スミス・コネクション

みなさんお気軽にコメントどうぞ。

SMITH Plugger トラウトバージョン

2019年01月27日 | メンテナンス

SMITH Pluggerのスペシャルモデル

渓流のベイトリールにという事で

スミスとは別ラインで山口屋釣漁具店さんからのオリジナル仕様となります

http://ycrg.jp/apple1/

スミスのチューニングプラッガーよりも更に小さいルアーに特化した仕様になっております

エンブレムもバスでは無くヤマメしかもシルバー細工の職人さんのハンドメイド

詳しくは山口屋釣漁具様にお問い合わせ下さい


メンテナンスあれこれ(*^_^*)

2015年02月22日 | メンテナンス

先日、【トップ党】さん【トップ堂】さんではございませんが

リールのメンテナンスという事で取材を受けさせて頂きました

取材後のは元【トップ堂】さんの宮澤さんも合流して記憶が無くなるまで飲みましたが

という話は置いといて・・・・です

リールを分解するというのは難しい様で実はバラした順番に組み立てて行けばいいんですが・・

今回はアンバサダー5600Cガンナーで

簡単な考え方としてリールは4つの機能で一つのリールになって居ると思っていただければ簡単なのかも知れません

先ずはパーミングカップ側

ここは基本的にはレベルワインダーを動かす機能です後はスプールのシャフトを押さえる機能です。

キャスト時にレベルワインダーが連動して稼働する場合はこの黒いゴクホイールの回転が重要になります。

次ですが

ハンドル側

こちらは基本的には巻取りとキャスト時のクラッチを切る役割です

後はキャスト時のブレーキ調整とドラグの調整なります。

こちらが側は簡単にいうとキャスト時というよりか巻取り時に必要な機能が詰め込まれています。

そして次は

スプールとフレーム

フレームですがここはリールの構造上ですね縦方向の回転に対して唯一横方向の力の掛かるレベルワインダー機能が鎮座しているのであります。

キャスト時にレベルワインダーが動くリールは一番抵抗になる部分ですね。

そしてスプールとなります。

このスプールはスプール内にベアリングが組み込まれていて勿論回転には重要な部分になります。

またクラッシックタイプだと両サイドのカップやフレームにスプールのベアリングが組み込まれているタイプも有るので

今回はスプール内にベアリングが組み込まれているタイプだという事で・・

そして遠心ブレーキもスプールに組み込まれます。

今回はザックリと簡単な機能と

この4つの主要部品でリールが出来ていると思えば比較的簡単にメンテ出来るんではないかと思います。

さらに機会が有ればハンドル側の細かい機能やレベルワインダーの構造なんかもUPしていけたらと思います。

 


プラッガーのオイル注し

2014年10月24日 | メンテナンス

そろそろTOPのシーズンも終わりに近づいて来ましたが

リールを仕舞い込む前に軽くオイルを注しておきましょうという事で

今回はプラッガーの簡単メンテナンスと・・・・・

先ずはハンドル側

マイナスの切って有る摘みを3個緩めます。

するとパカッと

この時にブレーキブロックを落とさない様に注意して下さいね。

ここにベアリングが入って居ますのでオイルを一滴~二滴注してください。

次はフレームからスプールを抜きます。

で・・

ここにもベアリングが有るので同様に1~2滴

ここにもレベルワインダーのベアリングが入っているので注油してくださいね

バラした順番と逆に組んで行けばハンドル側は終了ですがスプールのシャフトの先端にも軽くオイルを着けると良いと思います。

次はパーミングカップ側です、

この3本の螺子を外してください。

外すとこんな感じ

ここにもベアリングが仕込んで有るので注油です

レベルワインダーのギアの奥にもベアリングが入っているのでギアの裏に垂らす様な感じで注油してください・

パーミング側はこれだけです

後は

レベルワインダーの可動部にも注油してくださいね

この時に裏側からシャフトの溝の部分にも注して置くと良いと思います

これだけの作業なので10分も有れば直ぐに出来ますのでシーズンオフの前や最近飛が悪くなったと感じた時は是非やってください

推奨オイルは定番ですが

こまめにオイルを注す方や飛距離が欲しい方はIOS-01で

あまりオイルを注さない方はIOS-02がお勧めです

チョッとお高いですが・・・

少し安いのだとシマノの純正のオイルなんかも評判は良いみたいですよ

 


