ちびもかの裏庭(乳がんとかヘルニアとか痔とか)

腰椎椎間板ヘルニアを手術。
その後、乳がん発覚。
非浸潤性乳がんの全摘&自家組織で同時再建。
痔の手術も経験。

感染症に注意?

2018-11-15 19:11:30 | 乳がん
乳がんの手術した人ならば、皆さんが経験あるハズの

「術後の生活と注意点」の説明。

えぇ、私も看護師さんから、冊子見ながら、色々と説明を受けました。

手術してすぐの傷のお手入れから、肩のリハビリ。日常生活や仕事場での注意点。

パートナーとの性生活や、下着選びなどなど、冊子の内容も多岐に渡ってたと記憶。

そこで印象的だったのが

「術側の腕への注射や点滴は避けましょう」

「虫さされや傷などに注意しましょう」

「ムダ毛の処理は毛抜きでなく、カミソリを使いましょう」

確かこんなんだったかと。

リンパ節郭清した方は、特に気をつけた方が良いと書いてあった。

細菌感染などで「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」など重症化しやすいらしい。

腕がものすごく腫れるといいます。説明聞いてちょっとびびった記憶があるもの。

ただ、私はセンチネルリンパ生検の為、一個切除。なのであまり神経質になるのも??と思っていた。


それから数年が経ち、このびびった記憶が蘇る出来事が

術側の腕に傷

指先も

にゃんこに噛まれ、ひっかかれた傷。

健康な人でも、動物の噛み傷は要注意。感染症が重症化する例は多い。

縫うほどの深い傷じゃなかったし、最初は「きちんと洗って止血すればいっか」と思った。

が、ダンナが「先週、じんましん出てなかった?なんか体が弱ってる時じゃないの?病院行きなよ」と言う。

そうだった。なんか調子イマイチで、原因不明のじんましん出たんだった。

普段は平気でも、こういう時は注意。思わぬ事になったりして・・・

翌日仕事してたら、傷がジンジンして、徐々に腫れてきたので慌てて病院へ行きました。


破傷風の注射して(勿論、健側に)

抗生剤の飲み薬、一週間分の処方となりました。

「もしかしたら、リンパが腫れるかもだから、覚悟しといてね」と医者に脅かされるも、幸いリンパに腫れは無し。

大事にならずに済みました。


こういうのって、やっぱり術後何年経っても注意すべき事なのかな?

当時はそこまで考えが浮かばなかったから、聞いてない。

数年経ってから、リンパ浮腫を発症する人もいるというし。

一生、術側は注射針NGなんだろか? うーーーむ悩ましい。



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半年検診

2018-08-04 18:35:25 | 乳がん
胃の検査やら、痔の手術やら、あれこれやっとりましたが

その合間に、半年ごとの乳ガン検診。ちゃちゃっと受けてきました。

前回はエコーと触診だけだったので、今回はマンモグラフィーもやりました。


色んな人や、TV番組とかで「マンモグラフィーは痛いから、やりたくない」って聞くけど

・・・そんなにか??そんなに?そこまで痛いかなぁ??

どうにも鈍いらしい私には、そこまで拒否する気持ちが分からない。(;・∀・)

以前の記事でも書いたけど、普通のマンモじゃなくって

先っちょとか、ピンポイントで撮影する為に、挟む板を小さい板にチェンジした場合

・・・これは、これだけは、超痛かったけども。(痛みで鳥肌って経験は、これが人生初だったなぁ

それもこれも、短時間の我慢で済むので、未受診の方、ぜひチャレンジです!


