東京オペラシティで開催中のトム・サックスのアート展「ティーセレモニー」。
トム自身、2012年から本格的に茶道を学び始めたのだとか。
ニューヨーク生まれのアーティストが作る「茶道」の世界とは?
いざ!
会場には、まさに茶の湯の世界が広がっていました。
ここは、茶室へと続く路地。
待合や鯉が泳ぐ池、厠まで!
茶道具らしきものがキチンと並べられています。
どれどれ…
スプーンで作った茶杓!
ハケの茶筅!!
さあ、茶室が見えてきました。
左に見える灯篭は、なんとポリバケツでできてる!
これは、「つくばい」。
手と口を洗う場所です。
ハンドソープが置いてある!
床の間の掛け軸には「イッツ ノット ブラキング イフ ユーキャン ハツク イット アップ」と書いてあります。
「It's not bragging if you can buck it up」(実力を証明できるなら大口を叩いたことにはならない)という、モハメッドアリの言葉らしいです。
↑帰国子女の友人に聞いた。
さながら、今回のアート展におけるトム・サックス自身の心境でしょうか…。
ちなみに、この茶室や茶道具を実際に使った、茶会の準備からお点前までの映像作品も上映されています。
トム・サックス自身が亭主となって客をもてなす、ユニークで独特な茶の湯の世界。
千利休が見たら、怒るかしら、それとも大笑いするかな?
そして、作品の随所に散りばめられた宇宙観やNASAのロゴ。
茶室のような小さな空間は、さながら宇宙船のようで、茶の湯の精神世界は宇宙と繋がる儀式のようでもありますね。
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