東京タワー 60周年
平成30年12月23日に設塔60周年を迎えました。人間でいうとで『還暦』になります。
戦後は日本の発展と東京の中心地から常に日本を見守りつづけてきた東京タワー、子供のころ荒川の土手から、今みたいに高いビルがなく富士山も見えたころ、少しづつ組み立てられていく様子を思い出しました。
地上デジタル放送に伴い、平成23年7月には地上アナログ放送の電波送信機を停止させましたが、東京タワーの来場者はその後も増え続け、平成31年の1月にはついに1億8千万人を突破したそうです。そして「平成」最後の時代に、東京タワーは“還暦”を迎えました。
戦禍からの復興を奮い立たせる日本人の心の支柱として、東京都港区芝公園で昭和33年12月23日に完成しました。娯楽もまだ乏しかった時代に東京タワーは日本人の心を掴んでいました。しかし、私が初めて東京タワーに上ったのは、60歳位の時だったと思います。