海と魚が大好き!海釣り日記

釣行記録と学んだ釣りのコツの記録 関西で活動中!

試練

2007-09-30 01:29:36 | Weblog
9月28日(金)

加太谷口丸

週初めに加太で真鯛が数多く上がっているのを知り、加太では過去2回で3匹の真鯛を釣っていることもあり、数釣りが期待できるのではないかと谷口丸に予約した。

ところが今は潮がよくないのか真鯛はむずかしいよ、とのこと。

不安がありながらも真鯛の強い引きを味わいたく午前3時半には加太港に到着した。
いつもより擬餌が細く、白いものだった。季節などで変わるとは聞いていたが。

船長から底から4,5m巻いてとの指示があった。これまでどおり、底をしっかりとって、指示棚までゆっくりとリールを巻く。これを慎重に繰り返す。しかし期待したゴツゴツとしたアタリが一向にない。

ようやくアタリがあったものの明らかに真鯛ではない。30cmほどのアジだった。船中でも真鯛が上がらない。船は時間とともに友が島から離れて流していく。11時頃になって船中で真鯛が上がった。かなり大きい。自分もと思うが相変わらず真鯛のアタリが来ない。釣れるのはその後3匹のイサギのみ。20~30cmほどのイサギ。根がかりも多くなってきていた。

結局正午納竿となった。
釣れた人の話を聞くと今日はやはり難しかったとのこと。
場所や時期によって遊泳層がちがうし、誘い方もちがう。リールを巻くスピードや止めてさそったりだとか工夫が必要らしい。
やはり真鯛釣りの難しさを痛感した。しかし目の前で60cmの真鯛を見ると、自分もこれくらいのサイズを釣りたいと強く思った。

また、実際にこのサイズの真鯛の取りこみは見てて勉強になった。慎重にハリスを緩めないようにする、竿は立ててのされないようふんばる。強くひき込むときは竿を立てて耐え、それでも引きが強いときはドラグを調整してハリ過ぎないよう調整する。引き込みは続かないので引き込みが緩んだらリールを巻いて。とにかく慎重さが必要だと思った。次回こそは大物に出遭いたい、そう強く思った。自分の腕にも磨きをかける必要がある。がんばるぞ!

《2007/10/31追記》
改めて考えると、この日は自分には真鯛が釣れず、苦戦とはいえ他の人には釣れていた。自分は真鯛が底近くにいるものと先入観があったため、底付近に合わせていたのに対して釣った人の話では中層付近。真鯛が浮いてきているのだ。誘いや巻くスピードも大切だが、棚の間違いが決定的になるので、やはり棚は広く探ることが釣果につながるのではないかと思う。

次の課題は、広く探ることと、アタリがあったらその付近を集中的に攻めて時合いを逃さないことに努めてみよう。そうすることで数釣りもできるんじゃないかなあ。
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波の高い日に出漁!

2007-09-25 01:49:57 | Weblog
9月23日(日)里波見一心丸へ

前回息子の船酔いデビューから2回目。今回も早朝から雨がぱらつき、波も高い厳しいコンディション。

息子も今回こそと臨んだが、沖に出ると1.5~2mの波で船は揺れる,揺れる。早々に息子は船酔いでダウン。キャビンが定位置となってしまった。ちょっとかわいそうな展開に・・・。

最初のアタリはまずまずの手応えだ。上げてくると青い背中が見えてきた。サワラだ。船長がタモ入れしてくれて65cmゲット。足がはやいので、即絞めて血抜きをし、水氷につっこんだ。

今日こそヒラメをと意気込むがガシラが2匹続いた。良型で文句はないのだが、やっぱりヒラメがほしいところ。

ところが自分も酔ってしまい、苦しい展開になった。どんなに酔っても釣り続けるのみ。久しぶりのアタリがあり、少々期待したが、上がってきたのはアコウ?と思いきや、アオハタだった。35cm。

しばらくしてアタリをキャッチして上げる。重さを感じないので大きくないのはわかる。上げてきたものの、バレていた。うーん残念。針を見ると針がない。針近くでハリスが切られていた。あーヒラメだったのでは・・・。

