但馬に吹くみどりの風 粟鹿山の麓に舞うオオムラサキ    

地球規模で自然と人間が共生できる社会を理想とし、全世界でその実現を追い求める多様な活動の情報を発信していく。

ケージの中はにぎやかだ

2020-07-07 20:41:57 | オオムラサキの飼育活動

今年は昨年のようなヘマは繰り返さないぞとの思いで、エノキの枝に

付く葉っぱの量と幼虫の数とのバランスを取ることに気を配りました。弱ったエノキから元気の良い、すなわち葉っぱの沢山付いているエノキへの強制的疎開を頻繁に進めました。30匹の幼虫を常時確保しておく作戦を堅持して、20個のサナギを得ることができ、その全てを羽化させることができました。ホッチギスを使っての引越作戦の成功で、ヤッと自信が得られた、という気が湧きました。そして先日、飼育免許を発行交付するかのごとくに、オオムラサキが胸や肩に留まってくれました。その人なつっこさに、仲間にしてもらえた気がして、思わず頬の筋肉が緩み、感謝の気持ちが湧いてきました。