油屋です。
インジェクションボディのインナーハンド
誰もが使ってみて思わず唸るその出来栄えだとおもいます。
よくぞここまで仕上げたと賞賛を送りたいルアーです。
その反面、意外と多いのが衝撃によるボディ内部のウエイト剥離。
ウエイトを抑えていたプラの止めが外れて内部をコロコロ。
『おっ、ラトル仕様になった!』ぐらいはまだマシ
症状が酷いと直立ペンシル気味になってしまいますね。
水面でのたうつ姿、既にミズスマシとは言えない。
でもカラーによっては入手が困難な場合もあります。
その他中古品をオークション等で手に入れたら既にそうだった事も。
プラ成型なので割って修復というのもちょっと難しいかな。
私もそんなインナーが増えてしまい、なんとかしたい!と思いました。
で、なんとかして見ましたので報告します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/99/d9b81758028f19ef2a9a1200da9895ad.jpg)
①用意するもの
・イカレたけど大事なインナーハンドプラボディ
・ピンバイス(ドリル径はフックのネジより細めです)
・業務用アロンアルファ等(要、細いノズル付き)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/78/4811947946110203f7ca9c3eb59f93ee.jpg)
②リアフックをネジごと外しそこからピンバイスでボディ内部まで貫通する穴を開けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/46/2f749bb288a0796bbe985f9f13076763.jpg)
③開けた穴より細いノズルを使い接着剤を注入します。
これによりボディ内部の下面を接着剤がながれウエイトを留める仕組みですが留まり悪い場合は振ってウエイトに剤が絡むようにしむけます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/8f/d34af06f76611b9936f5ba4f2f4b68b4.jpg)
④最後に目止めとして内部に水が入らないようネジのあたりにも接着剤を塗ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/7a/e4dda7112c144f7aaeca8060b2e08642.jpg)
⑤完成、4本全て復活しました。ちゃんと泳ぎました♪
※試してみる方は個人の責任においてやってみて下さい。
※これにより万が一売り上げが下がる事態があればお許し下さい。
※絶対100%元には戻るかどうかは未知数です、80%ぐらいでお考えください。
※各段に釣れ釣れになるのは偶然です。
※クリアボディなどは接着剤の種類を換えると良いようです。