サンストリート、アイドルイベントの聖地生まれ変わる
野村不動産は2月19日、2016年に閉館した商業施設「サンストリート亀戸」の跡地再開発プロジェクトの概要を発表しました。高層マンション、大型商業施設のほか、隣接する小学校の増築用地としても整備する予定です。多くのイベントを開催してきたサンストリート亀戸のDNAを継承しながら、地域のニーズに合った複合開発を進めます。
Perfumeの“聖地”としても知られていたそうです。サンストリート亀戸は1997年に開業し、15年間の期間限定で運営されてきましたが、3年間延長して2016年3月まで営業していました。年間800回以上のイベントを開催し、デビュー当時のPerfumeがライブを行っていたことでも知られ、“聖地”の一つになっていました。
開発計画では、2022年1月下旬竣工予定の住宅棟「プラウドタワー亀戸クロス」、22年夏に開業予定の大型商業施設、江東区立第二亀戸小学校増築用地に加えて、「プラザ」「芝生エリア」「横丁エリア」を設ける予定です。
前身のサンストリート亀戸と比較すると、延べ床面積は1.5倍の約5万8000平方メートル、店舗数は3倍の約150店舗を予定しています。施設は地下1階から4階の5フロアで構成され、「地域No.1“食”市場」を掲げて、大型スーパーや生鮮食品の専門店の店舗入居するほかに、フードコートやキッズパークなども設ける予定です。
往年のサンストと工事中のサンストの跡地