【白鵬、横綱の責任説く「万全で出るのが基本常識」】
「横綱・稀勢の里が6日目から休場した。前日、前頭3枚目・勢に敗れた際に左足首を負傷。全治3週間と診断され、2場所連続で本場所途中で土俵を去った。通算最多1047勝へあと5勝と迫る先輩横綱の白鵬は、万全の状態で土俵に上がるべきだと苦言。」
「初土俵から17年、大きな故障もなく、通算最多1047勝を視界にとらえた名古屋場所。先輩横綱として、白鵬が威厳を示した。朝稽古の後、稀勢の里の休場について触れた。「けがだからね。本人にしか分からない」と前置きした上で“横綱道”を説いた。
「無理して出て(休場して)ファンが喜ぶかといったら違う。万全の状態で出るのが基本であり、常識だと思います。気持ちはよく分かるけどね」。慎重に言葉を選びながらも、端々に「最高位の責任」をにじませた。
稀勢の里は出場することで横綱の責任を全うしようと考えた。完治していない左上腕部を抱えての相撲が土俵下への転落、左足首の負傷につながり、2場所続けて途中休場につながった。白鵬の考え方は違う。横綱は何度休場しても番付が落ちない特権がある。休んで体調を万全にして土俵に上がり、結果が伴わなければ潔く引退する。そんな宿命を背負っているからこそ、権威がある。大横綱の言葉には説得力があった。」
●正に、白鵬関の言葉が正解!!!流石は大横綱!!!!!