まわりの人たちもあまり釣果があがっていない様子。右ミヨシでヒラメが上がったようだ。うらやましい。船内では船酔いの人が多くダウン気味。

結局本日の釣果は、サワラ1・アオハタ1・ガシラ2だった。

サワラは半身を刺身にして、残りを煮物とムニエルにした。驚いたのは刺身で食べるとなんと美味しいことか!臭みもまったくないうえ、脂がのって、濃い味。けっしてしつこくない。魚料理の本を見ると、刺身の王様と表現されている。まさにこの表現がピッタリだ。

ただアニサキスという寄生虫がいる可能性があるので即調理して、腹身部分を大きく削ぎ落とした。慎重な取り扱いが必要だ。刺身のときは一旦冷凍すればいいそうだ。

サワラは食卓ではけっこう身近だが、初めて味わう刺身に堪能できた。

今回も息子に釣るチャンスを作って上げれなかったのが残念だった。でも「もう船に乗るのやめとこうか?」と聞くと「また今度行く!」と逞しい答えが返ってきたので、頼もしく思えた。

いつも、食べておいしい魚、日頃なかなか出会えない魚が釣れるので、ほんとうに面白い。アジのノマセ釣りなので大物の期待がいつもある。釣れたあと、リールを巻いてその姿を見るまでの間が、期待が膨らみ、もっとも楽しい瞬間だ。

やっぱり船酔いになろうが病みつきになる釣りだ。

息子よ。次回こそリベンジを果たそうな。そしてヒラメゲットしような。
このせりふも最後にしたいな。
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一心丸に息子デビュー

2007-09-13 00:40:31 | Weblog
9月9日(日)経ヶ岬へ根魚狙い

小学1年の息子が本格的な船釣りデビュー。一心丸なら船も大きいし、キャビンもあって万一船酔いや雨に遭っても大丈夫なので、船長にお願いして息子をデビューさせた。

船は12人と多かったが、息子がいるということで艫につかせてもらった。沖に出ると台風の余波か、ウネリがけっこうある。あちこちで海面がもりあがっている。ポイントにつくと早々にして息子は「気持ち悪い・・・。」とダウン。これだけのウネリなら酔い止めも効かない。船酔いのときは体を横にするのが一番、キャビンで少し睡眠をとらせた。

今日はできれば、アコウ、ヒラメ、ブリと揃えたいと思って参戦。

最初のアタリに合わせると重さはないが、強い引き。上げると40cm超のハマチだった。けっこう丸々としていて、うれしかった。息子に竿を持たせてやれなかったのが残念。

しばらくすると曇天から雨が落ちてきた。今日は早々にバッグの中身を生簀に落としてしまって、デジカメを水没させてもいて、良くないことが重なるものだ。おまけに息子どころか自分まで船酔いで、気持ち悪くなってきた。

なかなかアタリがない。昼頃にはポイントは沖へ沖へと移り、久々のアタリは35cmのデカガシラ。膨れて腹から上がってくると「アコウか」と期待したが残念。

続いても25cmのガシラ。まわりも見渡してもあまりアタリがないようだ。

4匹目はオコゼ25cmくらい。イズカサゴというのか、赤オコゼとかオニカサゴと言われるもののようだ。

息子も復調して出てきたが、しばらくしてまたダウン。結局息子が魚を釣り上げることができず苦いデビューとなった。あー自分が一心丸でデビューしたときも船酔いだった。台風の前後というのが厳しかった。2時半に納竿で戻るときには大雨。

今度はいいコンディションのときにリベンジしような。次回はヒラメゲットしような。息子にそう言いつつ、自分にも言い聞かせていた。

全部刺身にして食べたが、オコゼがなんとも美味!
ハマチクラスだと刺身は当日がおいしいが、翌日は少し肉質が落ちていた。本を見ると60cm未満なら当日に食すべし、とあった。

息子にまた行く?と聞いてみると、「うん、行く!」と即答。さすがわが息子!船酔いくらいでへこたれていてはだめ。

船長またよろしくお願いします!
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加太の真鯛釣り

2007-09-08 00:32:35 | Weblog
8月26日(日)

