ちびもかの裏庭(乳がんとかヘルニアとか痔とか)

腰椎椎間板ヘルニアを手術。
その後、乳がん発覚。
非浸潤性乳がんの全摘&自家組織で同時再建。
痔の手術も経験。

半年検診 2019夏

2019-08-02 20:03:59 | 乳がん
2月のエコー検査以来、久々の定期健診です。

今回は年に一度のマンモグラフィーとエコーのセットです。


2ヶ月程前、数日間、いつになく再建側の胸、特にワキの下が

なーんともいえない、奥で何か暴れてるような、鈍く痛みが続いて

再建胸の下縁に、ぺたっと湿布貼ったり、鎮痛剤飲んだりしてたのです。

「あらやだわ~。中で何か暴れてるのかしら~」

とか思ってたけど、数日したら治まった。

生理前でもなかったので、不思議に思ってたんだけど

「・・・神経痛ってコトにしとこう。そうだ、きっと肋間神経痛だな」と勝手に決めた(笑)


なので、この事は当然言わず、黙々と今日は検査を受けた。

結果、問題ナシ。

相変わらず、健側の嚢胞は、定位置にいたけども、大きさは変わらず。


次はまた半年後。

せっせと定期健診は受診。ぼちぼち、また胃の検査もしようかなぁ。

思いたったら、考えが変わらないうちに、ささっと予約入れないと、忘れちゃうんですよね~。


何事もない事に感謝、感謝(((uдu*)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

患者の気持ち

2019-07-10 10:57:07 | 乳がん
新聞で、こんな記事見つけた。 ↓




はぁ、ストレスでねぇ・・・


って、コレ、病気全般そうなんでないのー?とか思ったりして。

持病が悪化。そもそも、ストレスが原因で、発症する病気もきっとあるよね。

でも、ストレスの全く無い生活なんて、生きてる限りほぼ不可能。

実現したら、それはそれで、頭がぼんやりしちゃったりして。


と、あれこれ悪態ついちゃったけど

科学的に証明された。って事が大事なんですよね。

原因解明は、更なる治療の進歩に欠かせない。


ストレスと言えば

以前、乳がんで全摘手術を受けた、知人が、先日珍しく、怒っていた。

この方、とても我慢強く、憤りや悲しみを、そうそう表に出すタイプではない。

・・・のに、怒っていた。

「聞いて下さいよー!この前、病院で定期受診だったんですけど」

彼女は術後ホルモン治療をしているのです。その経過観察の受診時のことらしい。


「若ーい看護師さんがね、しれっと「再建手術は保険でできるし、大丈夫ですよ。」って言ったのよー!!!

