海と魚が大好き!海釣り日記

釣行記録と学んだ釣りのコツの記録 関西で活動中!

加太の真鯛釣り

2007-09-08 00:32:35 | Weblog
8月26日(日)

加太の小嶋丸で真鯛釣り

もともと宮津経ヶ岬の一心丸でノマセ釣りの予定であったが、船長から前日に電話があり、延期になってしまったので、急遽小嶋丸に電話をして予約をした。

加太の真鯛釣りは2回目、前回は35cm1枚だったので、大きさ・枚数ともに記録を更新したかった。前回の課題であった潮の流れに翻弄されずにちゃんと底どりをすることと、仕掛の投入ごとにハリスのよれを戻して仕掛の傷みを早めないことを心がけた。

6時に最初のアタリがあった。ゴツゴツゴツと真鯛のアタリだ。ガイドに道糸がからんだときのような独特の感触だ。焦らず食い込むまでゆっくりリールを同じペースで巻き続ける。やがてググググっという下にひき込んだところを合わせる。大きいサイズには思えないが、それでも何度か絞めこんで来るアタリを楽しみながら、慎重に上げると、船長がタモを入れてくれた。35cmの真鯛だった。船中真鯛1号で気をよくした。

しばらくしてアタリが。これまた真鯛だ。今回は底どり、ゆっくりとした巻き上げ、底どりを機敏に繰り返し、手返しを早く真鯛との遭遇確率をあげていた。小さな引き込みをやり過ごして、次の引き込みを待つが、来ない。逃げられてしまった。残念。

1時間ほどしてまたアタリ。またしても真鯛とすぐにわかる。しかしかからなかった。

さらにまたまたアタリ。これも間違いなく真鯛、慎重に巻き上げ竿を立てて、仕掛をたどり、船長がタモを構えてくれたところで、惜しくもばらしてしまった。もうショック!合わせるタイミングに戸惑いが生じていて、しっかり合わせれていなかったことと、タモ入れ寸前に仕掛けがたるんでしまったことが敗因だと思う。下の方の針にかかったため、手で取りこんだ上の針を船べりのマグネットにつけようとして、すきを作ってしまった。

隣の人は手釣りで着々と真鯛をしとめて、5枚にもなっている。焦りはいけないとわかっている。焦ると仕掛けがよれてきたり、リールを巻いて誘うスピードが速くなりすぎてしまったりと、いいことは何もない。平均して1時間に1回程度の貴重なアタリだと思うと焦りが大きくなる。おまけに潮の流れが速くなり、何度もオマツリになってしまう。

手釣りの人の動きを見ていると、仕掛けの投入がはやい。道糸にビシがついていて、少々の潮の影響は受けずに、すっと仕掛けが真下に落ちていっているようだ。

前回の加太の釣りで、自分にはまったくアタリもとれなかったときにも船長が釣りつづけていたことを思い出し、まだ時間帯としても釣れるはずと落ち着いて基本の動きを確認しながら、何度も何度もリールを巻いては、落とし、巻いては落としを繰り返す。9時に待望のアタリ。本日5回目のアタリだ。しかもやはり真鯛。ゴツゴツのあとのグググで合わせた。やった。かかった!しかも引きが先ほどと違う。記録更新は間違いない。逸る気持ちを抑えながら一定のゆっくりしたペースでリールを巻く、引きが強いが竿は立てつづける、そして仕掛けを緩めないようにと心がけた。さきほどのバラシが頭をよぎるが、今度は1番上の針にかかっており、すぐにタモですくってもらった。40cmUPだ!35cmの真鯛と40cmの真鯛、たった5cm程度の差ではあるが、体高や大きさはかなり違うものだ。何とか2枚、そしてサイズアップを辛うじて達成できた。10時半に納竿となった。

振返って考えると、約6時間でアタリはたったの5回というのは難しい。しかし、アタリのすべてが真鯛であったことはよかった。4枚くらいは上げれたのではないかとかんがえてしまう。

それにしても真鯛の引きはたまらなく心地良い。この引きが病みつきになってまう。50cmUPになると一層パワーが大きくなるんだろうなあと期待に胸が膨らむ。

釣った真鯛は刺身でいただいた。3枚におろすとたしかに泳ぎコブがあった。天然の加太ブランドの真鯛。美味!

やっぱり真鯛釣りはやめられません!