すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

敷居が高くないでショー「アガルタ」

2013年10月01日 | 音楽

アガルタ 
AGHARTA

録音 1975年2月1日 大阪フェスティバルホール 昼の部

マイルス・デイヴィス - トランペット、オルガン
ソニー・フォーチュン - サックス、フルート
ピート・コージー - エレクトリックギター、シンセサイザー、パーカッション
レジー・ルーカス - エレクトリックギター
マイケル・ヘンダーソン - エレクトリックベース
アル・フォスター - ドラム
ジェイムズ・エムトゥーメイ - コンガ、パーカッション


1Prelude
2Maiysha

3INTERUDE/Theme From Jack Johnson


Miles Davis - Agharta (Full Album)




いつもコメントいただいておりますF・ガタリさんの御推薦アルバムです
最近勉強させていただきました エレクトリック・マイルス期のマイルスで 最後にして頂点の実況録音
大阪フェスティバルホール 昼の部 4時頃スタート
昼の部とゆーことは 夜の部もありまして
夜の部は「パンゲア」とゆーアルバムに収録されています
マイルス書きの中山康樹さんによれば「パンゲア」の方が数倍素晴らしいらしい
「パンゲア」の方もアマゾンさんに注文しましたが まだ届いておりません

Miles Davis - Pangaea (Full Album)



最初聴いた時は CD+アンプ+スピーカの音響システムで鳴らして
音が団子状態のファンクがずんどこずんどこ鳴っていて あまりスッキリしないものがあり
iPhoneに入れていたものをイヤホンで 通勤中なんべんか聴いてみましたところ
「あ~ん、これはワカリヤスイ」と よく耳にしていた リズムと音塊
ゴリコリにてカオスにてトランス
ロックやファンクや民族音楽に近いノリですな 

ジャーマンプロフレっぺぇ~ フリクションのDUNB NUMB期のライヴっぺぇ~
ゆー感じで 類似の音を探すのが比較的安易
自分の引き出しのフォーマットで聴けるのですね
JAZZのフォーマットはやっぱしどこか敷居が高くて
とっつきにくいもんが自分にはあったのですが
こーゆーのは安心でけますね

カオスでありトランスもんでもあるので ゆらゆらでけますが
残念な点は 音の立ち具合が どーも 
楽器の分離が弱冠ヨロシクナイのです 団子なってるゆーか 
解像度がイマイチなのですな
多分 中古の安いやつを買ったので リマスターしてないバージョンだと思います
ので
これから買うヒト 買い直すヒトは 安物買いの銭失いにならないよーに
よく吟味して 音の解像度のヨイバージョンを探して買ってください
自分も余裕が出来たら ぜひ買い直してみたいです
そーゆー値打ちのアルバムで そーゆー値打ちのある
かなりレベル&テンション高めの演奏です




アートワークは ぱっと見てわかる 横尾忠則仕事です
時期的にみても 横尾先生も絶頂期のお仕事ではないでしょうか

2枚組CDの2枚目は1曲のみ 
これの後半が弱冠タルイですが もう少し 分割して 頭出しでけるよーにしていただければ
聴きやすかったかなとも思います
プロデュースはテオ・マセロがクレジットされてますが
どんくらいいじってるのかわからないのです
LIVEそのまんまなんでしょーか?

ノイズギターも ぶっとめのファンクベースもずんどこどんじゃりドラムもごっついですが
当然ながらマイルス・デイヴィスのミュ-トしつつーの雄叫びトランペットがとびっきりエグイ
抑えつつの雄叫びがエグイと思いました
もっと なんべんも なんべんも聴いてみたいと思います


アガルタ
クリエーター情報なし
ソニー・ミュージックレコーズ


マイルス・デイヴィス『アガルタ』『パンゲア』の真実
クリエーター情報なし
河出書房新社


パンゲア
クリエーター情報なし
ソニー・ミュージックレコーズ



Agharta', recorded during the afternoon show of February 1, 1975, one of two concerts Davis performed that day at the Osaka Festival Hall in Japan. The evening show produced his 1976 live album 'Pangaea'.

1. Prelude (Part 1) 0:00
2. Prelude (Part 2) 26:00
3. Maiysha 32:34
4. Theme from Jack Johnson 44:54
5. Interlude 1:11:15

Miles Davis -- composition, organ, trumpet
Pete Cosey -- guitar, percussion, synthesizer
Sonny Fortune -- alto saxophone, flute, soprano saxophone
Al Foster -- drums
Reggie Lucas -- guitar
Michael Henderson -- bass
James Mtume -- congas, percussion, rhythm box, water drum


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4 コメント

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パンゲア (F・ガタリ)
2013-10-03 00:19:13
アガルタを採りあげていただき有難うございます。
的確な評価、印象文を拝読しました。
最重要アルバムと申しましたが、いささか誇大な表現だったかと、あわててジャズ批評91”マイルス・デイビス大全集”号をざーっと読み返し、後藤雅洋さんのベスト3に入っているることを確認し、後藤さんも推されているから・・・と安心することとしました。
特段マイルスに詳しいわけでもないにの、堂々とコメントしたなあと恥じ入るばかりです。
パンゲアは何故か未体験でした。
早速にでも聞いてます。有難うございました。
これからもちょくちょくお邪魔いたします。よろしくお願いします。
返信する
ありがとございます (よしはら)
2013-10-03 01:39:01
イイアルバムを教えていただき
ありがとございます
助かりました
これはウンウン理解に苦しむjazzフォームのマイルスではなく、自分にも聞き馴染みのあるフォマットでの演奏会なので、すんなり聴けました
同じ人物で同じトランペットの音なのに、ジャンルが違うとこんなに敷居か低くなるのかと驚きでした。。
返信する
好みが合いそう。 (Bird)
2013-10-05 13:39:15
この時代のマイルスの中では一番好きなアルバムです。
車の中でよく聞いてますよ。
返信する
Unknown (よしはら)
2013-10-05 16:26:54
やっぱり 評判がヨイのですね

「パンゲア」の方はちょっこし敷居が高かったです

「アガルタ」はちょうどエエラインで入ってきますね

確かに車の中で聴くのに適してるアルバムですね
でも 一人で乗ってる時に大音響で聴くのがエエです
返信する

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