かなり良いかも(^^♪

2014年01月18日 | メンテナンス

年末から年明けにかけて8台位のプラッガーを触って来ましたが

いざバラシて洗って組み直しをするとかなり良い感じに仕上がります

発売された当初は【デザインは良いんだけど飛ばない】といわれ手放す方も多いと聞いたことがありますが

スペック的にはかなり良いのではと

シマノやダイワなどの最新のリールに比べると多少は負けてしまいますが

クラッシックなアンバサダー等と比べると遥かに性能が良いと感じました。

40周年の一号機と翌年から発売された二号機とではベアリングがミネベア製に変更されてさらにベアリングの信頼性も上がり

オイルの差し直しをしてあげるとグンと飛距離もUPします

明日辺りにも2台ほどプラッガーのメンテが入って来る予定なのでまたまた楽しみが増えました

ちなみにスプールのベアリングのメンテナンスだけでも飛ぶようにはなりますが更に内部パーツも手を入れてあげると

もっと良くなると思いますよ


ベアリング

2014年01月08日 | メンテナンス

さて今回はベアリングです

最近回転が悪くて新しいベアリングに交換しようかなと思っている人向き

先ず用意する物は

針などの先が細くて丈夫な物

交換して使用済みになる筈のベアリング

マイナスの一番小さな精密ドライバー

老眼鏡は老眼の方・・・・・

先ずは先の細いピンなどをベアリングの隙間に『ブス

で少し抉ります

こんな感じに隙間が出来ます

出来た隙間に精密ドライバーを差し込み『ボコン

シールドが外れます

それだけです簡単な様でもベアリングの球を傷付け無い様に丁寧に作業して下さいね

捨てようと思ったベアリングが高性能ベアリングに変身する事が多いのでお暇な方は試してみてください

 

もちろん自己責任で捨てる予定のベアリングでお願いいたします

 

 


今回は!!!

2014年01月05日 | メンテナンス

今回の

メンテナンスリールはこれ!!

DAIWAのミリオネアです

まあ僕等が中学生の頃アンバサダーが買えずにバンタムかミリオネアかと悩んだリールですね(僕はバンタムを選びましたが)

という訳で取りあえずバラシます

まあアンバサダーを意識しているのが丸見えですが・・・

もしかしたら丸々同じパーツかなと思う部品もちらほらと

過去にまんまアンバサダーをコピーをしたリールがオリムから発売されて速攻で葬り去られたリールなんかも在りましたね

この頃はまだダイワも開発費に余裕が無かったのかプラスチックの成形パーツの導入が少なくリベットでめたパーツが多く

分解する事をあまり考えて無かった様な造りをしてます

この時代のリールならシマノのリールの方が格段と上の様な気がします

メカプレートの作りなんかは今の五十鈴さんのリールみたいで樹脂のパーツも少なくメカ丸出しの作りが男心を刺激しそうですが・・・・

なにせ回らない・・・・

ブロンズモデルでもABUやシマノの方が遥かに良く回るんですが

とは言ってはみた物の当時は安物のスピニングしか買えなかった僕にはやはりベイトリールは憧れでした

たまにはこんなリールもメンテしながら昔を思い出すのも良いもんですね


年末ですm(__)m

2013年12月31日 | メンテナンス

さてさて今年も終わりになりました。

本年は色々お世話になりました来年もよろしくお願いいたします

 

