OKAやんの単身赴任日記

単身赴任歴20年のおじさんの資格獲得日記

運転免許制度改正

2007年03月25日 | 社会ニュースから
昨日、新大型教習車の写真を掲載しました。
改正日まで後2ヶ月あまりになったので、本日も続きの話題です。

新普通免許で運転可能は最大積載量3トン未満、車両総重量5トン未満です。
が、実際には車両総重量(5トン未満)の関係から積載量2トン車位が限界になりそうです。
巷では大型免許の駆け込み受験が増えていると伝えていますが、普通免許も同様です。
 新普通免許では、塵芥収集車(小型のものでも車両総重量5.7トン位)、宅配便の箱車(同じく6トン位)、ユニック付き車(7トン位)等、業務用の車両はほとんど運転できません。
現在の業務用車両は中型ベース車で、現行普通免許を想定し、車両総重量7.9トン程度のものが多いです。
 今後、これが中型免許ベースに移行し、より大型化しそうです。既に中型対応として、車両総重量11トンの塵芥収集車がメーカーから発売され始めました。

 また、普通免許は18歳で受験できますが、中型免許は受験資格は20歳になります。
 これからすると高校新卒は業務用ドライバーとしての採用は、ほとんどなくなると考えられます。

 大型免許は、今は運転免許試験場では、コース内試験ですが、改正後は路上試験となるため、大型仮免受験、路上練習5日以上(10時間以上)、路上試験、応急救護講習(3時間)、大型車講習(4時間)が必要になります。今なら運良く1度で合格すれば、交付までの費用は1万円かかりませんが、今後は1度で合格しても6~7万は必要になります。

更に意外に大変なのが、教習所経営です。

 中型免許教習は、現行の大型教習車を利用してできますが、平成19年6月以降2年間は、中型教習を受ける人はほとんど望めない(例外的に大特所持者が教習を受ける可能性はある)・・・
 理由は改正前に普通免許を取得された方は、中型(限定)免許となるため、中型は新規に受験するのではなく、限定解除審査となるためです。正規の中型教習受講者が出るのは、6月以降の新普通免許取得者が2年経過して受験資格の出来る平成21年6月以降になります。
 大半の人は、この2年間に限定解除に行くくらいなら、現行大型を受けていると思われるので、今後2年間は、ほとんど中型教習車は使用することはないでしょう。使用しない教習車を維持している教習所の負担は大きいと思います。

 昭和30年代の免許制度改正後の一大変革期を迎えようとしています。
ここ数年でどんな風に車社会が変化していくかちょっと注目しています。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (いしさん)
2007-03-30 01:19:54
どもどもお久しぶりです^^

それって,いま持ってる普通免許で乗れる車は引き続き乗れるんですよねぇ??
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お久しぶり (okaやん)
2007-04-01 00:52:27
いしさん
いしさん、お久しぶりです。
毎日、送別会でいささか内臓が疲れています。

今の普通免許は、6月2日以降は中型免許(8トン限定付き)になり、引き続き車両総重量8トン未満までは乗れます。(今までと一緒)

但し、今使用されている車両台数のピークが、2トン積(車両総重量5トン未満)、4トン積み(車両総重量8トン未満)、そして10トン積み(車両総重量20トン未満)のところにありますが、これらが徐々に新免許制度に併せて変化していくと思われます。
既に、メーカーが新制度対応の車両の販売を初めています。中型トラックといえば車両総重量7.9トンが主流だったものが車両総重量11トンへ変化していくと思います。
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