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6月29日、遺跡見学会なるものが開催されました。
広島県福山市神辺町の国道313号線の工事現場での遺跡調査の現場説明会です。
御領遺跡は福山市神辺町下御領・上御領に所在する。高屋川流域の沖積地にあり、
東西1・6キロメートル、南北1・4キロメートルの大規模遺跡で、
縄文時代~近世の遺構や遺物が発見されています。
約100名くらいの方が参加されていました。
弥生時代の土器の破片がたくさん出土したそうです。
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説明を聞く参加者のみなさん。
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水路のあとです。
相当浅く見えますが、もともとはこの辺りの地盤はもっと高かったようですが、
昭和の時代(おそらく戦後の直後)に瓦を焼く為に、粘土を採掘したようで、元の地面より相当、現在の地面(田んぼ)
は低くなったようです。
中央にある木の棒は、水田を作る際に埋められた暗渠排水用のもののようです。
これは弥生時代のものではなく、おそらく昭和の時代です。
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埋まっているのは、たくさんの土器のかけら・・・
まだ周辺の土の中には、土器のかけらがありました。
生まれて初めて、本物の弥生時代の土器の破片に触りまくることができました。
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ここで発掘された土器の破片です。
このようなイベントに初めて参加しました。
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