今回は、第2話「未来は突然やって来た」
「レッドドワーフ号は、24時間以内に光の壁に当たります。
いまだかつてないスピードで、ドワーフ号を運転しなくてはなりません。」
船のコンピュータ、ホリーに、プレッシャーがかかっているというのに、
服を着せろだの髪をカットしろだのブチブチ命令する、ホログラムのリマー。
「私は時計でも便利屋でもない。気軽に使わないでください。」
それでもカットしろとうるさいので、髪をマリーアントワネットのようにしておいた。
それに気がついて、怒るリマーに、
「これは録音です。ホリーは現在仕事中です。
メッセージのある方はピーという音の後に録音ください。後ほど応答します。ピー!」
高速で飛ぶレッドドワーフの中で、未来エコーが見えて、驚くリマー、リスター、キャット。
「ホリー?」、
面倒くさそうなホリーの声 「ナニ!」 (…コンピュータの返事ですよ(笑))
「何が起きてる?」
「私はホログラミックコンピュータです。あなた方の母親ではございません。
今度は何ですか?宿題のお手伝い?
それとも忘れ物を私に捜せと言うのですか?」
もう、最高です。ホリー万歳!!
………………
今、ブログを打っている私のパソコン。立ち上げたら
「エーッ?今日も仕事させるの?ヤダー……ブチッ」
と勝手に切れてしまったら、どうしようかね。
「いやー、あんたもお疲れだよね。悪い悪い。でもなんとかお願いしたいんだけど…」
「ふーん、じゃあナニしてくれます?」
「ええ?そうね、あんたの好きな宇宙船レッドドワーフ号、
これが終わったら見てていいからさ、なんとかよろしくお願いしますよ。」
「あっそう。じゃ、10分だけ。」
「えーっ、10分じゃブログ書けないよ。」
「おや、能力ないんですね。しょうがないな、30分だけですよ。」
「ありがとう…恩にきるよ」って。
まあ、そういうのもいいかもね。
朝、出社して、
机のパソコンを立ち上げようとしたら、立ち上がらない…。
そうこうしていると、ボスに呼ばれて…。
「今日で解雇ね。」と宣告される!
「もう、君の部屋に戻る必要はない。
荷物は後から届けるから、このまま裏口から出なさい。」
…嘘のような、ほんとうの話。
パソコンが立ち上がらないのでも、こっちは凍りつきますけど。