という訳で今年最後のUPになろうかと思いますが

釣具店の年末セールや新年セールで安売りが始まり

新品の釣具や中古の釣具もお安くなる時期欲しかったリールなんかも今がチャンスと

ここでアンバサダー1000番・2000番・1500C・2500C・3500Cの中古をを購入とお考えの皆さん

ここが最大の注意点

まずは画像を

このドライバーの先端にある白い樹脂のパーツにご注目

亀裂が入っているのがお分かりでしょうかここに亀裂があると

この様に取れてしまいます・・・・・・・致命的なダメージです

1500・2500なら某オークションや現行(IAR)でも販売されているので探せば新品でなければ1000円~2000円程度でプレートも探せるのですが1000番・2000番・3500Cとなると中々見つからない

回転が異状に重いとかベアリングや内部を清掃しても改善されない場合はここ不具合が有る場合が

多いです

ここが逝かれるとプレートを丸々交換しないと駄目なのでご購入の際は確りチェックしてからの購入を

お勧めいたします

 

 

それでは皆さん良いお年をお迎えください

 

 


Pluggerをメンテナンス ベアリングの洗浄&分解の巻き

2013年11月30日 | メンテナンス

先ずは玉越さんからお預かりしたプラッガー

では分解に必要な工具

【精密-ドライバーの大と極小】【レンチ10ミリ】【ピンセット】【ラジオペンチ】

オイル&グリスやベアリングお洗う為の超音波洗浄機(3000円位で買えました)

念のため有れば絶対助かるEリングの2ミリと2.5ミリと2×6×0.4ミリのワッシャー

Eリングは飛ばす可能性があるので必ず準備しておいた方がいいと思います

スプール用ベアリングでサイズが950ZZちなみにZZの表記はシールドタイプを表します数字だけならオープンタイプになります   ※Eリングやベアリングはラジコンショップで購入

では先ず

フレーム・スプール・ハンドル側・パーミング側の4つの部位に分けます

精密ドライバー小をゴクホイールを押さえているストッパーの隙間に入れ軽く捻れば直ぐに浮き上がります    ※力入れる必要は無いです

ハンドル側のベアリングは細いベアリングを押さえるリテーナーをドライバーで外してベアリングを

ハンドル側カップを外してメカ側から抜きます   ※リテーナー飛び出す可能性があるので要注意

こんな感じ

ハンドル側は

こんな感じね

ここからがかなり慎重にね

スプール部分

ギアの前にEクリップが有るので極小ドライバーで慎重に外してね

Eリングのサイズは2か2.5だよもし無くしてしまったら

でこの順番で組んであります

覚えてね

さてここが難関レベルワインダー部分先ずはフレームからレベルワインダーを外しますが

先にラインガイドを外したほうが楽です

こんなかんじで

次が最大の山場です

Eクリップ(2ミリ)ワッシャーの順に組んであり丁寧に外してください

レベルワインダーが外せます

ここもEクリップ・真鍮ワッシャー・ベアリングの順に入ってます

 ギア側にもベアリングが組み込んでありますがあえてここは外しません

組む時に歪んで付いてしまうと恐いので

※レベルワインダーカバーを見てください・・・ドライバーの先端部分に切り欠きが有ります

切欠きが有る方がギア側に来ます間違えないで下さい

この切欠きにワッシャーの縁が引っ掛かりEクリップで押さえてレベルワインダーを固定しているんです。

こんな感じです

で外したベアリングを洗浄機に入れてシンナーで洗浄・・・・・

パーツクリーナーでもいいと思いますよ

 

 組み立てはこの逆に組んで行けば大丈夫です

洗ったベアリングはドライバー等に刺して回転が安定するまで良く回して中を乾かしてから

軽くオイルを注してくださいね

Eクリップが小さくて開いて緩くなってしまいそうだからEクリップだけは準備しておいた方が良いですよ

後、ベアリング近辺を外すときドライバーでベアリングのシールドを破損させないようにね

もし破損させたらそのままシールドを取り外してオープンタイプに改造してしまうのもありですね

 

判り難いかも知れないけどここまでやると飛びますよ

あとレベルワインダーのカバーやラインガイドの内側を研磨すれば更に飛ぶようになります

 


ゴールは何処?

