久しぶりの蝶日記だ。
今日の畑仕事は仮植えしている里芋が大きくなってきているのに追われての定植畝作りだった。
広い畑に管理上勝手に名前をつけているが、西側半分の北から1番目の畝で ”W1" としている。
草刈りを済ませ備中鍬を振り回して「アー、しんど!」と言うところで蝶が目に入った。
「ダイミョウセセリだ!」、カメラ~カメラー!と持ってきたが、
元の場所にいて少し歩き回るだけで接写しても逃げない。
おかげで蝶の写真が凄い ”案山子さん” 程ではないが、羽毛まで見える写真を撮らせてくれた。
しかし逃げない、おかしい?、羽化に問題が?、よくみると右前翅が完全に伸びきっていないようだ。
そっと抱き上げると筆者の手の甲で歩き回った。
こちらも向いてくれた。
口吻を伸ばし何か吸うそぶりだ。 キマダラヒカゲ等が人の汗を吸うみたいに・・・。
おかげで筆者の畑仕事で荒れた手を公開することになったが、蝶可愛さが優先した感じだ。
この後、畑の隅の草むらに放しておいた。
菜園の方は、
あの後、備中鍬で耕しタキアーゼと卵殻をばらまくところまで進んだ。
あすは、仮植えしていた里芋を定植する。
随分、懐こいのですねぇ。
黒い羽に貝象嵌を施した模様がいいですね。
右前翅が伸びきって元気に飛んで行ってくれた、と願っています。
もともと敏捷な蝶なんですよ。