この言葉で、知人は心がひどく傷つき憤ったのです。

はい。何故に彼女が怒ったのか、分からない人も、いらっしゃるかと思います。

簡単に言うとですね

「は?(-_-メ)何が大丈夫だって?お前に何がわかんだよっ」ってトコに尽きるのです。


ネット社会の昨今、一般人でも病気についての知識は、望めば得られるこの時代。

彼女も、乳がん発覚当時から、ご自身でも調べ、私にも尋ねたりしてきた。

とっくに再建手術があることも。保険適用なことも知っている。

でもでも、彼女は

「敢えて再建しない(現時点では)」選択をしたのです。

理由は、「また痛い思いしたくない」「必要を感じない」「再建より再発を防ぐ治療に専念したい」などなど

同じ病を経験した者なら、ほんのちょっと想像すれば、気持ちはとても分かる。


彼女は続けて言った

「手術をすごく簡単な事みたいに言ったの。それがもうね、本当に嫌で。あなた受けた事ないでしょ?って思うじゃない?」って

うんうん。だよね。


再建手術だって、リスクもある。体の負担、恐怖、仕事のスケジュール調整etc

痛いのが怖い彼女、全然簡単じゃないよね。ぺたっとくっつけるだけ、みたいにはいかない。


更に言うならば

再建手術して当然。って感じが

=「胸を全摘したままだと、さぞかし嫌でしょう?」的な

上から目線みたいに聞こえてしまったんだと思う。


「別に困んないしっ」と言う彼女に「だよねっ。ちょっとばかり肩が凝るとかくらい。あ、でもそれは前からか(笑)」

「そうそう!肩こりは胸ある時からだし。ね、失礼しちゃうでしよー?(笑)」

・・・と、2人で笑い飛ばして、少しはスッキリしたっぽいのが、ちょっと救い。


人の気持ちは、時間の経過とともに、変わるもの。

再発が何より心配な彼女。

だからオンコタイプの検査も受けたんだから。

今は、復帰してやっと落ち着いた仕事を続け、ホルモン治療を粛々とやっていきたい。そうなんだと思う。


きっと、看護師さんに悪気はなかったんです。

ただ、やはり当事者にならないと、分からない部分はある。

「患者の気持ちに寄り添う」ってのは簡単なことではないんだなぁ、と。つくづく思う。

心臓に剛毛生えてるような、私でさえ

闘病中は、身近な人の、何気ない一言に、ハートがぐさりとなったりしたもの。

あらためて、私自身、勉強になった。忘れちゃいけないよなぁ。

そんな気持ちです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シリコンインプラントの記事

2019-06-12 19:10:41 | 乳がん
先日、新聞に載ってた記事。 ↓



シリコンインプラントで再建した胸に、稀に被膜部分にリンパ腫の症例とあります。


私は自家組織での再建の為、シリコンバッグでの再建の知識は乏しいのですが

情報として載せておきます。


人工物での再建だと、皮下に被膜拘縮ができやすいのは、知っていた。

以前、人工乳房で再建した方と、ちょっぴりお話する機会があったのだけど

確かその方は「被膜拘縮ができると、ひきつれたり、変形したりしやすくなって

最悪、せっかく入れたシリコンインプラントを、抜去しなきゃいけなくなる可能性もある。」と。

なので

「きちんとマッサージして、被膜拘縮を防ぐ、メンテナンスしてます」って言ってたっけ。


・・・そうだった。元来ズボラな私は、さて、再建方法どうするか?と考えた時に

ずーっとセルフケアしなきゃいけないってのは、自分に向いてないかも。と思ったんだった。

で、手術はハードで傷も大きいけど、メンテナンスほぼ無い、自家組織再建を選んだ。

・・・年月経つと、色々忘れっぽくなります(・_・;)


アラガン社のシリコンインプラントは、国内でも多く使用されてるメーカーだし

ごくごく稀な症例とはいえ、やはりガンを罹患したら、一にも二にも定期健診という事なんでしょうねぇ


そうそう、年イチで会う、保険屋のおっちゃんと電話で話してて

このおっちゃん、私が乳がんやったのは知ってる。

おっちゃんの奥さんも、私より先に乳がんになり、ホルモン治療継続中。

で、話の流れで

「私にセールスできないね! ガンやったんじゃ医療保険入れないもんね~(笑)

どんくらいだろ? 献血は5年NGって言われたけど、同じくらい?」と、何気なく問うと

「いやいやいやいや、10年ですよ~。」

・・・

・・・もぅ、バッサリ言いきるわぁ(゚Д゚;) ま、付き合い長いから、言えるんだろうケド。

そんなに加入できんのか。やっぱし社会的に(少なくとも保険会社的には)ハイリスクって事ね。当然か。

で、話のオチがあってですね、このおっちゃん自身が、実はお国指定の難病持ち。

指定難病なだけに、なかなか厄介な病気で、患者数も少ない。で

「僕なんて、一切入れませんから~(笑)」

OHなんてこったい。自身の病気の話は、毎回聞くけども、もう本人諦めてるっぽいのアリアリ。

「早いとこ、山中教授がips細胞、ちょいっといじって、治療方法できたらいいのにねぇ」

「まったくですよ。早くしてくれないと、寿命が先にきちゃいますからー」


健康に恵まれて、病気が他人事で生きている人達とは、別次元の会話?!

このおっちゃん含め、私の周りには案外、世間で言う「難病」ってやつと付き合ってる人がいるいる。

みんな葛藤もあるんだろうけど、どこか突き抜けてる感がある人ばっかなのは、たまたまなのか?!


どんな病気でも、折り合いつけて共存しなきゃいけないって事かもだけど

言葉にするの簡単だけど、実践するのは大変だと思うのです。ホントに(;´Д`)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

献血、疑問解決編

2019-04-04 17:38:21 | 乳がん
昨日、ちょっと思うところがあり、献血へ。

若い頃から、機会があればぼちぼち、献血していたけど

気付けば軽く10年以上、足が遠のいていた。

たまに行く病院でやる、血液検査は、全く問題無し。健康そのもの。

「せっかく問題ないなら、おすそ分けしてもいじゃ~ん」

それに、ずっと抱えている疑問を解決して、スッキリすべく、献血ルームへGO!


でね、係の人の手間と時間を無駄にしたくないので、私としては

早い段階で「ガンの罹患経験がある人は、献血可能か否か」聞きたかったのです。

だけども、しばらくぶりの献血。時代の流れとともに、すっかり様変わりしてて

IT導入、個人識別の静脈認証システム、過去情報も瞬時に判明。と、システマチックに!

流れるような一連の係の人の誘導もあり

「・・・まったく、口を挟むスキが無いっす

こ、これは流れに乗って、行くとこまで行くしかないな。


苗字や住所変更もスムーズに、検査などの同意もタッチペンでスイスイと

ここまでで、ガンに関する質問項目は無い。

もしかして、フツーに献血できるんじゃない? 私ったら二の足踏んでて損したかも?

