だんなっちょんのブログ

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天皇賞(春)

2011-05-02 00:28:06 | 競馬雑談
【苦難を乗り越えての栄冠】



さに3歳時は試行錯誤の繰り返し。

色んな距離やコースを試してきたがどうもマッチしない。

状態が悪いわけでもないし、仕舞いはきっちり伸びるのに結果になかなか

結びつかない。

昆調教師も当然だが、ヤネの藤田騎手も相当頭を悩ませたことだろう。


また生まれた時代が悪いというべきか・・。

同世代はどれもこれも強敵だらけ。

出てくる重賞レースことごとく相対せざる得ないからたまらない。

勿論他の馬も同じ条件なのだが・・。

今重賞で賞金を積み重ねるのは本当に至難を極める。

だからクラシック終了後も、鳴尾記念・日経新春杯から出走してきたし、

京都記念・大阪杯まで使い込んできた。

ルーラーシップトゥザグローリーが立ちふさがったが

大阪杯で苦労に苦労を重ねて初の重賞勝利。

この勝利は非常に大きなものであると見ていて即座に感じ取った。

メンバーもダノンシャンティやドリームジャーニーなど強敵相手だから

余計この馬の可能性は一気に今後開花するだろうと思った。


個人的にサラブレッドはいかにハイレベルのレースを経験するかどうかが

馬の成長を促進させる最も大きな要素だと思っている


タイムなんか馬場やメンバーでどうにだってなる。

いかにそのタイムを引き出すかどうかは相手次第。

どれだけ強い相手と強い流れを経験するかどうかが

馬の成長を強める一番の要素だと思っているから。


例を上げれば、

激しい皐月賞の流れを知る馬がダービーで当然のように

結果を残す過去のデータ。

青葉賞組などのゆるい流れしか知らない馬とは訳がちがうことを

証明するように・・・。

去年のペルーサやアプレザンレーヴがいい例ではないか。



だから、後出しになってしまうが

天皇賞春はのんきに春から出てきたペルーサや

3000m以上の経験のないトゥザグローリーには正直

逆転できると思っていた。

この馬は3000mまで様々な距離や重賞やコースを経験し

戦い抜いてきたキャリアと経験と苦労がある。

天皇賞は最終的にはナムラクレセントと同等のW本命W軸

とさせたいただいた。

決して好きな馬でもヤネも好きな騎手でもないが、

この馬の苦労を見続けているうちに、次第に感情移入

今回の天皇賞は必ずライバルをアッといわせてくれると思っていたから。

それが的中して本当に嬉しい限りだ。

周りが距離がもたないとか菊花賞がダメだったから・・という

意見を一蹴。まさに苦労と経験を積み重ねて手にした親子制覇。


勿論馬場や乱れた展開が功を制したのかもしれない。

でも落ち着いたしっかり内で溜めて折り合いに専念し

最後の直線に賭けた藤田騎手には拍手を送りたい。


お見事です!おめでとうございます!



塚記念は天皇賞2着で復活傾向のダービー馬・エイシンフラッシュ。

今回はペースが乱れたトゥザグローリーにペルーサにローズキングダム

世界最強馬ヴィクトワールピサブエナビスタと激突する

まさに史上最強の宝塚記念になる可能性があるが

決してヒケはとらない。むしろ変わらず本命視にしてもいいぐらいだ。

苦労しただけ必ずいいことはまとめてやってくるもんだ。

幾度も立ちはだかったルーラーシップやヴィクトワールピサをきっちり

倒し、グランプリで下克上を果たしても面白い!

私はもう一度この馬に賭けようと思っている。

宝塚記念が本当に楽しみでならない。


現時点の宝塚記念の◎はもう一丁ヒルノダムール。

クラシックの時一度も買いたくもなかった嫌いな馬だったのに・・・。

仲が悪かった友達と気持ちが分かり合えて仲良くなった気分のよう。

また頼みますよ!