを集約出来るかにより、より良いネット情報となるかが
鍵となろう。更に誹謗の渦を掻い潜り泳げる自信を身につけ
ないといけない場合もある(著名人)。

ブログに未来を求めてはいけない。未来を求めるのは自分の
考えと自分の体で具現化しなければならないから。


============================ 

いただいたメールは上記までです。以下、レス方式にて。

世界的にコンスタントに稼動しているブログの割合は低く、
これはSNSも同様である。


本当に、実際の稼働ブログ数を知りたいところです。三日坊主ブログや、過去ログ置き場がどれだけあるのかと思うと、ちょっとこわいですね。
たまに、 ググっていて上位記事だったのでお邪魔したら、最新更新が5年前のサイトなどもあり、ちょっと象の墓場をイメージすると同時に、良質な記事の場合、そこにも象牙はあるのだな、とも思います。(不謹慎な例えかも?

近時ではフリー動画系の別サイトからリンキングをして自分
のブログに貼るケースがあるがこれはネットにおける自由な
共同と共に他人依存で自ブログの興味を引くという他力本願
的な側面もある。


リンクに関しては、中継地点的役割も含めて、他者のコンテンツをてっとりばやく取り入れることで、自分では一切記事を書かなくても、また数行感想を加えるだけでも、記事が成立し、それなりの達成感は得られることから、ブログの「書く」という初期ハードルを思いきり下げていると思います。その分、ネタブログやニュースブログなどでも似た内容が乱立してしまうわけですが。

でもって、アルファブロガー含めたハブ的存在とその周辺が感覚的にヒエラルキーにならないのが面白いと感じています。「この記事を評価してるのは“わたし”」といった部分でセレクト価値、編集価値といった二次的な価値基準が生まれ、アイデンティファイするからかな、と。
最近は「拍手」や「はてなスター」といった簡易評価システムが、その傾向に拍車をかけてる気もします。

大動脈からいきなり毛細血管がでてる感じで、エネルギー効率としては問題もあるように感じますがある情報がある個人にまで到達する範囲としては「よし」な部分もあって、ロングテール効果もそこから生まれるのかな、とも思います。

ブログのモチベーションについてもっと探りたくなってきました。


自分にとりブログは「日記」ではない。単なる脳外記憶
装置である。


リアルとの主従の関係性が、日記か純粋な脳外記憶装置かを定めるのでしょうか。そういう視点では、リアルへの推進剤的役割を持つ私のブログは日記なのだな、と感じます。

・単なる自日記{余程の意思が無いと飽きて衰退する傾向}
・仲良し的な集合体{飽きて衰退する傾向、又はSNSに移行}
・自己宣伝(俳優・ミュージシャン等)
{一部の者を除き停滞壊滅}
・企業販促{映画・音楽等は継続、一般企業は衰退}
・アダルト系{餌釣り:存続する可能性は極めて高い}
・他


非常に明快な区分をありがとうございます!!!
なんとなくコミケグレードなコミュニティがたくさんできあがって、それなりに活動していくイメージもありますが、それにはSNSのほうが適しているので、あくまで「個」のメディアとしての自日記要素がどういう構成内容で生き残っていくのかが興味深い部分です。
個人的には、社会派ブログ(特にセミプロ的動きを見せる)の動きも気になります。マスコミ系に取り込まれてしまうのでしょうか・・・。

ビジネス視点では企業販促をしかける立場にあるのですが、現状はやはりデータ収集の場としての扱いが有効かな、と思い出しています。企業サイトのあり方も含めて、まだまだ検討していく必要のある部分です。
5年前までは若手デザイナーやプログラマーが海外に行って最新技術をもって帰ってきて、いかに予算を押さえて移植するかが第一課題でしたが、結局デザイナーの自己満足や作品づくりに終始することをクライアントは学習済みゆえ。&そうした最新技術が必ずしもビジネスに直結しないことも・・・広告効果と同じです。といいつつ止めることもできませんが・・・。
(ここでしか言えませんが、いろんな無駄が予定調和的に計上されている企業が多いので、まだまだ日本経済は安泰だと感じています。)

様はブログとは他者の考えや思考、記憶にどれだけ入り込め
る能力があるか、又、他者の下心をどれだけ回避し良質なる
考えを集約出来るかにより、より良いネット情報となるかが
鍵となろう。更に誹謗の渦を掻い潜り泳げる自信を身につけ
ないといけない場合もある(著名人)。


これは個人的な印象ですが、gooブログのサービスが豊富になって、かえってビジュアル含めた記事内容の個性がなくなった印象も受けています。
カスタムメイドな部分がもっと簡単になったら、もう少し入れ物として遊べる気もしますが、結局、ブログは個人の記録であり、その行為自体が自分にとって魅力的でなければ、モチベーションになりづらい領域だな、と。
そして他者との交流しかモチベーションにならない場合、交流リスクとのバランス次第では、ブログを続けるのはしんどいことかもしれません。

ブロガーにはいろいろなプロフィール、ブログ傾向、ブログ段階、の参加者がいる。そうした他者との差違や変化要因(進化の種含む)を自分の中にどれだけ取りこめるかがポイントだという視点は、すごく大切に感じていますし、もう非常に納得いたしましたし、なんだか大きなヒントをいただいたようで嬉しかったです!
「他者の下心の回避」なるほどなぁ、と。

ブログに未来を求めてはいけない。未来を求めるのは自分の
考えと自分の体で具現化しなければならないから。


最後の2行は、意味が深いですね。
仕事面でも、個人としても心したい、と思います。

ご参加に深く感謝いたします。
敬意をこめて。  

なるもにあ


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