兵庫県宝塚市:花粉症・アトピー性皮膚炎・アレルギー過敏症などの専門院 たからづか自然療法院の院長のblog

オステオパシー、カイロプラクティックといった手技療法、アレルギー除去療法、発達障害児への改善療法など

昨日のお山 12.02.05 ~そして子供たちへの危惧~

2012年02月11日 | お山
昨日に続いて遅ればせながらの報告で恐縮です・・。

この日は午前中に小学生低中学年のお子さん6名を、午後からは5才になりたてのお子さんを1名、それぞれ半日コースを受け持たせていただきました。
スキー経験が1~2回ある子達ばかりでした。

ただ、自己申告ほど信用出来ないものも無く(笑)、「何回もやってってちゃんと滑れる」とか「パラレル出来る~」という子ほど最初の一歩の「八の字(プルークボーゲン)」が作れないことが多いです。

"「八の字」が作れない"→"板が平行"、つまり自称パラレル
           →動きの制御が出来ない
           →暴走
           →恐怖心↑
           →腰が引ける
           →板に圧を掛けられずますます制御不能

とまぁ、こういった悪循環を辿ることになります・・。
全くの初心者班ならみなさん横一線のスタートですが、少しクラスが上がると申告どおりに本当にちゃんと滑れる子から全く滑られない子までバラつきがあるのでレッスンをどこに合わせて、そして最終的には一番上手な子がそれ以上にレベルアップして帰って貰えるようなレベルまで持って行かなければならないので、担当するインストラクターの腕の見せ所でもあります。

そんなこんなのレッスンで、今回初めてショックな経験をしました・・。
小学1年生の生徒さんに指導する度に「うるさい!」「黙れ、アホ!」と言われてしまい唖然・・。
言うことは聞かない、レッスン中も好き勝手やる、注意すれば上記の通りではレッスンもままならず、何よりもゲレンデでは非常に危険です。
中学生の団体レッスン(学校単位への派遣)では、年頃のこともあってたまにそういう生徒は居るものですが、小1でってのはビックリでした。
この子には可愛そうですが、かなり強く叱ってレッスンさせました。
その後はちゃんと「はい」ってお返事出来てレッスンに打ち込めるようになりましたから、とっても早い反抗期だったのかな??
一緒にレッスンに入っていた兄弟に訊いてみたらご家族にもそんな感じだそうでさらに驚きはしましたが・・。

昨今子供たちを見ていて思うのですが、「人の話が聞けない」「集中出来ない」「落ち着きが無い」「すぐ切れる」といったケースが益々増加しているように思います。
親御さんの躾け、学校での教育の問題も大いにあるでしょうが、子供たち自身だけでなく、その親御さんや教職員の方々の心身の健康の問題が大きいと感じるのです。
普段から口にする食品、住環境、などといった環境因子が人間いや生き物全てを破壊しているようでなりません。
そういった環境で育った大人たちが、これまた悪環境の中に生まれた子供たちを育てるのです。
好転するはずもありませんよね・・。

安全で爽快な中で暮らせる環境作りと、蝕まれた心身のリセットを行っていかなければならないとつくづく感じさせられます。


さて、コンディショニングでは指導員さん1名とインストラクターさん1名を診させていただきました。
これからは基礎スキー技術選の全日本選も近づいて来ますので、コンディショニングも忙しくなりそうです。





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