あ、で検査結果。問題なしでした。

左の健側に前からある嚢胞? これも大きさに変化ナシ。

引き続き経過観察で、また半年後です。


半年って、割とすぐだよなぁ~。とか思う。

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市民フォーラム

2018-05-14 19:06:40 | 乳がん
昨日、さいたま市で行われた「乳がん市民フォーラム」なるものに行って来た。


毎年開催しているのは、知っていたけど、参加したことはなく。

今回たまたま時間あったのと、学んでおいて損はないなって思ったので、行ってみた。

参加にあたって、事前申し込みが不要ってのも、気楽でいいなぁ。

特に聞いてみたかったのが

「乳がん患者さんのこころのサポート」の講演。

このテーマで講演されるのは 埼玉医科大学国際医療センターの大西Dr

朝日新聞で、医療コラム連載もされてたっけな。

精神腫瘍科って、日本じゃ珍しい診療科の先生で、その第一人者の先生でもあります。

がん患者さん、その家族のメンタル面から支えてくださる精神科のDrです。

がんだけに限らず、大病すると精神を病んでしまう例は、私も仕事を通して見聞きしている事もあり

興味深いテーマでありました。


あと、入口で頂いた冊子、パンプ類の中で、個人的に嬉しかったのが・・・


向かって左の「病理Q&A」

医療系の専門書って高価で、なかなか手が出ない。

そして、医学はものすごいスピードで進化しているので、本の内容が現実にそぐわなくなる事も。

ネットの情報は真実も嘘も、ごちゃまぜだし。

医師監修の冊子は、とてもありがたい。

分かりやすい解説でいい! 誰かに聞かれても、これ片手に説明できそうだ。

どうも仕事柄もあり、「先生(と呼ばれる)なら何聞いてもいいよね♪」的ノリで質問されることが多いワタシ。

テキトーなこととか、嘘言いたくないので、情報収集や整理は必須。

・・・世の中、意外と自分を診てくれてる医師に、色々と質問できる人って少ないようで。

加えて言うなら、たとえ身内や友達でも、病気について、あれこれ聞くのははばかられる。

気を悪くするかもだし。と、聞くのをためらう人が多いようです。


・・・ん?

みんな、私に遠慮は無い訳ね(笑) いや、別にいいんだけど。

ま、冗談はともかく(;´∀`)

こういう講演会とか、機会があれば行ってみるのもいいかもです。

病気について、また違った考え方ができるかも??

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形成外科 一年ぶり受診

2018-05-10 16:06:26 | 乳がん
一年ぶりに、形成外科受診の為、S大病院へ。

「念の為、一年後に診せてね」と主治医に言われていたので、受診したのだが

正直、別に受診せずとも良さそうだなーと思っていた。

再建した胸、当初硬い血腫?のシコリが気になっていたものの、一年たった今

全っっっっく気にならず。柔らかい、自然な触り心地の胸になりました。

日常生活で気になること、ほとんど無し。

再建側を下に横向きでも寝ても、変形とかしないし。

天気悪い時や、疲れている時など、時折、再建乳頭がチリチリ痛むけど「イテテ」って程度。

神経通ってないのにね。不っ思議~。

昨年、乳頭&乳輪再建と一緒に、吊り上げ修正もした再建胸。

一年経って、少し下がった?(いや垂れた?と言った方がいいのか)気もするけど

アンバランスって事はない。気のせいかもって範囲。

再建した乳輪 → 当初より、やや色が薄くなったかも?

(なんでも濃くなる人もいれば、薄くなる人もいるらしい。)

これも特に気にならない範囲。左右の色のバランスも悪くない、と思う。

万が一薄くなって気になる場合、メディカルタトゥーで色のリタッチは可能だと思われます。(※現状は自費治療扱い)


再建乳頭 → 潰れる事もなく、定着。(まぁ、健側の半分位の大きさで、ずいぶんと可愛い乳首ではある(笑))

診察時、Drも「乳頭もつぶれてないね~」って言ってたし。

皮膚を切開&立ち上げて作る術式と比べ、私がやった健側を半分移植する術式は

潰れるリスクは低いって言ってたっけ。

勿論、日々の入浴時などに、きちんと引っ張って潰れないようにケア・・つーか既におまじないに近い

をしておりました。

お腹の傷跡もチェック。だいぶ薄くなった。が、傷の両端の皮膚のたるみ。(※ドッグイヤーという)

これが気になってたので、いちおう聞いてみた

「センセ、このたるみ、痩せても太ってもずっとあるもん?」

すると「痩せたら少しは目立たなくなるかも。そのたるみを詰めるのに修正しても、たるみの位置が先へ先へズレていくだけになっちゃう」

そうです。

私の場合、左右の腰骨の上にツマミのようにある余った皮膚。修正していったら背中側へズレていくっつーこと。イミナーイ!

