ちびもかの裏庭(乳がんとかヘルニアとか痔とか)

腰椎椎間板ヘルニアを手術。
その後、乳がん発覚。
非浸潤性乳がんの全摘&自家組織で同時再建。
痔の手術も経験。

身近な人ならどうするか?

2018-11-25 18:08:31 | 乳がん
もし、身近な人が、自分と同じ病気になったら?

自分ならどうするか? 何ができるか?

ぼんやりと考えた事もあったけど、それが現実になった。


先日、私が長年関わっている顧客からのメール

「先生(←仕事ではこう呼ばれている)、私ガンになっちゃったー」と。

びっくらこいて読み進めると

毎度しつこく勧めていた、乳がん検診に行ったら、検査に引っ掛かり

別日に針生検を受けたと。「針、痛かったよー(;_;)」と。

この時はここまでで、「検査結果出たら、またメールします」とあったけど

この時点で、この人の不安が手に取るようにわかる。

口数少ないけど、元来怖がりの人なんだよなぁ。


で、後日のメールで報告。「ガンって言われて、紹介状出された。仕事あるから続けられるかが不安」

うんうん。だよね。

仕事のことしか書いてなかったけど、言葉にできない色んな不安があるよね。

その数日後に会う機会があったので、その日までに私にできることって?

私のポリシーは「闘病に必要なのは、正しい情報。自分で納得いく選択」

ガセネタ、噂、科学的根拠のない情報は、ここでは排除。

と、余計なお世話かもと思いつつ、私がS大病院で貰った「乳がん用の冊子」をコピー。

あれから2年程経ってるけど、あまり治療方法に変化無いと思われたし、とても分かりやすいので。

病院によって、こういう資料は、くれたりくれなかったりするみたいですね。

あと、以前参加した市民フォーラムの時貰った、「がんと仕事」についての冊子。

仕事への不安が大きいみたいだったので、これも役にたつかも。


あとは「聞かれた事で、私に分かること。確かなこと。は応える」

で、当日お会いした時に資料を渡した。

色々聞きたいようだったけど、まだ気持ちの整理が追いついていないみたい。

これから紹介先で確定診断までの検査、そこから治療計画&手術になるだろう。

慌てず、じっくり仕事の整理して。病気への準備しても大丈夫!



この日、この方のお母様にも会ったんだけど、その時に

「先生見てると、なんだか大丈夫!って気持ちになるわ」とおっしゃってた。

えぇえぇ、そう思って下さい。プラスに思って貰えたらと願って、自らの病気については、ざっくばらんに話してるんだもの。



ついつい病気が分かると、みんながやってしまう事あるある

「色々と検索しまくって、何故だかネガティブな事ばっかり拾ってしまう」

コレです(;´∀`)

くれぐれもそうしないように忠告。

だってね、今ですでに「先生、頭痛が時々するのって・・・これって脳に転移してたりしない?!

これですもの(-_-)

「考えすぎじゃー!それ、いつもの片頭痛でしょっ」と返す。

不安でいっぱいいっぱいなのです。ここはアホみたく明るく返してあげたい。


つかず離れず。絶妙な距離感を計りつつ

つっかえ棒程度でもいい。お役に立てたらいいなぁ。

コメント
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