すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

決壊 下巻

2008年09月09日 | 書籍
日曜日に入手してその日に一気に読み終えました

ようやく殺人が発生してくれます

京都の沓掛(通学していた大学がありました)と千葉の行徳が出てきたのがミーハー的に嬉しい

お話は、類型的で弱冠退屈です

あーあー頭で考えて構築されはったんやぁ~ご苦労さんって

だから類型のパターンから足を踏み出しておりません

やっぱり物語よりノンフィクションの方が自分的には面白いですね、現実のキチガイの方々は飛躍の度合いがブッ飛んでおられますので、物語はやっぱり普通の頭のイイ方が普通のありがちなネタを積み重ねていっててゆーだけで新しい発想(キチガイの方々の)はありません 残念

まジャンルが違うので好き嫌いの問題でしょう、物語はめんどくさい薀蓄系なことがあまりにも多いし流行ネタを一杯ぶつけておられるのですが全部想定内のことであたりまえ過ぎて、「新しい考え」(何度も言いますがキチ外の方々のね)がちっとも出てこないので 自分的にはなんか損した感じがしてなりません

多分ノンフィクションの方々より文章はずっと上手だと思うのですが、現実のヤラカシテル方々の行動力に完敗しているのですね、ま説教や啓蒙が無いだけマシかなと思いますが

やっぱり松永太さんには誰も敵わないのです

松永・緒方http://blog.goo.ne.jp/tagomago1021/e/8aa02ea58fce9832d1af30941a3e0fc6

多分自分は酒鬼薔薇聖斗君の事件で思春期にありがちな思想的なもんがうざったくてあまり好きじゃなかったこともありますが・・・

殺人者の方々には行動力と鉛のハートが突出しておいて欲しいですからねー

殺人者に思想や哲学や論理は不要ってことで・・・

http://blog.goo.ne.jp/tagomago1021/c/b99f27218a987a2e57cde4eeb1a37d2b

すみません短絡してて  でも「殺人」は短絡が全てでしょう

これでは荒めませんでした

決壊 下巻
平野 啓一郎
新潮社

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魚や虫を飼っているとつくづく感じることは、生物の種類によっては、同じ仲間同士の共食いとか殺し合いとかってあたりまえのことのように日常茶飯事なんだなと・・・(もちろん環境をキチンキチンと整えてあげればあまり共食いも殺し合いもしないのですが)

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