田吾作相談員

田吾作相談員の仕事と趣味の世界
social work,ケアマネジメント,MTB,ツーリング,シネマ

シェイプ・オブ・ウォーター

2019年04月29日 | シネマ


天気の優れないGW二日目

午前中は副業の仕事をこなす

午後はレンタルしたDVD鑑賞

昨年のオスカー受賞作

もっとメルヘンチックな作品と思っていた期待は、序盤の主人公の自慰行為で裏切られる

この映画の時代背景は「強いアメリカ」とアメリカ自身が自認していた時代

男は強く仕事に生き、女は美しく家庭を守る

郊外の一軒家、富と強さの象徴キャデラック

白人は黒人を差別し、ゲイは仕事を奪われ、障害者は蔑まれる社会

単なる半魚人と人間の女性のラブロマンスにしなかった意図が垣間見える

時代の理想を目指す絵にかいたような家族像

半魚人と愛を結ぶ人間の女性

さて、どちらが滑稽なファンタジーなんだろうか

ジュラシックワールド

2018年08月16日 | シネマ


お盆休みですごい人

キャパの小さなスクリーンとはいえ、満席で映画を観るのは久々

映画館は人が多い方がいい

言葉はなくても、緊張とか、不安が共有出来る

シリーズ一作目も劇場で観た

人間の傲慢と不遜

制御不能に陥ったエネルギーの背景にあるもの

アメリカンスナイパー

2018年05月06日 | シネマ


BS放送で拝見

実話ベースの作品で、ある意味オチを知ってるだけに、どんな構成になるかと興味津々

クリント・イーストウッドらしい渋くて、哀愁ある作品だなぁ

良くも悪くもメッセージ性が付けやすい作品だけに、こういう淡々とドラマ性をもって描くのは難しいと思う

一時は監督にスピルバーグの名も挙がったようですが、イーストウッドで良かった

「シンドラーのリスト」や「プライベートライアン」の調子でやられると、作風はぐっと変わった

イーストウッドのメッセージ性を抑えて、逆にメッセージを投げかける作品として良作でした

インセプション

2018年03月08日 | シネマ


果たして、コマは倒れたのか?

ノーランのオスカーノミネートに合わせてBS放送GET!

国試前夜は「ダークナイト」を見ていたので、個人的な縁が深い監督

2時間半、息もつかせぬ展開はさすが!

ディカプリオは、「タイタニック」のティーンの印象が強かったけど、昨年はオスカーGET

歳と共に重厚感出てます

唯一絶対的な「現実」なんてないんです

地下室のメロディ

2018年01月25日 | シネマ


寒いOFF

チャリにも乗れず、寒いトレーニングルームにも行けず、ぐうたら自宅でTV三昧

ふと点けたチャンネルで「地下室のメロディ」

ギャバンの渋さと、アランドロンの荒っぽさ

メインテーマの挿入の上手さ、それでいて、緊迫の地下室シーンでの無音の緊張感

あのシーンと、ラストのプールの緊迫感、巧みなカメラワークと編集技術だなぁ

排気ダクトを抜けるシーンなんかも、のちのダイハードとかにリスペクト

この老練のギャバンを見てると、リアル「紅の豚」って感じも

日本語吹き替えは同じ森山周一郎

約120分、見入ってしまいます