ザクとは違うのよね

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聖飢魔Ⅱ復活ミサ

2005-12-06 23:49:21 | 音楽
 先週の日曜は、聖飢魔Ⅱのミサ(ライブのこと)に行ってきたのだ。

 聖飢魔Ⅱは、悪魔教の布教のため1985年に地球デビューし、1999年をもって解散していた(本当の世紀末は2000年なんだけれど)。それが、6年後の今年、地球デビュー後20周年ということで期間限定で復活し、復活祭というミサツアーをしている。

 そもそも、聖飢魔Ⅱは、今から17、8年くらい前、いとこが好きだったのがきっかけで知ったのが始まりだった。その後、高校生になって友達から第7大教典(アルバムのこと)「有害」を借りて、初めてまともに大教典を聴き、第6大教典「WORST」で初めて自分で大教典を買った。
 それから第10大教典から17大教典まですべて買っており、自分が持っているCDでは、今のところ最もアルバム所有枚数の多いアーティストになっている。

 それでも、ミサに行ったのは今回が初めて。しかししかし、めちゃくちゃ面白かったぁ~!

 会場に着くと、あちこちに構成員(メンバーのこと)の偽者が。ばっちりメイクもしているし、格好もそれらしい。ゼノン和尚なんて本人にしか見えなかった。
 男女の構成比は、大体半々くらいかな。予想してたよりも女性の信者(ファンのこと)が多かった。子供連れもチラホラと。信者も人の親になったんだなぁ。

 時間も、3時間みっちりとやってくれたし、特にMCが最高。デーモン閣下が面白いのは、まあ予想はできたが、その他の構成員も負けず劣らず面白いことは正直驚いた。
 地元出身というジェイル大橋代官が初めて前説をやったが充分面白かったし、ミサ中のMCはすべて閣下が担当するのかと思いきや、ゼノン和尚、ルーク長官、ライデン殿下、エース長官も順番にMCを担当。それぞれキャラに合ったいいボケをかましつつトークを展開してくれた。
 和尚のウォシュレットネタやアンコール明けのエース長官のラジオのDJ風のMCなど、それぞれがピンでやっていけるような実力が垣間見えた。

 「アダムの林檎」の前には、定番になっているらしい「ま○こう」の大合唱。青森県南部地方や岩手県地方では、林檎の紅玉のことを「ま○こう」と言うらしいのだ。

 メインの曲の方は、全部で25曲くらいはやっただろうが、知らない曲も5,6曲くらいあった気がする。小教典(シングルのこと)として発布(発売のこと)されていない曲も何曲かあって、さすがにミサに行ったことないとそのあたりの定番曲は分からなかった。
 
 まずは「創世記」でスタート。そこから「地獄の皇太子」へ。いいねえ。早くも盛り上がる。
 しかし、多くの信者が全国のミサを転戦しているのもあるのか、1階席なんてみんなノリノリ。拳を振り上げるタイミングもばっちりだ。
 そのほか、覚えている曲は次のとおり。

  ○「KIMIGAYO」
  ○「MASQUERADE」
  ○「鬼」
  ○「BAD AGAIN」
  ○「JACK THE RIPPER」
  ○「蝋人形の館」
  ○「FIRE AFTER FIRE」
  ○「STAINLESS NIGHT」

 悪魔組曲をやってくれたのは嬉しかった。アンコール後に会場の左と右の半分ずつに別れて「心の叫び」をハモッたのは気持ちよかったぁ。「言い忘れたが、歌詞は『あ』だ。」のコメントもgood。
 それ例外にも、「STORMY NIGHT」「KILL THE KING GHIDRAH」もやってくれたし。
 2度のアンコールを経て、オーラスはやはり「EL DORADO」。オーラスにはもってこいの曲です。

 本当は、「THE END OF THE CENTURY」や「有害ロック」「恐怖のレストラン」「闘う日本人」などなど、やって欲しい曲はまだまだいっぱいあったけれど、充分満足できるないようだった。
 これで見納めだと思うと残念で仕方がない。ここ2年くらいのようなライブ生活にもっと早くなっていたら、彼らのミサにも行ってただろうになぁ。