2013年11月23日 | メンテナンス

最近はメンテナンスの事ばっかりですが注意しないとド壺に嵌まります的な・・・・・

使い込んで動きが悪くなったリールは軽く分解してオイルを注すだけで

『あれ?こんなに良くまわったっつけ?』

と思われると思います。

ならばベアリング変えてオイルやグリスもちょこっとだけで序でにブレーキシューも外しちゃえ!

更に良く回る・・・

ならばベアリングが入るところを全部高性能ベアリングに交換して・・・・・・・

気が付いたら高性能なリールが買えそうな位お金をかけて

いざ釣り場に行ったらバックラッシュの連続で釣りにならない・・・・・・・

これは僕がリールをいじくり始めた頃に何回も経験したことです(-_-;)

 

趣味でスクーターを改造してエンジン内部まで手を加え『もっと速くなるんじゃないか』と

切磋琢磨して組み上がればエンジン焼きついてを繰り返し、速くなればなるほど耐久性は

低下して何回も繰り返して殆ど乗れない・・・・・なんてね(~_~;)

 

リールだけじゃないんですよね。

 

 

いくらスプールの回転を良くしても結局はブレーキで制御してあげなければ使い物になりませんし

スプールの回転だけが良くても遠くには飛びませんし耐久性も落ちます。

オイルやグリスが少ないとメカ音が出たり滑らかに使えなかったりと

重いルアーを投げたいか、

軽いルアーを投げたいか、

遠くに飛ばしたいか、

メンテナンスの回数を減らしたいかとかね。

目的を持って作業に掛からないとド壺に嵌まり中々抜け出せなくなります。

 

と偉そうな事を書いたりしていますが僕も未だにはまります(^_^;)

でもやっぱりゴールを決めてメンテして弄くって行くのが一番かな・・・・

で最後に気が付くのは・・・・・・・・・

 

ノーマルが一番使いやすいと


Plugger

2013年11月22日 | メンテナンス

今回はSMITHオリジナルのリール【プラッガー】

最近は中古屋さんでも見かけるようになり僕も某中古釣具チェーン店で購入したわけですが

手放した理由が『形はカッコいいのだが思ったよりも飛ばない』と言った理由で手放す方が殆どだと、お店の方が言っておりました。

 

僕が購入したのもあまり回転が良くない

後ろのアンバサダーはゴクホイールとレベルワインダー片側にボールベアリングを装備してあり

ノーマルのアンバサダー2500Cよりは回転は良いです・・・・・・

しかしプラッガーの分解図を見るとレベルワインダ-の両側とゴクホイールに初めからベアリングが

装備され構造的にも2500Cよりも回転は良く回るはずだが・・・・・・・・・

 

※分解するに当たっては大手リールメーカと違い細かい部品がEクリップで留めてあります。

 若干ですがややこしい部分もあるので改めて分解の仕方や注意点等写真で説明していき

 ますが後日UPということで今回は割愛させていただきますm(__)m

 

取り合えずベアリング部分を全部外してシンナーに漬け込み超音波洗浄機で洗浄して

内部のオイルを全部抜き改めてオイルを注し直して組みました。

洗浄した後にベアリングを空回りさせると良く回るのですが若干回転にムラがありました

〔使い込めば使い込むほどオイルの粕は細かく粉砕されて段々と回転が滑らかになっていくと思いますが・・・・・ちなみにオープンタイプのベアリングだと内部には粕が残らないので新品の状態でも回転がいいのだと思います。〕

オイルを注しながら組み上がったプラッガーのスプールを回転させたら・・・・・

あれ?????こんなに良く回るリールだったんだと実感

緑の2500Cよりも全然良く回るようになりました。

 

来シーズンに向けて冬の間にメンテを済ませて春先からまた気持ち良くルアーをかっ飛ばす

準備をしておくのも良いですよね