映画「ヒッチコック」公式サイト
2013年4月5日(金) ~TOHOシネマズ
憑依のアンソニー・ホプキンスがヒッチコック役をやり
しかも題材がメイキング・オブ・サイコやし
期待せんほーがムリってなもんでっしゃろ
でもね この映画はハズレでした
全然ハズレ
金返せ級のハズレ
これは 脚本家と監督がヨロシクナイとしか言いようがないです
折角の逸材中の逸材 我らがヒーロー/エド・ゲインさんが
そこかしこに登場するとゆーのに
何をやらせたかったんかわからん
エドゲインにヒッチコックが自己投影させてる設定なんか?
それにしては中途半端で どっちつかずで消化不良
多分 ヒッチコック夫妻の確執と信頼の夫婦関係と夫婦愛みたいなんでお茶を濁すつもりだったのか
それにしては これでは昼ドラ以下
昼ドラでも もっともっとオモシロおかしく盛り上げてくれるのに
これでは ヒッチコックとゆーおっさんが、ちょっこし覗き見趣味のある映画製作に熱心なフツーのデブなおっさんとゆー按配になる
確かに 自分もヒッチコックなる人物にさしたる興味もナイんですが
なんで サイコにここまで固執したのか
エド・ゲインに何を求めたかったんか
編集で どのような天才技の数々が生まれたのかとか
そーゆーオモシロオカシイもんが 全てこぼれて
スッカスカでな~んにもエエとこが残ってないん
アンソニー・ホプキンスがちょっとだけ頑張ったとゆーだけでしょうか
この脚本家と監督は世界中を回って土下座するか
返金をした方がヨイ罪
監督
サーシャ・ガヴァシ
脚本
ジョン・マクラフリン
原作
スティーヴン・レベロ
『アルフレッド・ヒッチコック&ザ・メイキング・オブ・サイコ』
出演者
アンソニー・ホプキンス
ヘレン・ミレン
スカーレット・ヨハンソン
ジェシカ・ビール
原作本が納戸の本棚にあったのです
これは 豊田薫師匠に借りっぱなしになってる本でげすな
すっかり赤茶けてしまってますが
原作本はまぁ まぁオモロかったのです
ヒッチコック&メイキング・オブ・サイコ 改訂新装版 | |
クリエーター情報なし | |
白夜書房 |
アルフレッド・ヒッチコック&ザ・メイキング・オブ・サイコ | |
クリエーター情報なし | |
白夜書房 |
でもやっぱし
「サイコ」ってゆー映画が抜群に面白く
サイコ [Blu-ray] | |
クリエーター情報なし | |
ジェネオン・ユニバーサル |
そのの元ネタとなったエド・ゲインがやらかした現実の事件の方が
その何百万倍もオモロかったのです
エド・ゲイン(Ed Gein、〈Edward Theodore Gein〉、1906年8月27日 - 1984年7月26日)
ヒュー!ヒュー!エド・ゲインさん
オリジナル・サイコ―異常殺人者エド・ゲインの素顔 (ハヤカワ文庫NF) | |
クリエーター情報なし | |
早川書房 |
それらの残り滓の上澄みが床にこぼれて乾いてしまったよーな感じと申せばヨイでしょうか
あーあ アンソニー・ホプキンスがもったいないもったいない
見る人が見たらちゃんとしたイイ映画やもしれません。
途中から「あれ?なんか退屈だな?」「これは自分が不勉強なのやもしれん」とか思いだし、最後の方では全否定してました
自分の嗜好と合わないとゆーでかやもしれません
ただエド・ゲイン役の人とアンソニー・パーキンス役の人がかなり似ているとゆー点だけはヨカッタです
ヒッチコックは「サイコ」と「鳥」以外はあまり好きではないとゆー門外漢やからかもしれません
この題材でダメ映画というのは本当に罪ですね。
だったらヒッチコック作品リバイバル上映して欲しいですね。
ヒッチコックはまだまだ見ないと行けないと思われる物が多くて課題なのです。