先日、親父の依頼品が完成しましたが、続いても16番模型を作っていきます。
用意したのはKATOのDE10と12系2両
これで「奥出雲おろち号」を作ろうと思います。
ここで少しだけ実車解説
1998年に登場した「奥出雲おろち号」はDE10-1161+スハフ12-801+スハフ13-801の3両で2023年11月まで活躍しました。
機関車はDE15も牽引していましたが、種車の手持ちの関係でDE10を改造し、晩年の姿を再現します。
特筆すべき車両は、やはりスハフ13-801です。
スハフ12-148を改造した運転台付き客車で、遠隔で機関車を制御することができるように特別に改造された客車です。
展望車として活躍した同車は、側面は展望ができるように形状が変わり、前面は運転台設置の他、非貫通構造への改造、ヘッドライト新設など、種車を忘れさせる改造が特徴的ですね。
スハフ13形という形式も、この「奥出雲おろち号」でしか見れないものでしたが、現在は廃車されてしまったのが残念でなりません。
他の車両の加工は追々というところですが、まずは目玉のスハフ13を製作していきます。
用意したのは某オークションで手に入れた3Dプリンター製のスハフ13
まずはサポート材をカットします。
3Dプリンター特有の積層痕をヤスって整形してから、試しに12系の下回りと組み合わせてみました。
スカートの関係で連結器を一時的に外しましたが、特に問題なくはめ込むことができました。
白のサーフェイサーを重ね塗りし、塗装前の準備を行います。
展望車を備える同車。車内の内装もソツなく作れたらなと思います。
次は他の2両を加工します。