今週からようやく落ち着いて職探しが出来ます。
とりあえず今週は「面接の鬼」になりましょう。
アポはすでに取りました。
いや~、いい時代になったもんです。
家にいながらネットで職探し(笑)
パソコンがなかったら動けなかった
そんな波乱の幕開けとなった2010年であります。
まずそれは警察からの電話で始まりました。
生まれ育った地区の警察署だったので、
なんとなく言われる前からピンとは来たのですが、
内容はやはり予想通りの結果でした。
「お兄様が遺体で発見されました。」
すでに20年近く音信不通の兄の事です。
幼き頃からの確執で親の死後、
縁を切り一度も会っておりませんでした。
「そうですか」
自分でも驚くほど冷静な反応でした。
それを察したのか、
すぐに警察の方も事務的な話しになりました。
「すでに身近な方の本人確認は頂いています。
事件性はありませんでしたので、
ご遺体の引き取りを希望されないのであれば、
市の方に今後を引き継ぎますのでご了承頂けますか?」
「そうですね。もう20年近く会っておりませんし、
すでに嫁いで○○○の家の者ではないので、
嫁ぎ先に正月早々遺体を送られても困ります。
事務手続き等が必要であれば出向きますので。」
どうやら結婚もしていなかったようだ。
しかしひとつ疑問に残る事があった。
「連絡先はこちらになっていたのでしょうか?」
警察の人も申し訳なさそうに言った。
「じつはお亡くなりになったのは先月19日なのですが、
ようやくご身内の方を探せたというのが現状で・・・」
なるほどね、そりゃそうだろう。
だって私と兄は戸籍が別なのだから。
まあ幼い頃は一緒には暮らしてましたが、
両親の離婚で兄は父方、私は母方に親権が渡っており、
たしか書類上兄は父方の名字になっていた。
そんなこんなで地元の役所に行って来た。
兄はいつの間にか父方から母の名になっていた。
そして「父」はだいぶ前に亡くなっていた。
そういえば興味なかったから気にしなかったけど、
それで母の死後、実家を継いだんだっけなあ。
まあとりあえず死亡届と火葬の手配を済ませた。
しかし実家で死んでいたなら、
親戚が同じ敷地内にいるはず。
同じ敷地の実家部分は母名義であり、
それは全て兄が継いだのだから。
ところが驚いた事に兄はまったく別の場所に住んでいた。
そして唯一私がコンタクトを取っている
別の親戚に連絡をしたのだが、
これがまた大騒動を引き起こしてしまったのだ。
つづく
とりあえず今週は「面接の鬼」になりましょう。
アポはすでに取りました。
いや~、いい時代になったもんです。
家にいながらネットで職探し(笑)
パソコンがなかったら動けなかった
そんな波乱の幕開けとなった2010年であります。
まずそれは警察からの電話で始まりました。
生まれ育った地区の警察署だったので、
なんとなく言われる前からピンとは来たのですが、
内容はやはり予想通りの結果でした。
「お兄様が遺体で発見されました。」
すでに20年近く音信不通の兄の事です。
幼き頃からの確執で親の死後、
縁を切り一度も会っておりませんでした。
「そうですか」
自分でも驚くほど冷静な反応でした。
それを察したのか、
すぐに警察の方も事務的な話しになりました。
「すでに身近な方の本人確認は頂いています。
事件性はありませんでしたので、
ご遺体の引き取りを希望されないのであれば、
市の方に今後を引き継ぎますのでご了承頂けますか?」
「そうですね。もう20年近く会っておりませんし、
すでに嫁いで○○○の家の者ではないので、
嫁ぎ先に正月早々遺体を送られても困ります。
事務手続き等が必要であれば出向きますので。」
どうやら結婚もしていなかったようだ。
しかしひとつ疑問に残る事があった。
「連絡先はこちらになっていたのでしょうか?」
警察の人も申し訳なさそうに言った。
「じつはお亡くなりになったのは先月19日なのですが、
ようやくご身内の方を探せたというのが現状で・・・」
なるほどね、そりゃそうだろう。
だって私と兄は戸籍が別なのだから。
まあ幼い頃は一緒には暮らしてましたが、
両親の離婚で兄は父方、私は母方に親権が渡っており、
たしか書類上兄は父方の名字になっていた。
そんなこんなで地元の役所に行って来た。
兄はいつの間にか父方から母の名になっていた。
そして「父」はだいぶ前に亡くなっていた。
そういえば興味なかったから気にしなかったけど、
それで母の死後、実家を継いだんだっけなあ。
まあとりあえず死亡届と火葬の手配を済ませた。
しかし実家で死んでいたなら、
親戚が同じ敷地内にいるはず。
同じ敷地の実家部分は母名義であり、
それは全て兄が継いだのだから。
ところが驚いた事に兄はまったく別の場所に住んでいた。
そして唯一私がコンタクトを取っている
別の親戚に連絡をしたのだが、
これがまた大騒動を引き起こしてしまったのだ。
つづく