と、ちょっと希望を持ち始めた所で、「医師による問診」ブースへ



医師と対面して、開口一番

「ガンは根治ですか?」と問われる。「はい」と答える私。

「根治術は、今から何年前ですか?」「えーっと・・・2年くらい・・かな?」

医師の傍らには、ぶ厚い「献血ガイドライン」的なマニュアル?が。


医師は言う

「5年以上経過すれば、ご協力いただけるんです。今回はお休みという事で。」


・・・・(゜o゜)

はい、撤収~(笑) 残念~

今回、私は、適応外だと判明。


「放射線治療、抗がん剤、血液のガンに関しては、またちょっと条件が変わる」という趣旨の言葉もアリ。

ホルモン治療については、医師の言及が無かったので、今回は分からんかった。


要するに

「治療終了から5年たって、なんも問題無かったらOK」

の認識でいいかなーと。

私は手術だけだったから、術後5年だけど、投薬の方の場合などは、治療終了後5年かと。


やはり係の人とかに、手間を取らせてしまった。うう、ちょっと申し訳ない気分

でも、抱えてた疑問はスッキリ。

5年経ったら、きっちり出直してやる~!!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

傷跡それぞれ

2019-04-02 17:46:12 | 乳がん
先日、無事に手術が終わった知人に会った。

まぁ、仕事の依頼でもあったのです。

乳がん術後は、リンパ節郭清した人は勿論、そうでない人も、患側の腕には要注意。

虫さされ、傷。日焼け。それからマッサージや、針灸は禁忌とされている。当然整体も。


腕以外でも、少しでも不安があるなら、主治医に相談するように言ったんだけど

この知人、チャレンジャーというかなんというか、整体の施術を希望されたのでね

術後1ヶ月半程度で、整体実施。腰からお尻の違和感が我慢できなかったそうな。


と、まあ、この方とは長年のお付きあいもあり、状況も把握しているので、無茶な施術は当然無しなんだけど

術後や、術後のホルモン療法などで、体の変調、不調でお辛いかた

飛び込みで、よく知らない治療院や、街中のリラクゼーション店などに行くのは、ご注意を。

やはり病気を理解されていて、「この人なら任せても安心」と思えるセラピストがいいのでは、と思います。

現役の整体師が言うんだから、多分間違いないかなーと(;'∀')


で、この知人、患側の腕もバッチリ上がり、可動制限無し。良かった。

「傷の周りの皮膚がつっぱる」のと「わきの下の感覚が変」とも。

「あ、ボワーンとして鈍いカンジとか、何重も何かが被さってるみたいな?」と言ったら

そうそうそう!!と激しく同意され、二人で何故か盛り上がる。

段々と違和感は少なくなると思うよーと言っておく。個人差あるだろうが、私がそうだし。


傷を見せてくれたのです。

そういうタイプとは思ってなかったけど、せっかくなので(ナニガ)

「傷が曲がってるし、皮膚がたるんでるし、先生が下手だったのかなぁ」という趣旨の発言があり

全摘なので、横線が一本ピーっと。

センチネルもやった為か、横一本の線が、ワキの下に向かって、やや斜め上方に伸びているのです。

術式は一緒でも、切り方縫い方は、医師の個性が出ると私は思っている。

・・・うーん、個人差の範囲かな? 

まだ1ヶ月半だし、傷跡が落ち着いてくるのは、まだこれから。

知人の病院では、術後の傷跡ケアについては、話が無かったそうなので

私が入院時に習った、傷跡を綺麗に治す方法を伝える。

端っこの皮膚の膨らみについては 「私もあるよー(お腹の傷に)」だし(笑)

ドッグイヤーってやつですね。ここにも発見!的な。


知人は再建する予定は、今のとこ無いそうなので

傷跡って乾燥しがちで、カサカサするかもだから、保湿はしたほうが良いかもよー、と。



知人、先日のオンコタイプDXの検査結果、抗がん剤は無し

このホルモン療法が開始となるのです。

で、ぶっちゃけ検査費用、聞いてみた。

「・・・・45万」

(゚Д゚;)よ、よんじゅうごまんですとーーーー!高いっっ

「後払いかと思い、現金用意してなくて、慌ててATMで下ろしたの

後で考えたら、カード一括払いでも良かった。その方がポイントついた。・・・ポイント分損した」とも。

恐るべし、健康保険外検査。

いつの日か、もう少しお安くなる日が来ると信じたいものです。


ホルモン治療始まったら、色々変化あるかもだし、よかったら色々教えてね。と伝えたのでした。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする