0.ブログのタイトルについて
このブログのタイトル「平らな深み、緩やかな時間」というのは、絵画のことです。昔、神田に...
1.「シャルダン展」について
「シャルダン展 静寂の巨匠」という展覧会が、来年の1月6日まで、東京の三菱一号館美術館で開催されています。先日、ふと休日に時間が取れたので、行ってみました。ジャン・シメオン・シャル...
2.シャルダンとプルースト
「シャルダン展 静寂の巨匠」を見て、プルースト(Valentin-Louis-Georges-Eugène-Marcel Proust...
3.「桑山忠明展」、藤井博「アートプログラム青梅2012」の作品について
「桑山忠明展」(1月14日まで)を神奈川県立近代美術館・葉山館に見に行きました。ミニマリズムの作家、桑山忠明(1932 - ) の作品は、学生の頃によく見ました。その頃はメタリック...
4.『オリジナリティと反復』「序」と 田中恭子の作品について
ロザリンド・クラウス(Rosalind E. Krauss, 1941 - )はアメリカの美術評論家です。彼女はハーバード大学でクレメント・グリーンバーグ(Clement Gree...
5.メルロ=ポンティとグリーンバーグのセザンヌ論
2012年も押し詰まってきました。それで、というわけではありませんが、今年の春に開催された展覧会、発行された雑誌について覚え書きをしておきます。今年の春、国立新美術館が『セザンヌ―...
6.ジョナサン・クレーリーからリオタールまで
このブログを更新するころには、2012年から2013年になっているのかもしれません。この時期は1年間で唯一、職場が閉まる時期なので、年末年始ではありますが、自宅でパソコンに向かって...
7.DIC川村記念美術館の中西夏之展について
今日、千葉のDIC川村記念美術館に、中西夏之展を見に行きました。私の住んでいる横須賀からは...
8.「セザンヌ解釈」の続き
正月の職場の閉鎖期間も本日までです。明日からは平常出勤、本格的に仕事が始まるのは七日か...
9.透明、不透明、半透明
年末に図書館から、岡田温司(1954 - )の『半透明の美学』と言う本を借りてきました。年が明けてから、やっと読んだところです。正直に言うと、本の中心となるアリストテレス(Aris...