傷跡が長く伸びるだけで、改善されないんじゃねぇ。もういいや。

先生は「ごめんね~」とライトに言ってた(笑)

あ、あと「絶対に太っちゃだめ」と言われましたよぅ。

術前か言われてたけどね、やっぱりダメなもんはダメらしい。

切除した腹部に脂肪がつくと「宇宙服着ているみたいになっちゃう」そうな。

・・・いや、イメージ沸かないんですケド(;一_一)

多分、傷跡がベルトみたいになって、その上にボテッと乗るように肉が付くってことかな?

とにかく痩せずとも、現状維持を頑張りたいトコです。


触診も視診も問題無く、これにてS大病院の形成外科の診察も終了。大学病院での乳がん絡みの診療は、やっと終わりっ

やれやれ、長かった~


そうそう、今回、主治医についていた助手の、研修医のDr(♂)

これがまた、お若い。ま、当然だけどね。

自家組織再建の例、少ないから、触診もしてたし、乳頭も健側移植する人も少ないから、そっちも主治医から説明聞いて。

親子程、歳の離れている、お若いDr、頑張ってくれ~!って思った。


それにしても・・・

形成外科のDrって、女性は美人。今回の研修医のDrもイケメン。

やはり形成外科ってことで、美意識高い人が、目指すのだろうか?

主治医の女医さんなんて、それはそれは、お肌も綺麗なのですよ。

しまった、何か特別なケアとか治療してんのか聞けば良かったーーーーー( ゚Д゚)


そんなしょーもない事、考えつつ精算。本日の代金220円也





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闘病色々

2018-02-28 17:18:55 | 乳がん
日本人の2人に1人はガンになる。そう言われている昨今。

私は日常を取り戻して、仕事も再開。

で、仕事柄なのかもしれないが

「色んなガンの相談や、質問をされる」

・・・いやもう、これはですね、正直なとこ悩む。家で頭抱える

だって、私、医師じゃないもの。

一般の方より、ほーーーんのちょっと知ってるかも?って程度。

いやでも、今なんてネット検索すりゃ、誰でも調べられるし。

ただ、相談された人曰く「色々書いてあるけど、何が本当か分からない」だそう。

それはあるかも。嘘もほんともネットには溢れてるもんね。

御家族がガンになったって人からの話が多いのだけど、最近は考え方を切り替えた。

「話を聞いて欲しいんだなぁ」と。

具体的なアドバイスを欲してる訳じゃなくて、不安な気持ちを聞いて欲しいのかも、と思うようになった。

ガンって、ご本人はもとより、支える御家族も、不安でいっぱいになるのだなぁと。

乳がんっていっても、病状や治療法、回復の仕方etcだもん

それは他のガンでもきっと同じ。百人百様に違いない。

ついつい確率とか、統計とか、数字に目がいくけどね。

立て続けに、乳がん、耳下腺がん、悪性リンパ腫と、それぞれ罹患された方の御家族の話に耳を傾ける。

じっと聞く。

根拠のない事は言わない。

これだけはね、絶対と決めて聞く。

だって、自分が根拠のない励ましとか、言われたって全っ然嬉しくない。「人ごとだと思って」と、やさぐれそう。

・・・それって、私だから? フツーは嬉しいのか?!

頑張れとかってのもね。いやいや、十分頑張って、いっぱいいっぱいって、手に取るように分かるから、言わないし。

きつい性格の為、相談相手として向いてるとは、とても思えないんだけど(;・∀・)

まぁ、私にできる事ならは、精一杯やらせて貰おうかと。

誰しも病気になったり、支えたり。お互いさま。



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