加太の小嶋丸で真鯛釣り

もともと宮津経ヶ岬の一心丸でノマセ釣りの予定であったが、船長から前日に電話があり、延期になってしまったので、急遽小嶋丸に電話をして予約をした。

加太の真鯛釣りは2回目、前回は35cm1枚だったので、大きさ・枚数ともに記録を更新したかった。前回の課題であった潮の流れに翻弄されずにちゃんと底どりをすることと、仕掛の投入ごとにハリスのよれを戻して仕掛の傷みを早めないことを心がけた。

6時に最初のアタリがあった。ゴツゴツゴツと真鯛のアタリだ。ガイドに道糸がからんだときのような独特の感触だ。焦らず食い込むまでゆっくりリールを同じペースで巻き続ける。やがてググググっという下にひき込んだところを合わせる。大きいサイズには思えないが、それでも何度か絞めこんで来るアタリを楽しみながら、慎重に上げると、船長がタモを入れてくれた。35cmの真鯛だった。船中真鯛1号で気をよくした。

しばらくしてアタリが。これまた真鯛だ。今回は底どり、ゆっくりとした巻き上げ、底どりを機敏に繰り返し、手返しを早く真鯛との遭遇確率をあげていた。小さな引き込みをやり過ごして、次の引き込みを待つが、来ない。逃げられてしまった。残念。

1時間ほどしてまたアタリ。またしても真鯛とすぐにわかる。しかしかからなかった。

さらにまたまたアタリ。これも間違いなく真鯛、慎重に巻き上げ竿を立てて、仕掛をたどり、船長がタモを構えてくれたところで、惜しくもばらしてしまった。もうショック!合わせるタイミングに戸惑いが生じていて、しっかり合わせれていなかったことと、タモ入れ寸前に仕掛けがたるんでしまったことが敗因だと思う。下の方の針にかかったため、手で取りこんだ上の針を船べりのマグネットにつけようとして、すきを作ってしまった。

隣の人は手釣りで着々と真鯛をしとめて、5枚にもなっている。焦りはいけないとわかっている。焦ると仕掛けがよれてきたり、リールを巻いて誘うスピードが速くなりすぎてしまったりと、いいことは何もない。平均して1時間に1回程度の貴重なアタリだと思うと焦りが大きくなる。おまけに潮の流れが速くなり、何度もオマツリになってしまう。

手釣りの人の動きを見ていると、仕掛けの投入がはやい。道糸にビシがついていて、少々の潮の影響は受けずに、すっと仕掛けが真下に落ちていっているようだ。

前回の加太の釣りで、自分にはまったくアタリもとれなかったときにも船長が釣りつづけていたことを思い出し、まだ時間帯としても釣れるはずと落ち着いて基本の動きを確認しながら、何度も何度もリールを巻いては、落とし、巻いては落としを繰り返す。9時に待望のアタリ。本日5回目のアタリだ。しかもやはり真鯛。ゴツゴツのあとのグググで合わせた。やった。かかった!しかも引きが先ほどと違う。記録更新は間違いない。逸る気持ちを抑えながら一定のゆっくりしたペースでリールを巻く、引きが強いが竿は立てつづける、そして仕掛けを緩めないようにと心がけた。さきほどのバラシが頭をよぎるが、今度は1番上の針にかかっており、すぐにタモですくってもらった。40cmUPだ!35cmの真鯛と40cmの真鯛、たった5cm程度の差ではあるが、体高や大きさはかなり違うものだ。何とか2枚、そしてサイズアップを辛うじて達成できた。10時半に納竿となった。

振返って考えると、約6時間でアタリはたったの5回というのは難しい。しかし、アタリのすべてが真鯛であったことはよかった。4枚くらいは上げれたのではないかとかんがえてしまう。

それにしても真鯛の引きはたまらなく心地良い。この引きが病みつきになってまう。50cmUPになると一層パワーが大きくなるんだろうなあと期待に胸が膨らむ。

釣った真鯛は刺身でいただいた。3枚におろすとたしかに泳ぎコブがあった。天然の加太ブランドの真鯛。美味!

やっぱり真鯛釣りはやめられません!
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